報道関係者各位
    プレスリリース
    2019年5月10日 10:30
    近畿日本鉄道株式会社

    道明寺線の橋梁に「土木学会選奨土木遺産」認定証が授与されました

     近鉄では、道明寺線(道明寺駅~柏原駅)の4つの橋梁が「近鉄道明寺線鉄道構造物群」として「土木学会選奨土木遺産」に認定され、2019年5月9日(木)に公益社団法人土木学会関西支部により認定証が授与されました。

     道明寺線は1898(明治31)年に開業した近鉄最古の路線であり、昨年開業120周年を迎えました。今回認定を受けた近鉄道明寺線鉄道構造物群は、その開業時に築造された明治時代の橋梁であり、築造から120年以上経過した令和の時代においても、現役の鉄道橋として使用されています。今後も厳正な維持管理を行い安全運行に努めてまいります。

     詳細は以下のとおりです。


    1.認定を受けた構造物
      「近鉄道明寺線鉄道構造物群」
        第1号溝橋  :橋長   1.8m
        第2号溝橋  :橋長   1.8m
        奈良街道陸橋 :橋長   9.1m
        大和川橋梁    :橋長 216.4m

    2.授与式
     【1】日時 2019年5月9日(木)
     【2】会場 建設交流館(大阪市西区)

    3.歴史 
      1898(明治31)年3月24日 河陽鉄道により柏原~古市間が開業、
                       「近鉄道明寺線鉄道構造物群」が供用開始
      1899(明治32)年5月11日   河南鉄道が河陽鉄道の路線を承継
      1919(大正 8)年3月 8日   河南鉄道が大阪鉄道に社名変更
      1943(昭和18)年2月 1日   関西急行鉄道が大阪鉄道を合併
      1944(昭和19)年6月 1日   関西急行鉄道が近畿日本鉄道に社名変更
                                     (以 上)