報道関係者各位
    プレスリリース
    2011年1月31日 13:30
    株式会社山善

    ―YAMAZENオリジナル調理家電の新商品― スイーツ作りにも便利な“たこ焼き器”登場! 『ミニ・ホットプレート(2枚プレート付)』を新発売

    株式会社山善(代表取締役社長:吉居 亨)/家庭機器営業本部(本部長:麻生 太一/以下、「当社」)では、2月1日(一部地域では1月下旬より先行販売)より、2枚プレート標準付属で“たこ焼き”はもちろん、“スイーツ”作りにも対応した『ミニ・ホットプレート(HGW-M500)』を新発売します。たこ焼き器ご愛用の多くのユーザーのお声を反映した当社ならではの一品です。 ■開発の経緯 【1】たこ焼きと関東の壁 関西のソウル・フード、「たこ焼き」。“粉モノ文化”を背景に、それを作る“たこ焼き器”も、ご家庭では“一家に一台”は普及しているといわれるくらい、関西では定番の調理器具です。 しかし、そんな“たこ焼き器”も、自宅でたこ焼きを作る習慣がない地域では、途端に“マイナー”になります。このため、関西圏以外では、これまでなかなか売れ行きが伸びない商品でしたが、リーマン・ショック以降、いわゆる“巣ごもり”傾向の広がりを受けて、コンパクトで、価格も安く、手軽にご家族で楽しみながら作れるという理由から、特に関東地区への出荷が伸びるようになってきました。 【2】ベビーカステラと砂糖の壁 一方、こういった普及拡大にともない、ご購入いただいたお客様から“生地の焦げ”に関連して、温度設定やプレートの手入れ方法など、これまでとは違ったお問い合わせをいただくようになりました。当初は“たこ焼き”作りに不慣れなことが原因と考えておりましたが、ご意見を集約するにつれ、関東地区では、“たこ焼き”よりも“ベビーカステラ(お菓子)”を作るお客様が多いのではないかとの結論に至りました。 たこ焼きにとどまらず、調理のバリエーションを広げていただくことは大変ありがたいことですが、どうもこのお菓子作りが簡単ではないということが判りました。原因は、お菓子に欠かせない“砂糖”でした。 【3】たこ焼きとベビーカステラの壁 砂糖の元素は“C-H-O”で構成されており、燃焼することで“H”と“O”が分離して“C”だけが残る、つまり“焦げる”という特性があります。このため、高火力のたこ焼き器でお菓子の生地を焼くと、時間的に中身をトッピングする余裕がなく、手馴れていないと生地の表面が焦げてしまう現象が発生します。 これを解消するためには、温度調節機能を付けるか、単純に火力を下げるかの方法がありますが、前者の場合では価格が高くなること、後者の場合では元々の“たこ焼き器”としての機能が果たせなくなることがネックとなります。外がパリパリのたこ焼きを作るために、ある程度の火力を確保しながら、お菓子もうまく作れるようにするためにはプレートの温度設定(バランス)が重要となります。 こういった経緯のもと、火力(消費電力)設定+電熱線とプレートの素材や位置について、繰り返し実験を行った結果、ようやく“お菓子”にも“たこ焼き”にも対応できる商品になりました。 ■商品の特徴 ◆シンプルな作りながら、お菓子作りにも対応。「たこ焼きプレート」だけでなく、「平面プレート」を付けて、単なる“お菓子作り”から“スイーツ作り”の調理器具へと進化させました。ホットケーキはもちろん、クレープやガレットも楽しめます。 ◆もちろん、平面プレートとしての役割も忘れずに、縁の高さを約3cmにして、コンパクトに“目玉焼き”なども作れるようにしています。 ◆お客様からもっとも要望の多かったプレートの着脱を、たこ焼きプレート、平面プレートどちらも可能にしました。お手入れラクラクで清潔です。 機種名:HGW-M500(W) 本体サイズ    :幅:250×奥行:290×高さ:80mm 商品重量     :たこ焼きプレート時 1.2kg           平面プレート時   0.85kg 消費電力     :500W 平面プレートサイズ:直径 約20cm たこ焼きプレート :穴1個の直径 約4cm/18個 価格       :オープン ■簡単レシピのご紹介 チョコ入りベビーカステラとイチゴのデザート <材料> ホットケーキミックス 150g 卵          1個 牛乳         150ml チョコレート     5mm角に刻んでおく いちご        1パック ホイップクリーム   適量 チョコレートシロップ 適量 <作り方> (1)上記材料を混ぜてダマにならないようなめらかにする。 (2)たこ焼き器の電源を入れ約2分予熱する。予熱後サラダ油を薄く引く。 (3)生地を穴の4分目まで入れる(溢れないように注意)。   *トッピングに悩んで時間がかかるようでしたら生地を入れたあと    一旦電源OFFにすると焦げにくくなります。 (4)生地の表面が乾いてきたら刻んだチョコレートを中心に入れる。   *(3)で電源をOFFにした時にはトッピング後に電源をONにして下さい。 (5)チョコレートを入れ終わったら穴の6分目まで生地を入れる。 (6)表面にプツプツ穴が出来てきたら竹串でひっくりかえす。 (7)まんべんなく焼き色が付いたら竹串を使って取り出す。 (8)カットしたイチゴと完成したベビーカステラとホイップクリームを   お皿もしくはグラスに盛り付け、チョコシロップをかけてできあがり。 <株式会社山善 会社概要> ◆社名(商号) : 株式会社山善(やまぜん) ◆本社所在地 : 大阪市西区立売堀2丁目3番16号 ◆代表者   : 代表取締役社長 吉居 亨(よしい とおる) ◆設立日   : 昭和22年(1947年)5月30日 ◆資本金   : 7,909百万円(2010年3月31日現在) ◆売上高   : 241,410百万円(2010年3月期/連結) ◆株式上場  : 東京・大阪株式市場第一部上場 ◆業種・業態 : 生産財と消費財の専門商社~工作機械、工場設備機器、          機械工具、住宅設備機器、家庭用品・機器等の販売 ◆従業員数  : 2,070名(2010年3月31日現在/連結) ◆ホームページ: http://www.yamazen.co.jp/ ※当リリースにて掲載されている内容は、発表日現在の情報等に基づいております。閲覧いただいている時点では、その内容が異なっている場合がありますので、予めご了承下さい。