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    2026年10月21日 07:15
    あさ出版

    『不正解を選べ AIで仕事がなくならない人の「選択の哲学」』2026年11月11日(水)発売

    AIに仕事を奪われるのは、「正解」を追い続ける人だった!?

    株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は長倉顕太著『不正解を選べ AIで仕事がなくならない人の「選択の哲学」』 https://www.asa21.com/book/b679693.html を2026年11月11日(水)に発売いたします。

    AI時代、問われるのは「何を知っているか」ではなく「何を選ぶか」

    20万部突破 『移動する人はうまくいく』(すばる舎)著者 最新刊。

    AIの進化によって、かつては知識や経験を積まなければ得られなかった「正解」が、誰でも無料で手に入る時代になりました。しかし、誰もが同じ正解を選べば、そこには競争が生まれ、正解そのものの価値は失われていきます。本書でいう「不正解」とは、間違いや失敗のことではありません。「みんなが選ばない選択」のことです。

    正解があふれる時代だからこそ、そこに新たな価値が生まれると著者は説きます。編集者・プロデューサーとして累計1100万部超の書籍を手がけ、自身もベストセラー作家として活躍する長倉顕太氏が、ソクラテスやカント、ニーチェなどの哲学者の思想に加え、心理学や経済学の研究、著名経営者の実例などを交えながら、自分の頭で考え、人生を選び取るための方法を解説します。


    ※以下本書より抜粋要約

    正解のある仕事から、AIに奪われていく

    2013年、オックスフォード大学のカール・ベネディクト・フレイとマイケル・オズボーンが、「雇用の未来」という論文を発表した。日本でも、野村総合研究所がオズボーンらと共同研究を行い、日本の労働人口の約49%が就く職業は技術的に代替可能、と試算された。ルール化しやすいタスクほど消える可能性が高い。手順が決まっている仕事、マニュアルに書ける仕事、つまり正解のある仕事から消えていく。資格とは知識がルール化されている証明であり、ルール化された道こそ、機械が最初に通れる道なのだ。逆に残るとされたのは、創造性が求められる仕事、他者との協調や交渉が必要な仕事、つまり正解のない仕事だ。作業は消えて、選択が残る。だから、キャリアの問いはこう変わる。自分の一日のうち、選んでいる時間は何割あるか、だ。

    約75%の人が「明らかな間違い」にも同調する

    アメリカの社会心理学者ソロモン・アッシュが1950年代初頭に行ったのが、有名な「同調実験」だ。カードに描かれた1本の線を見せて、別のカードの3本の線の中から、同じ長さのものを選ばせる。答えは誰の目にも明らかで、1人で答えさせると、正答率は99%を超える。ただし、この実験には仕掛けがある。本物の被験者は1人だけ。残りは、全員サクラだ。そしてサクラたちは、途中から、口を揃えて明らかに間違った答えを言い始める。結果は、被験者の約75%が、少なくとも1回は、サクラの間違った答えに同調した。 全体では、およそ3回に1回の割合で、人は自分の目より多数派を選んだ。最後まで一度も流されず、自分の目を信じ抜いた人は、たった25%だった。

    迷ったら、コインを投げろ

    シカゴ大学の経済学者スティーヴン・レヴィットは、人生の大きな決断を前に身動きが取れなくなった人を集め、本人の代わりにコイントスで決めるというサイトを開設した。表が出たら方向転換、裏が出たら現状維持。約2万人が参加し、その半年後まで追跡調査された。結論は、はっきりしていた。大きな決断で「変化」を選んだ人たちのほうが、半年後の幸福度が高かったのである。レヴィットの導いた教訓はこうだ。人間は、現状維持に寄りすぎている。コインを投げたくなるほど迷っているなら、変化を選んだほうが、平均的には幸せになれる、と。五分五分の迷いとは、実はもう答えが出ている状態なのである。変化の側は、現状維持へ引っ張るあの強い力を相手にして、なお五分まで持ち込んでいるのだから。コインは、決めるための道具ではない。アナタの本音を引きずり出すための道具である。

    戻れる不正解から、順番に選べ

    Amazon創業者のジェフ・ベゾスが、2015年の株主への手紙に書いた話である。決定には、2種類ある。ひとつは、元に戻せない決定(タイプ1)。一方通行のドアだ。だが、ほとんどの決定はあとから変更でき、元に戻せる(タイプ2)。タイプ2は、素早く決めるべきである。戻れるのに、戻れないつもりで固まっている。副業を試す。住む場所を変える。全部、気に入らなければ戻れる決定である。その一方で、本当に戻れないものを見逃してしまう。立ち尽くしている間に流れていく時間そのもの。時間だけは、正真正銘のタイプ1、一方通行のドアなのだ。  だから、不正解の選び方の最終形は、こうなる。不正解に、階段をつけろ。そして、戻れる不正解から、順番に選べ。期限と撤退線を先に決めて、ドアをくぐる。戻れる不正解は、タイプ2だ。小さな不正解を数こなすうちに、選ぶ筋肉が育っていく。


    書籍情報

    書影
    書影

    タイトル:不正解を選べ AIで仕事がなくならない人の「選択の哲学」

    著者:長倉顕太
    ページ数:240ページ
    価格:1,760円(10%税込)
    奥付発行日: 2026年11月16日
    ISBN: 978-4-86667-864-1

    Amazon: https://link.amazon/B06n7ZEay
    楽天: https://books.rakuten.co.jp/rb/18834823/

    ※価格は発売時点の予定価格です。変更となる場合があります。

    目次

    Chapter 1 正解は、AIがタダで配る時代になった
    Chapter 2 その「正解」は、誰が決めたのか―正解とは盗みである
    Chapter 3 不正解の選び方―不安は、自由のめまいだ
    Chapter 4 不正解を選んだあとの技術―破壊の情熱は、創造の情熱だ
    Chapter 5 不正解だけが、「いま」を面白くする

    プロフィール

    長倉 顕太(ながくら けんた) 氏 Portrait by THE PORTRAITS
    長倉 顕太(ながくら けんた) 氏 Portrait by THE PORTRAITS

    長倉 顕太(ながくら けんた)

    作家・プロデューサー・編集者
    1973年、東京生まれ。学習院大学卒業後、職を転々としたあと28歳の時に出版社に転職し、編集者としてベストセラーを連発。手がけた書籍は1100万部を超える。独立後は米国と日本を拠点に活動。著者としてシリーズ累計35万部の『移動する人はうまくいく』『本を読む人はうまくいく』(いずれも、すばる舎)をはじめ、『論理的に考える』(共著)、『豊かな人だけが知っていること』(いずれも、あさ出版)、『親は100%間違っている』(光文社)、『人生は28歳までに決まる!』(イースト・プレス)、『誰にも何にも期待しない』(ソシム)など著書多数。プロデューサーとしても、スタンフォード・オンライン高校校長の星友啓氏、苫米地英人氏、井上裕之氏、出口汪氏らを手掛ける。「会えるベストセラー作家」として、読者と直接交流する機会を数多く設けているほか、学校での講演活動も積極的に行っている。最新情報はInstagram、X、noteなど各種SNSで発信中。