報道関係者各位
    プレスリリース
    2010年10月1日 12:00
    株式会社オーク情報システム

    マスターキーのあるファイル暗号化ソフト「CyberCrypt」がWindows7に対応  新バージョン「CyberCrypt Ver.3.0」を発売開始

    株式会社オーク情報システム(本店:東京都墨田区、代表取締役社長:金井 章男)は、マスターキーのあるファイル暗号化ソフト「CyberCrypt」の新バージョン「CyberCrypt Ver.3.0」(以下「Ver.3.0」)を発表し、本日より発売を開始しました。

    今回発売する「Ver.3.0」では、対象OSにMicrosoftのWindows7(32bit版)とWindowsServer 2008 R2(64bit版)が加わり、より幅広い機器のファイル暗号化に対応可能となりました。


    【「CyberCrypt」について】
    「CyberCrypt」は、ファイル単位の暗号化機能を持つ暗号化ソフトです。単一のファイル指定によるファイル単位の暗号化・復号だけでなく、指定したフォルダ内の全ファイルを一括してファイル単位に暗号化・復号することが可能です。任意のフォルダを自動暗号化フォルダとして指定すれば、そのフォルダに格納されるすべてのファイルを自動的に暗号化することもできます。
    自己復号型ファイルの生成も可能ですので、「CyberCrypt」を導入していない外部組織に情報を送付する際にも機密性を保つことができます。

    従来のファイル暗号化ソフトは暗号鍵と復号鍵をペアで1つしか持たないため、多数の鍵を管理しないと「従業員が暗号化した内容を監査できない」「暗号化した情報を緊急に使いたいが担当者が不在で使えない」といった問題をひきおこす可能性がありました。「CyberCrypt」は、暗号化方式の利用を阻害していたこれらの障害を、マスターキーという概念で解決します。

    「CyberCrypt」では、通常利用する機密情報の暗号化と復号には、一般の暗号化ソフトと同様に関係者のみが共有する秘密鍵を使用します。一方、社内監査人は、「CyberCrypt」が提供する企業マスターキー(企業に1つだけ提供される鍵)を使って、従業員が暗号化したすべての情報を復号して内容を監査することができます。したがって、情報が暗号化されてネットワーク経由で漏えいした場合であっても、通信データの記録さえとっておけば、いつでも復号して調査し、漏えい者の特定を行うことができます。
    また、所属長は、所属の従業員が暗号化したすべての情報を所属マスターキーで復号することができ、暗号化された情報を緊急に利用しなければならないが担当者が不在といった場合にも迅速に対応することができます。

    ■主な特長
    ・企業マスターキーで従業員が暗号化した全ての情報を復号
    ・所属マスターキーで所属の従業員が暗号化した全ての情報を復号
    ・ファイル単位でのファイル暗号化・復号処理
    ・個人専用鍵で個人用の機密情報を暗号化
    ・グループ共用鍵でグループ用の機密情報を暗号化
    ・社外との機密情報のやり取りに便利な、パスフレーズの指定だけで自動復号する暗号化ファイルの生成
    ・マウスによる簡単な操作の鍵利用
    ・厳重な鍵管理

    なお、オプションの「CyberCryptPlus」を用いると、ファイル単位での暗号化に加え、フォルダ・ドライブ単位のデバイス暗号化を行うことができるようになります。デバイス暗号化してもWindowsアプリケーションでの読み書きは通常のとおり行えますので、利用者は意識することなく記憶媒体をセキュアな状態に保つことができます。パソコンの内蔵ディスクにある任意のフォルダや、USBメモリなどの外部媒体をデバイス暗号化することによって、万一パソコンの盗難やUSBメモリの紛失が発生した場合にも機密情報の漏えいを防止します。

    ■価格(税別)
    [CyberCrypt Ver.3.0]
    (1)メディア標準単価
    ・CyberCryptメディアパッケージ4枚組
    (企業用メディア:正副2枚、所属用メディア:1枚、一般用メディア:1枚)
    15,000円
    ・追加メディア1枚
    6,000円

    (2)ライセンス標準単価
    初期ライセンス(50ライセンス)
    200,000円~

    [CyberCrypt Plus Ver.3.0]
    (1)メディア標準単価
    CyberCryptPlus用メディア(1枚)
    6,000円

    (2)ライセンス標準単価
    初期ライセンス(50ライセンス)
    150,000円~

    ◆CyberCrypt Ver.3.0 発売開始日
    2010年10月1日(金)

    ■製品紹介WEBサイト
    オーク情報システム「CyberCrypt」WEBサイト
    http://www.oakis.co.jp/CyberCrypt/


    【株式会社オーク情報システム 会社概要】
    商号    : 株式会社オーク情報システム
    代表者   : 代表取締役社長 金井 章男
    本店所在地 : 東京都墨田区堤通1-19-9
            リバーサイド隅田セントラルタワー13階
    設立    : 昭和61(1986)年1月27日
    主な事業内容: コンピュータソフトウェアの開発、販売及び賃貸
    資本金   : 4,500万円(株式会社大林組全額出資)
    URL     : http://www.oakis.co.jp/


    ・CyberCryptは株式会社オーク情報システムの登録商標です。
    ・Microsoft、Windows、Windows 7、WindowsServer 2008 R2は、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。