報道関係者各位
    プレスリリース
    2010年6月1日 10:00
    株式会社XACK

    通信事業者向けに、キャリアグレードのDHCPv6サーバ「XACK DHCP」販売開始 ~短期間でのIPv6システム構築が可能~

    認証サーバ「XACK RADIUS」を開発・販売している株式会社XACK(読み:ザック、所在地:東京都千代田区、代表取締役:北川 晴隆)は、通信キャリアやISPなどのインターネット接続サービス事業者のニーズに合致する、高性能DHCPv6サーバ「XACK DHCP」を6月1日から販売開始いたします。 http://xack.co.jp/modules/product2/ この「XACK DHCP」は、遅くとも2012年中にアドレスの補充が不可能になることが予想されるIPv4アドレス枯渇問題に対応するため、通信事業者がネットワークのIPv6化を実施するために必要な高い信頼性とパフォーマンスを実現し、低コストで拡張性に優れたDHCPv6サーバソフトウェアです。 通信事業者各社では、この「XACK DHCP」を導入することにより、従来その開発に多大な時間とコストが掛かっていたDHCPv6システムの構築を、短期間に容易に行なうことができます。 ≪XACK DHCP 概要≫ ・製品名  :XACK DHCP(ザック・ディーエイチシーピー) ・価格   :3,000,000円~(税抜き) ・販売開始日:6月1日 ・出荷開始日:8月上旬 ■XACK DHCPの特長 (1)大規模DHCPv6システムを構築可能 サーバ単体で、100万ノード規模のIPv6プレフィックスを収容することができ、大規模なDHCPv6サービスを最小限のサーバ台数で構築することができます。 (2)IPv6プレフィックスの動的払い出し/固定払い出しに対応 予約したプレフィックスプールから、ホームゲートウェイ(以下、HGW)へIPv6プレフィックスを動的に払い出すことが可能です。また、HGWのMACアドレスにより、固定のIPv6プレフィックスを払い出すことも可能です。 サービス事業者の運用形態に応じて、効率的なIPv6アドレスの利用を行なうことができます。 (3)さまざまな認証方式に対応 HGWのMACアドレスによる端末認証、回線のインターフェースIDによる回線認証に対応しています。 また、ベンダーオプションを利用して、お客様独自の認証方式にカスタマイズを行なうこともできます。 (4)設定情報の動的な更新が可能 アドレスプール情報や、加入者情報(HGWのMACアドレス等)の各種設定情報を動的に更新することが可能です。このため、DHCPv6サーバの設定変更が必要な際も、サービスを無停止にて運用することができます。 (5)冗長機能による高い信頼性 ACT/SBY方式によるサーバの冗長構成が可能です。冗長化に必要なIPアドレスの払い出し情報の同期は、オンラインで高速に行なわれるため、IPアドレスの重複割り当て等の障害を防止できます。 (6)豊富な運用管理機能 通信事業者で必要とされる豊富な運用管理機能があります。 ・特定プレフィックスのリース状態の閲覧機能 ・サーバ全体のリース状況の統計レポート機能 ・リース情報のエクスポート/インポート機能 ・特定プレフィックスの閉塞/閉塞解除機能 ■準拠する規格 RFC3315(DHCPv6)、RFC3633(DHCPv6 PD)、RFC3646(DHCPv6 DNS Option) ※DHCPv6に関連するその他のRFCにも、今後の製品バージョンアップにより順次対応してまいります。 ■対応プラットフォーム Red Hat Enterprise Linux、Solaris ■価格 1万ノード:3,000,000円~(税抜き) 詳細はお問い合わせください。 ■XACK DHCP紹介ページのご案内 http://xack.co.jp/modules/product2/ にて、製品の特徴や機能の詳細を公開しております。 ■会社概要 会社名 : 株式会社XACK 住所  : 〒102-0074 東京都千代田区九段南3-8-10 COI九段南ビル3F TEL   : 03-3262-8995 FAX   : 03-3262-8997 設立  : 2003年4月 資本金 : 20,000(千円) 代表者 : 代表取締役 北川 晴隆 事業内容: ネットワークアプリケーションシステム全般に関するソフトウェア開発 URL   : http://xack.co.jp/ ※記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。