報道関係者各位
    プレスリリース
    2004年4月7日 09:30
    フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社

    「組織の目標を知っている社員は半数以下」米国での会社員を対象とするアンケート調査結果

    報道関係者各位
    プレスリリース                      2004年4月7日
                   フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社

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       『組織の目標を知っている・コミットしている社員は半数以下』
                  米国での調査結果
        http://www.franklincovey.co.jp/company/press_info.html
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    米国フランクリン・コヴィー社による発表では、組織の目標を知っている、
    またはコミットしている社員は、全体の半数以下に過ぎないと言うことが明ら
    かになりました。

    社員やチームが、組織の重要な戦略的目標に対し、どの程度明確にフォーカス
    しているか?またその目標に基づく行動をどの程度とっているか?
    フランクリン・コヴィー社は、全米12,182名の会社員を対象とするアンケート
    調査を実施しました。


    ■組織にとっての最重要目標を知っている社員は半数以下

    ・「自分の組織には明確な戦略的方向性がある」
      と答えた人は48%
      また、その理由まで理解していると答えた人は37%に過ぎませんでした。

    ・「組織は自分に対し、組織の最重要目標を明確に示してくれている」
      と答えた人は44%に過ぎませんでした。

    ・「組織の目標達成のために自分ができることは何か、明確に理解している」
      と答えた人は54%に過ぎませんでした。

    ■組織の掲げる最重要目標に関与している社員は半数以下

    ・「チームの目標をもとに、一人ひとりの作業目標が決められている」
      と答えた人は48%に過ぎませんでした。

    ・「毎週、チームの最重要目標に沿って自分のするべきことを列挙し、それら
     を予定に組み込む時間をとっている」
      と答えた人は32%に過ぎませんでした。

    ・「チーム単位で計画を立てることで、一人ひとりに明確な課題が与えられる」
      と答えた人は38%に過ぎませんでした。

    ■「組織の目標を実行するためには、大きな障害を克服しなければならない」
      と答えた社員は半数以上

    ・「チームのシステムやプロセスは、チームの目標達成に寄与するよう
     アライメントされている」
      と答えた人は38%に過ぎませんでした。

    ・「チームの目標を、上級管理職は積極的にサポートしてくれている」
      と答えた人は15%に過ぎませんでした。

    ・最重要の作業目標の達成を阻む最大の壁をあげるよう質問したところ、以下
     の回答が多く挙げられました(25%以上の人々が挙げた項目)。
      (1)過剰な仕事量…31%
        例:やるべきことが多すぎる、優先事項をこなしきれない
      (2)資源不足…30%
        例:予算不足、人員不足、ツール不足、サポート不足
      (3)仕事の優先順位が不明確である、または変動する…27%
        例:他の人の緊急要件に対応しなければならない、相反する要求、
          突然プロジェクトが降ってくる
      (4)政治的問題…26%
        例:縄張り争い、ライバル、えこひいき、性格の衝突)
      (5)認知、報酬が不足している…26%
        例:貢献が認められない、賃金が不公平、報酬がパフォーマンスに
          見合っていない

    ■「組織の目標を達成するために協力して仕事をしている」
      と答えた社員は半数以下

    ・「自分のチームは他のチームと協力していることで、常により良い結果を出
     している」
      と答えた人は、31%に過ぎませんでした。

    ・「自分の組織では、各チームの目標を達成するために、チーム同士が積極的
     に協力している」
      と答えた人は、28%に過ぎませんでした。

    ・「チーム内のメンバーが互いに足を引っ張り合うことはない」
      と答えた人は、37%に過ぎませんでした。

    ■組織の目標達成にあたり、互いの仕事に対し責任を持つ人は半数以下

    ・「チームの掲げる目標についての実行状況を、チームメンバーは互いに報告
     し合っている」
      と答えた人は、41%に過ぎませんでした。

    ・「月に1回以上マネージャーとミーティングの場を持ち、自分の掲げる目標
     についての実行状況を報告する」
      と答えた人は、26%に過ぎませんでした。

    ・「チームに与えられる報奨や結果は、明確にパフォーマンスに基づいている」
      と答えた人は、30%に過ぎませんでした。


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    フランクリン・コヴィー社の副会長であり、『7つの習慣』の著者である
    スティーブン・R・コヴィー博士は次のように述べています。

    「現在の組織が直面している最も根本的なビジネス上の問題は“実行”、
    すなわち組織がその目標を達成するか否かということです。
    第一線で働く人の日常業務と組織全体の戦略との間には、アライメントについ
    て重大な食い違いがあることが少なくありません。
    全ての経営者・幹部やチームリーダーは、組織の重要目標を社員に対して明確
    化し、それを伝え、支援することで、組織がそれを達成できるようにすること
    を、最優先事項とする必要があります」
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    ■会社概要

     会社名    :フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社
     代表取締役社長:ウィリアム・A・マッキンタイヤー
     創業     :1998年3月20日
     資本金    :2億6千万円
     所在地    :〒102-0083 東京都千代田区麹町3-3 丸増麹町ビル7F
     従業員数   :正社員41名
     事業内容   :経営コンサルティング、能力開発及び経営に関する
             研修の企画及び実施
     URL: http://www.franklincovey.co.jp/


    【本件に対するお問合せ先】
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    フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社
    担当 :林田 祐子
    E-Mail:Yuko.Hayashida@FranklinCovey.co.jp
    所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町3-3 丸増麹町ビル7F
    TEL:03-3264-7417 FAX:03-2164-7407


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