報道関係者各位
    プレスリリース
    2018年2月15日 13:00
    株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパン

    100Gbps 光トランシーバ製品販売開始のお知らせ

    この度、ウェーブスプリッタ・テクノロジー社(米国)の日本法人である株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパンでは、日本におけるインターネットや携帯網のブロードバンド化に対応するため、高速光トランシーバで主流となる100Gbps製品について、5種類の主要業界標準製品を揃え、販売開始いたします。


    100Gbps光トランシーバ「WST-QS28-4ML-C」


    【製品の概要】

    ■用途に応じてお選びいただける、5種類の100Gbps 光トランシーバ製品

    http://www.wavesplitter.jp/index.php/services/wavesplitter-lineup


    モデル名  :WST-QS28-SR4-C

    最大伝送距離:100m

    準拠標準  :SR4

    特長    :IEEE802.3bm準拠 短距離


    モデル名  :WST-QS28-P4-C

    最大伝送距離:500m

    準拠標準  :PSM4

    特長    :多芯ファイバ(MPO)用 中距離 低価格


    モデル名  :WST-QS28-CM4-C

    最大伝送距離:2km

    準拠標準  :CWDM4

    特長    :2芯ファイバ(LC)用 中距離 低価格


    モデル名  :WST-QS28-4ML-C

    最大伝送距離:10km

    準拠標準  :4WDM-10

    特長    :2芯ファイバ(LC)用長距離低価格


    モデル名  :WST-QS28-LR4-C

    最大伝送距離:10km

    準拠標準  :LR4

    特長    :IEEE802.3ba準拠 長距離



    【製品の特徴】

    これまでデータセンター業者にとり、100Gbps光イーサネットの導入に大きな障害となっていたのは、IEEE標準の100Gpbs LR4製品のコストでした。IEEE標準では比較的低コストの100Gpbs SR4が規格化されていますが最大伝送距離が100mと短く、経路が制限され直線距離で敷設することができないデータセンターのラック間には不充分です。最大伝送距離10kmのLR4でこれに対応した場合過剰な仕様であり、高コストを招いてしまいます。

    そこで、主に米国のデータセンター事業者が中心となり、これらの間を埋める、低コストで中距離伝送に適した通称MSA(Multi-Source Agreement)と呼ばれる業界標準が誕生いたしました。たとえば当社のMSA対応製品であれば、伝送距離が500mのPSM4や2kmのCWDM4準拠製品が、IEEE LR4準拠製品の3~4割程度、IEEE LR4と同じ伝送距離10kmを持つ4WDM-10準拠製品でも半額程度と、たいへん低コストで100Gbpsを導入いただくことが可能となりました。(価格は当社比)

    高信頼で効率の良いデータセンター構築に不可欠な製品であります。



    【ウェーブスプリッタ・テクノロジー社について】

    ウェーブスプリッタ・テクノロジー社は米国カリフォルニア州に本社を置く、データセンターや携帯通信のバックボーンネットワークなどで使用される光イーサネットや、科学計算などで使用されるHPC(ハイ・パフォーマンス・コンピューティング)システムなどで必要不可欠となる、光通信モジュール製品を製造販売する企業です。



    【株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパンについて】

    株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパンは、ウェーブスプリッタ・テクノロジー社(米国)の日本法人です。これまで日本未発売であったウェーブスプリッタ・テクノロジー社(米国)製品の日本国内における輸入販売事業を行い、国内のお客様へ高品質で安定した、価値ある製品を提供してまいります。


    会社名    : 株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパン

    所在地    : 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-14 朝日神保町プラザ203

    最高執行責任者: 櫻井 豊

    URL      : http://wavesplitter.jp/