報道関係者各位
    プレスリリース
    2019年5月9日 10:00
    星野リゾート

    星のや竹富島 「種子取祭」にまつわるオリジナルプログラムを開催 国指定重要無形民俗文化財に親しむ 期間:2019年10月1日〜23日

    沖縄県・竹富島にある滞在型リゾート「星のや竹富島」は、国の重要無形民俗文化財に指定されている竹富島最大の祭事「種子取祭(タナドゥイ)」にまつわるオリジナルプログラムを2019年10月1日から23日まで開催します。竹富島は、独特の文化が色濃く残る島です。奉納芸能や伝統食など、島の方々が守り受け継いできた文化を宿泊しながら体験できるプログラムを多数用意しています。

    竹富島の種子取祭とは

    竹富島の種子取祭(タナドゥイ)は、約600年の伝統があると言われており、国の「重要無形民俗文化財」の指定を受けています。毎年、旧暦9月の庚寅、辛卯の2日間を中心に80余りの伝統芸能が神々に奉納されます。

    竹富島には「かしくさや うつぐみどまさる」(一致協力することが何よりも大切である)という言葉があり、島人の考え方の基本となっています。種子取祭には島を離れた人々も里帰りして祭りに参加し、大勢の人で島は祭り一色になります。(引用:竹富町ホームページ)

    種子取祭のスケジュール

    日付(2019年)
    祭事
    内容
    1日目(10月14日)
    トゥルッキ
    奉納芸能の練習日、芸能の配役を正式に決める日
    2~4日目(10月15日~17日)
    祭りの準備
    芸能の練習日、料理の仕込み
    5日目(10月18日)
    祈願・幕舎張り
    神司による祈願、舞台の幕舎張り
    6日目(10月19日)
    ンガソージ
    イイヤチカミの儀式、奉納芸能の仕込み
    7日目(10月20日)
    奉納芸能 初日
    玻座間村(はざまむら)の奉納芸能、世乞い(ユークイ)
    8日目(10月21日)
    奉納芸能 2日目
    仲筋村(なかすじむら)の奉納芸能
    9日目(10月22日)
    支払い議会
    後片付け、決算
    10日目(10月23日)
    ムヌン
    心身を休める日

    種子取祭と星のや竹富島

    星のや竹富島は、島に根付き共生する文化リゾートとして、 2012年の開業以来、島の方々に協力頂き、島の伝統文化に触れるプログラムを提供しています。種子取祭の時期は、奉納芸能鑑賞ツアーや祭りの伝統食を食べる体験を開催し、より多くの方に種子取祭を知って頂くことを目指しています。

    また、竹富島では観光業の発展に伴い、かつて主産業だった農業があまり行われなくなり、種子取祭に欠かせない供え物「粟」の栽培が一時途絶えていました。祭事に使う竹富島産の粟を復活させるため、当施設では、2017年より施設内の畑で粟を育て始めました。施設で育てた粟は、昨年初めて島に奉納し、今年も引き続き行う予定です。

    奉納芸能の2日間に開催するプログラム(期間:2019年10月20日・21日)

    <奉納芸能鑑賞ツアー>

    種子取祭では、五穀豊穣を願い2日間で80余りの芸能が奉納されます。この奉納芸能の一部を鑑賞するツアーを開催します。島特有の伝統文化を守り続ける島の方々の想いや一体感が感じられます。種子取祭に詳しいスタッフが会場で、奉納芸能の説明や祭りについてガイドします。

    ■期間:2019年10月20日・21日

    ■料金:4,500円(税・サービス料別)*お弁当等含む

    ■時間:1便 8:15、2便 8:30

    ■場所:世持御嶽(ユームチオン)

    ■定員:16名

    ■予約:前日21:00までに予約

     

    <世乞い(ユークイ)体験ツアー>

    世乞いとは、唄を謡いながら集落内の家々を訪れて豊穣を祈願する儀式で、旅行者が島の人々と一緒になり参加できる唯一の祭事です。奉納芸能の1日目の夜、島の方々の家を伺い、「ピンダコ」と呼ばれるニンニクとタコの和え物、塩と泡盛を頂きます。本プログラムでは、世乞いが初めての方でも気軽に参加できるよう、世乞いで謡う唄を練習してから出発します。

    ■期間:2019年10月20日

    ■料金:2,000円(税・サービス料別)

    ■時間:17:00集合

    ■場所:東集落

    ■定員:16名

    ■予約:前日21:00までに予約 

    種子取祭を体感できるプログラム(期間:2019年10月1日~23日)

    <てーどぅんばなし(竹富話)>

    種子取祭と竹富島の写真と共に、祭りや島の文化、歴史についてスタッフが紹介します。島の方々の種子取祭にかける想いや一致団結する様子が伺え、種子取祭をより深く知ることができます。

    ■料金:無料

    ■時間:20:15〜20:45

    ■場所:ゆんたくラウンジ

     

    <種子取祭朝食>

    種子取祭に欠かせない粟を身近に感じられる、期間限定の朝食です。粟と麦の五穀米や粟味噌のアンダンスー(油味噌)、粟入り麩を使った味噌汁など、粟を中心とした五穀豊穣や子孫繁栄の縁起物を含む種子取祭にまつわる料理を提供します。

    ■料金:3,500円(税・サービス料別)

    ■時間:7:00~10:30

    ■場所:ダイニング

     

    <ピンダコ食べ比べ晩酌>

    世乞いにて各家庭で振舞われるピンダコには、その家庭ならではの食材の切り方や味付けがあります。星のや竹富島では、毎年家でピンダコを振舞っている3人のおばあ*からスタッフが作り方を教わり、各家庭のピンダコを作ります。本来、島の家庭でしか味わえないピンダコを、食べ比べながら泡盛と共に客室で楽しめます。

    *島では、ご年配者のことを「おばあ」「おじい」と呼んでいます。

    ■料金:1,250円(税・サービス料別)

    ■時間:17:20~20:20

    ■場所:客室


    <種子取祭散策>

    施設内の畑を散策しながら、スタッフから種子取祭にまつわる話を聞きます。種子取祭に欠かせない「粟」と「ニンニク」。島の産業が農業から観光業に変わった現在、島でこれらを育てる方はほとんどいなくなりました。当施設では、島の伝統を守るために、島のおじいに教わりながら施設内の畑で粟やニンニクを育てています。粟やニンニクを実際に見ながら話を聞くことで、種子取祭をさらに身近に感じることができます。

    ■料金:無料

    ■時間:9:15~9:45

    ■場所:ゆんたくラウンジ集合

     

    <島のひととき~イイヤチ~>

    ゆんたくラウンジにて沖縄のおやつを振る舞う「島のひととき」。種子取祭の時期は、島の伝統食「イイヤチ」を提供します。イイヤチとは、もち米・粟・小豆を炊いて練ったお供え物のことで、祭事のときに食べられています。ほんのりと甘く、優しい味のお餅です。

    ■料金:無料

    ■時間:14:00~16:00

    ■場所:ゆんたくラウンジ


    星のや竹富島

    竹富島の東に位置する琉球赤瓦の集落「星のや竹富島」。約2万坪の敷地には、島内の家々と同じように「竹富島景観形成マニュアル」に従い、伝統を尊重して建てた戸建の客室、白砂の路地、プール、見晴台などがあり、小さな集落が構成されています。

    所在地 :〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富

    電話    :0570-073-066(星のや総合予約)

    客室数 :48室・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00

    料金    :1泊75,000円~(1室あたり、税・サービス料別、食事別)

                 *通常予約は2泊より

    アクセス:石垣港よりフェリーで約10分 竹富港より送迎有

    URL    :https://hoshinoya.com/