プレスリリース
「地方局の人気アナが広島弁でインタビュー」最新AIアバター HIROSHIMA CONTI-NEW FES2025に登場!
株式会社テレビ新広島(所在地:広島県広島市南区)は、Lighthouse株式会社(所在地:東京都港区)と協業し、広島県AIサンドボックス事業※に採択された「インタビューAIアバター」実証事業を開始します。同社の開局50周年記念イベント「HIROSHIMA CONTI-NEW FES2025」(10月11日〜12日開催)にて初披露する予定です。
ローカル局の資産を活かしたAI活用の新機軸
テレビ新広島とLighthouseは、地域に根差した放送局ならではの特性を活かし、広島の視聴者に親しまれてきたアナウンサーの話し方や特徴を学習させつつインタビューでの活用を目的としたAIアバターを開発。広島県のAIサンドボックス事業として採択され、地域密着型AI開発の先進的な取り組みとして期待を寄せられています。
テレビ新広島で長年「ひろしま満点ママ」のMCを務めてきた棚田徹アナウンサーをモデルとしたAIアバターは、インタビューを通じて地元視聴者と自然なコミュニケーションを実現。視聴者から本音を引き出すことに加え、AIが地元の方言を取り入れることで、テクノロジーと地域文化の融合という新たな可能性を模索しています。
インタビューAIアバターの特長


今回開発されたAIアバターの特徴は以下の通りです。
- 広島弁の温かみを再現:
テレビ新広島における棚田アナウンサーの数時間にも及ぶ出演音声を学習させることで、広島弁特有のイントネーションや言い回しを持つ自然な会話を実現。地域の視聴者に親しみやすい話し方を再現しています。 - プロの取材技術を搭載:
テレビ新広島のニュース番組で実施された街頭インタビューの実例も学習データとして活用。限られた時間の中で有効な回答を引き出すためのテクニックや、本音を引き出すノウハウをAIに組み込んでいます。 - 地域イベントでの実証実験:
10月11日〜12日に開催される「HIROSHIMA CONTI-NEW FES2025」のテック展示会 会場で初披露。実際の来場者とのやりとりを通じて、地域特性を反映したAIアバターの有効性を検証します。
地方特有の言葉や文化を取り入れたAI開発は、全国展開を前提とした均質なAIとは一線を画しています。地域に愛されるAIの在り方を追求するとともに、新しいアンケート調査手法として活用価値の高いサービスとなることが期待されています。また、テレビ新広島では開局50周年という節目に、地域放送局として培ってきた資産を未来技術と融合させることを目指しています。
HIROSHIMA CONTI-NeW FeS 2025 とは
2025年10月11日から13日まで開催される「HIROSHIMA CONTI-NeW FeS 2025」のことで、音楽・ビジネス・グルメ・テクノロジーが融合した複合型エンターテイメントフェスティバルです。広島被爆80周年とテレビ新広島(TSS)開局50周年の記念イベントであり、広島のクリエイティブな精神を「継続」し、未来の「革新(NEW)」を創造する場として、街全体を会場に様々なコンテンツが提供されます。
事業概要
- 事業名:インタビューAIアバター実証事業
- 主催:株式会社テレビ新広島、Lighthouse株式会社
- 採択:広島県AIサンドボックス事業
- お披露目日時:2025年10月11日〜12日
- お披露目場所:HIROSHIMA CONTI-NEW FES2025 テック展示会会場
- 特徴:地域特性を反映したアナウンサーのAIアバター化と、プロの街頭インタビュー技術の実装
会社概要
【株式会社テレビ新広島】
- 所在地:広島県広島市南区出汐2-3-19
- 代表者:箕輪幸人
- 事業内容:テレビ放送事業
- 特徴:広島県を中心とした地域密着型の放送局。番組で地域情報の発信だけでなく様々なイベントで文化振興に取り組んでいます。
【Lighthouse株式会社】
- 所在地:東京都港区芝公園1丁目8-20 H1O芝公園902
- 代表者:針生 亮汰
- 事業内容:
・クライアント企業とのAI活用型新規事業の共創
・経営コンサルティング支援(戦略/業務/IT領域)
・AI連携型ソリューション「FUNNEL」シリーズの開発 - 特徴:ビジネスコンサル・ソリューション開発力を活かし、生成AIによるビジネス課題解決を伴走型でご支援
※ひろしまAIサンドボックスとは、広島県が「イノベーション立県」の実現を目指し、AIを活用した課題解決や新ビジネス創出を支援する取組です。全国のAI開発者と県内企業の共創により、先進的実証を進め、新たなイノベーション・エコシステムの形成を目指します。