報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年10月2日 06:30
    あさ出版

    【売れすぎてテレビCMを止めた!? 沖縄の小さなぜんざい屋に学ぶ経営哲学】『変わらないために変わり続ける』2026年10月14日発売

    ガレッジセール「ゴリさん」、一風堂創業者 「河原成美さん」、琉球ゴールデンキングス ファウンダー「大塚泰造さん」推薦!

    株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は大嶺隆著『変わらないために変わり続ける』 https://www.asa21.com/book/b676129.html を2026年10月14日(水)に発売いたします。

    沖縄の小さなぜんざい屋に人が集まる理由

    沖縄のぜんざいは冷たい!? 甘く煮た豆と餅に氷をかけた「氷ぜんざい」を求めて、県外、時には海外からも人々が訪れる「ぜんざいの富士家」。この「冷たいぜんざい」を食べに来る人々のもう一つの目的は、常に「楽しむ」ことをモットーにしている著者(イコール社長)に会いに来ること。

    1991年、自宅屋上のプレハブで始めた「ぜんざいの富士家」は、今年で創業35年。東京進出の失敗、会社の安定とともに生まれた慢心、仲間との意識のずれを乗り越え、沖縄県内のスーパーやコンビニに商品が並ぶ事業へと成長しました。

    本書では、その歩みを振り返りながら、創業時のワクワク感と仲間との連帯感を守るために、売り方や組織、自分自身をどう変えてきたのかを紹介します。商売を続ける難しさと面白さが詰まった、小さなお店の経営哲学。事業の転機に立つ経営者や、新たな一歩を踏み出したい方の背中を押す一冊です。


    ※以下本書より抜粋要約

    小さなぜんざい屋の、ちょっと長い夏の話。

    沖縄で「ぜんざい」というと、甘い煮豆と餅に氷をかけて食べる氷ぜんざいのことだ。
    氷ぜんざいは、沖縄県民にとって、昔から身近なおやつである。

    そんな氷ぜんざいが、電話1本で家に届いたら、うれしくないか?
    ただの思いつきから、6か月限定のデリバリーぜんざいを始めた。
    深い思いはまったくなかった。
    「絶対にやってみたい」「なんか面白そう」
    あったのは、ちょっとしたワクワク感と、根拠のない自信だけ。
    それでも、その一歩を踏み出したことで、人生は大きく変わっていった。

    資金もなく、コネもない。才能を感じたことなんて、ただの一度もない。
    なのに気がついたら、屋上から始めたデリバリーぜんざい屋は、「富士家」という沖縄ぜんざいの代表的な店となり、沖縄のスーパー、コンビニに商品が並ぶ卸の会社となって、今年で創業35周年を迎えた。

    沖縄で売れたぜんざいが、東京では売れなかった

    沖縄を訪れた東京のお客さんにも、富士家のぜんざいは好評だった。だから、東京でも売れると思っていた。

    「富士家、東京初上陸」。新聞社やテレビ局も取材に来た。なんかもう、成功した気分になっていた。沖縄の屋台販売と同じように、やれば売れると思っていた。でも、東京と沖縄では、勝手がまったく違った。

    沖縄では、ぜんざいはスーパーでフラッと買って帰って食べる気軽なおやつだけど、銀座に来る人たちは「一日がかりのイベント」として買い物に来ている。家に帰ってゆっくり食べたいと言われても、冷凍保存に対応するようにはつくられてはいない。完全にニーズを外していた。そう気づいた時には、もう遅かった。

    結局、1年で東京からは撤退した。でもこの挑戦の何もかもが悪かったとは考えていない。この挑戦があったからわかったことがたくさんある。

    考えて考えて何もやらないよりは、何も考えずにやったほうがいい。

    こんな無謀な挑戦ができるのは若さゆえで、今だったらこんな無鉄砲な挑戦はできない。損をしないように考え、もっと意図的に修正しながら挑戦をする。

    若いからできることがある。

    「どれくらい後で召し上がりますか?」のひと言を、コンビニでも

    富士家の氷ぜんざいを、コンビニに置いてもらいたい。

     どうにかして沖縄ファミリーマートの糸数剛一会長に会いたいと考えた私は、先輩に頼み込み、「模合」で会えそうだと聞き、訪ねることにした。「模合」とは、交流を目的として月1回集う、沖縄独特の文化だ。糸数会長に何をどう伝えれば、コンビニに商品を置いてもらえるか、作戦を練りに練った。一番やりたかったのは、レジで次のひと言を店員さんに言ってもらうことだ。

     「どれくらい後で召し上がりますか?」

    富士家が長年やってきた、氷の硬さを調整するサービスを、コンビニのレジでワンオペでやってもらうのだ。

    糸数会長に、その場で氷ぜんざいを食べてもらいながら、「どれくらい後で召し上がりますか?」というサービスの内容を一生懸命説明した。すると、夜にもかかわらず、糸数会長はその場ですぐに部下に連絡を入れ、氷ぜんざいとサービスの内容を説明し、打ち合わせの段取りをつけてくれたのだ。

    正直、ここまですんなり話が進むなんて思ってはいなかった。でも、間違いなく自分で意図的に考え、意図的に動いたことで掴めたチャンス。そこには、若い時の情熱だけで動いていた営業とはまた違う、商売の面白さがあった。


    書籍情報

    書影
    書影

    タイトル:変わらないために 変わり続ける

    著者:大嶺隆 
    ページ数:192ページ
    価格:1,694円(10%税込)
    奥付発行日:2026年10月25日  
    ISBN :978-4-86667-845-0
    https://www.asa21.com/book/b676129.html

    Amazon: https://link.amazon/B00aTkLPx
    楽天: https://books.rakuten.co.jp/rb/18765140/
    ※価格は発売時点の予定価格です。変更となる場合があります。

    目次

    第1章 人生は、楽しむためにある
    第2章 もっと自由にはみ出していい
    第3章 片手にロマン。片手にソロバン
    第4章 神様はやっぱり明るいほうへ微笑む
    第5章 中年も大志を抱け

    プロフィール

    大嶺隆(おおみね・たかし)氏
    大嶺隆(おおみね・たかし)氏

    大嶺隆(おおみね・たかし)

    有限会社富士家 代表取締役。沖縄サーフィン連盟 理事。
    1966年10月11日、沖縄県那覇市生まれ。県立那覇高校卒業後、コピーライターを志し東京デザイナー学院へ新聞奨学生として入学するも中退。1991年、自宅屋上のプレハブでサーファー仲間と氷ぜんざいデリバリー専門の「ぜんざいの富士家」を創業。デリバリーから始め、沖縄県内のスーパーやコンビニで販売される商品へと成長させた。飲食、介護、不動産事業を展開する傍ら、高校1年から始めたサーフィンに今もなお魅せられ、国内外へ波を求め続けている。2017年からはサーファー仲間による音楽ユニット「島バナナーズ」として県内外のフェスやイベントにも出演。現在は沖縄と東京の2拠点生活を送り、複数の事業と仲間が支え合う「カタマラン(双胴船)のような会社」を目指している。「遊びながら仕事しよう」を人生のテーマに、人生そのものを楽しみながら挑戦を続けている。