報道関係者各位
    プレスリリース
    2004年3月30日 12:00
    モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社

    Openwave社とモンタビスタが、包括的なソリューションを実現

    報道関係各位
    プレスリリース                      2004年3月30日
                   モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社

             オープンウェーブ社とモンタビスタが、
       先進のLinux搭載携帯電話向けに包括的なソリューションを実現

    ~Linuxベースの携帯電話向けに専用ソフトウェアの統合スイートを提供~

    2004年3月23日(現地時間)米カリフォルニア州レッドウッドシティ発―
    通信業界向けメッセージング・ソフトウェア製品および関連サービス大手であ
    るオープンウェーブ・システムズ社(Nasdaq:OPWV、以下オープンウェーブ社)
    と、革新的な組込みソリューションを展開するMontaVista Software Inc.
    (以下、モンタビスタ)は、本日、両社の協調関係について発表しました。

    Linuxベースの先進の携帯電話を開発するために、関連ベンダの協業体制構築
    への要求が高まりつつあり、こうした体制を発展させるべく両社は協業してゆ
    きます。移動体通信用の統合ソフトウェア プラットフォームを利用し、ユー
    ザに豊かな利用環境を実現することを目的に、オープンウェーブ社とモンタビ
    スタは、MontaVista(R) Linux(R) Consumer Electronics Edition(CEE)対応
    Openwave Phone Suite Version 7(V7)を最適化しています。両社は、マーケティ
    ングに関する協調関係を強化し、それぞれのお客様に向けて、Linux搭載の携
    帯電話向けにパワフルでより柔軟性のあるソフトウェア ソリューションを提
    供します。

    2003年9月から、V7とMontaVista(R) Linux(R) CEEの相互運用性のテストが続
    けられています。CEEは、DPM(Dynamic Power Management)、高速ブート、XIP
    (execute-in-place)などの先進の機能を備え、多数のハードウェア プラット
    フォームに統合されています。すでに、モトローラ社を含む業界をリードする
    携帯端末メーカーが、MontaVista Linuxを採用した次世代携帯端末のリリース
    や開発について発表等を行っています。

    現在、オープンウェーブ社とモンタビスタは、セキュリティ、コントロール機
    能を含むLinuxの画期的な機能とモバイル業界のオープン・スタンダードへの
    対応を実現するべく開発を進めています。両社の協業により、Linuxのメリッ
    トや開発中のサービスにおいて統合ソフトウェア環境が果たす役割について、
    より大きな理解が通信事業者や機器メーカーの間で促されます。これにより、
    自社のソフトウェアの将来的な展開により強い確信を持てるようになります。

    オープンウェーブ社とモンタビスタは、両社のソリューションの統合を今後も
    進めることで、機器メーカーが新サービスのためのソフトウェアの追加、統合
    をより効率的に管理できるよう支援します。両社は、完全なLinuxベースの携
    帯電話を提供する上で必要となるサード・パーティのアプリケーションのサポー
    トも推進します。こうした一連の協業により、機器メーカーや通信事業者に対
    して、今日のマス マーケット向け携帯電話から高機能Linuxベースの携帯電話
    への明確なパスを示します。高機能なLinux携帯電話の展開は、通信事業者の
    サービスの展開を加速します。

    「オープンウェーブ社との関係が強化され、携帯端末向けLinuxエコシステム
    ―機器開発用ハードウェア/ソフトウェア ベンダのパートナー体制―がより魅
    力的なものとなり、大変光栄に思っています。」と、モンタビスタのマーケティ
    ング担当バイス・プレジデントであるシーラ・ベーカーは述べています。
    「モンタビスタとオープンウェーブ社は、携帯電話サービスを拡大するために
    設計された最高クラスのソフトウェアを誇りに思っています。両社の協業は、
    こうしたサービス展開へのコミットメントを示すものです。」

    「今回の発表は、高機能携帯電話の開発における増大するニーズに対応すると
    いうわが社のコミットメントを示すものです。」とオープンウェーブ社のクラ
    イアント・ソフトウェア・グループ、ゼネラル・マネージャ、Rob Williamsは
    述べています。「組込みLinuxのリーディング・プロバイダであるモンタビス
    タとの協業は、急速に進化するLinuxコミュニティのテクノロジへの対応を可
    能にします。」

    モンタビスタソフトウエアについて
    MontaVista Software, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サニーベール)は、
    インテリジェントな接続機器や関連するインフラストラクチャ向けのシステム
    ソフトウェア、開発ツールの市場をリードするグローバル・サプライヤです。
    モンタビスタは、オープンソースGNU/Linuxベースのソフトウェア ソリューショ
    ンを提供することで組込みソリューションの革新を推し進めます。リアルタイ
    ム オペレーティング・システムの先駆者ジェームス・レディ(James Ready)に
    より1999年に設立されました。通信インフラからコンスーマ機器分野に至るア
    プリケーションにおいて、開発者のニーズに対応するべく製品を提供していま
    す。MontaVista製品には、MontaVista Linuxの Professional Edition、
    Consumer Electronics Edition、Carrier Grade Editionがラインアップされ
    ています。また、パワフルな統合開発環境であるMontaVista DevRocketが、こ
    れらMontaVista Linuxの各Editionに対応する優れた開発ツールを提供します。
    また、MontaVista Graphicsは、豊富なGUI開発ツール プラットフォームです。

    モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社は、MontaVista Software Inc.の
    100%日本法人として2000年7月に設立され、日本市場に対して組込みLinux、
    およびそれに関わるあらゆるサービスを提供しています。

    米カリフォルニア州サニーベールに本社を置くMontaVista Softwareは、Alloy
    Ventures、US Venture Partners、RRE Ventures、WR Hambrecht+Co.、IBM、
    Intel Capital、Sony、Panasonic、Toshiba America、およびYamaha
    Corporationなどの主要投資企業より出資を受けた株式非公開企業です。
    MontaVista Softwareの詳細情報は、同社のWebサイト
    ( http://www.mvista.com/ (英語)、 http://www.montavista.co.jp/ (日本語))
    をご覧ください。

    オープンウェーブについて
    Openwave Systems Inc.(Nasdaq:OPWV)は、通信業界向けオープン・ソフトウェ
    ア製品および関連サービス分野の独立系プロバイダーとして最大の企業です。
    携帯電話用ソフトウェア、マルチメディア・メッセージング・ソフトウェア
    (MMS)、電子メール・ゲートウェイ、ロケーション・ゲートウェイ、モバイル・
    ゲートウェイといった多様な製品を提供しているだけでなく、世界各地で蓄積
    したノウハウによって、革新的なデータ・サービスを実現し、その差異化をお
    手伝いします。Openwaveは、カリフォルニア州レッドウッドシティに本社を置
    き、グローバル企業として国際的に事業を展開しています。
    詳しくは、 http://www.openwave.co.jp/ (日本語) または
    http://www.openwave.com/ (英語)をご覧ください。

    将来の予測に関する記述について
    このリリースには、Openwave Systems Inc.(オープンウェーブ)の将来の予
    想、計画、または見通しに関する記述が含まれます。こうした記述は、オープ
    ンウェーブの経営陣の現時点における予想および見解に基づくものであり、記
    述された内容と著しく異なる結果をもたらしうるリスクおよび不確定要因が存
    在します。特に、次に挙げる6つの要因は、将来の予測に関する記述と著しく
    異なる結果をもたらす場合があります。
    (a)現在の顧客・新規顧客・見込み顧客、サプライヤー、または戦略提携先等
      のニーズに対応するため、ビジネス戦略、開発計画、または製品ラインを
      変更する場合。
    (b)ソフトウェアの開発およびライセンス供与に関する一般的なリスク(ソフ
      トウェア開発の遅延、ソフトウェアの開発、ポーティング、または利用に
      おける技術的問題の発生等)。
    (c)携帯端末メーカーや通信サービス・プロバイダが、新たなソフトウェアや
      テクノロジに迅速に投資し、これらを採用する意思と能力
    (d)他社との提携関係を予測通り構築できない場合。
    (e)他社や他社のテクノロジを買収し、取得したものを統合する能力
    (f)世界市場における競合の激化
    (g)技術の変化と発展

    こうした記述ならびに他の注意に関する詳細については、当社が米国証券取引
    委員会(SEC)に提出した資料をご覧ください。提出資料には、2003年6月30日
    を末日とする会計年度のフォーム10Kに関する当社のアニュアル・レポート、
    2003年12月31日を末日とする会計年度のフォーム10Kに関する当社のクォータ
    リ・レポート、およびその後提出された資料が含まれますが、それらだけに限
    りません。これらの資料は、SECのEDGAR(電子情報開示システム、
    http://www.sec.gov/ )または当社のウェブ・サイト
    http://www.openwave.com/ )でご覧いただけます。
    当社は、本文書に含まれる将来予測に関する記述を更新する義務を負いません。

    OpenwaveとOpenwaveロゴはOpenwave Systems Incの商標または登録商標です。
    その他のすべての名称は、各社の商標、登録商標、またはサービスマークです。


    【問い合わせ先】
    モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社
    マーケティング部:安田 佳世子
    TEL: 03-5469-8840 FAX: 03-5469-8801
    Email: kayoko_yasuda@montavista.co.jp


    <--- プレスリリース配信元:@Press http://www.atpress.ne.jp/ --->