報道関係者各位
    プレスリリース
    2010年4月13日 09:30
    アルケア株式会社

    動きやすく ずれにくい、ナースのための腰用サポーター 『サクロ・ビバナス』新発売

    医療・福祉・健康分野器具を開発・製造・販売するアルケア株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:鈴木 訓夫)は、ナースのための腰用サポーター『サクロ・ビバナス』を4月16日に新発売いたします。

    『サクロ・ビバナス』

    ナースの6割(約50万人)は腰痛に悩まされており、症状緩和のために腰用サポーターを利用する方はその7割にのぼります。従来の腰用サポーターは固定感を得られ痛みが和らぐものの、「動きづらい」「ずれる」といった課題がありました。
    『サクロ・ビバナス』はナースの声を取り入れ、ナースの業務内容や女性の身体に合わせた設計で「動きやすく ずれにくいサポーター」を実現しました。


    ■『サクロ・ビバナス』の仕様

    製品名   :サクロ・ビバナス
    製品分類  :腰用サポーター
    種類・サイズ:SSからLLまでの5サイズ
    色     :透けにくく目立たないベージュ
    発売開始日 :2010年4月16日
    小売希望価格:¥3,800/個(税抜)
    販売場所  :弊社ホームページをご覧ください。
    http://www.alcare.co.jp/homehealth/hanbaiten.html


    ■『サクロ・ビバナス』の主な特徴

    1.動きやすく ずれにくいナース専用設計
    <ウエストのくびれに合わせた「立体的な設計・裁断」>
    一般的な腰用サポーターは老若男女のすべてを対象に設計されていますが、『サクロ・ビバナス』は女性専用の設計です。骨盤とウエストの差が大きい女性特有のシェイプにフィットする設計で、ずれ上がりを抑制しています。

    <しゃがんだ時のおしりの広がりについていく、「横に伸びる素材」>
    『サクロ・ビバナス』はしゃがみこんだ時にもおしりの動きについていけるよう、伸縮性の高い素材をおしりの部分に大きく広く使っており、ずれ上がりにくくなっています。

    <かがみやすいよう、幅を25%~35%狭くした「腹部ベルト」>
    ナースは腰を曲げる動作が多いため、一般的な腰用サポーターの幅では動きの邪魔になっていました。『サクロ・ビバナス』は腰の負担を軽くするための固定力はじゅうぶん確保しながら、腹部幅を9.5cmと狭くして動きやすくしました。

    <腰を曲げる動作に合わせて「折れ曲がるステッチ」>
    腹部ベルトには腰を曲げる動作に合わせて折れ曲がるステッチが入っており、患者さんの移乗や介助などの動作もストレスなく行えます。

    2.ナースウエアにひびかない、快適なつけ心地
    <透けにくく目立たないベージュ色>
    白色の腰用サポーターに比べて透けにくく、目立たないベージュ色を採用しました。

    <軽量・薄型設計>
    かさばる・重い・むれるといったストレスを解消する、軽くて薄い設計です。

    3.持ち運びや使いやすさにこだわった、コンパクト収納&ひっかけループ
    <クルクル丸めてコンパクト収納>
    本体をクルクル丸めて収納できるので、使わない時の持ち運びや保管場所に困りません。

    <着脱時の置き場所に困らないひっかけループ>
    トイレや更衣室などで着脱する際に、置き場所に困らないひっかけループがついています。


    ■アルケアがナースのための腰用サポーターを開発した4つの理由

    1.ナースの6割が腰痛に悩まされています
    厚生科学研究班の調べによれば、ナースの6割は腰痛に悩まされています(注1)。病院勤務のナース83万人のうち(注2)、約50万人が腰痛を抱えていることが想定されます。ベッド・車椅子・ストレッチャーなどへの患者さまの移乗や、入浴介助など、ナースの業務には腰背部に負担のかかるものが多く、腰痛を抱えながら勤務を続けています。
    こうした看護職特有の問題については日本看護協会も着目し、改善への動きが推進されています。(注3)

    2.腰用サポーター製造40年の技術力を活かしました
    1968年に「ウエスターベルト」を開発以来、アルケアは腰用サポーターを開発・生産・販売してまいりました。腰の状態・生活シーンに合わせた9種類の腰部固定帯「サクロシリーズ」は、多くの先生方にお選びいただいています。
    その技術力で今回ナース専用の『サクロ・ビバナス』を開発いたしました。

    3.ナースの笑顔が患者さまの笑顔につながります
    看護職員の労働実態調査によれば、「最近、看護業務量が増えた」と感じている看護職員が62.7%にのぼり、「十分な看護が提供できている」と感じている看護職員は8.1%にとどまります。人員不足と過密業務が原因で看護職員が疲れ果てて退職、さらなるナース不足という悪循環に陥っています。(注4)
    アルケアは、看護にあたるナース自身がまず笑顔になることが、よりよい看護につながると考えました。

    4.看護環境の改善が病院経営者さまのメリットにつながります
    看護環境の改善は看護職員の確保・定着に寄与し、病院経営者さまのメリットにもつながります。病院勤務の常勤ナースの離職率は11.9%にのぼりますが(注5)、看護環境の改善にとりくむことで離職率を減少させ、より質の高い看護を提供できるようになります。


    注1:「科学的根拠に基づいた腰痛診療のガイドラインの策定に関する研究」厚生科学研究班 2001年
    注2:「看護職員の需給状況に関する専門医院意見」社団法人日本看護協会 2009年
    注3:「看護職確保定着推進事業の概要」社団法人日本看護協会 2007年
    注4:「看護職員の労働実態調査」日本医療労働組合連合会 2006年
    注5:「2009年看護職員実態調査」社団法人日本看護協会 2010年


    ■「ビバナス」がナースを元気に、笑顔で、楽しくします

    『サクロ・ビバナス』の「ビバナス」とは、Vivacious(生き生きとした)とNurse(ナース)を合わせた名称です。
    すでに発売しているナース用弾性ストッキング「アンシルク・ビバナス」とともに、長年にわたり看護の現場に接してきたアルケアがナースの生き生きとした毎日を支えます。


    【会社概要】
    社名  : アルケア株式会社
    代表者 : 代表取締役社長 鈴木 訓夫
    創業  : 1955年7月
    資本金 : 9,000万円(2009年6月現在)
    本社  : 東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル19階
    URL   : http://www.alcare.co.jp/

    【事業分野】
    <メディカルケア>
     骨折ケア、関節ケア、創傷ケア、看護関連ケア、ストーマケア、血流管理ケア
    <ホームへルスケア>
     ストーマケア、腰痛ケア、血流サポートケア
    <スポーツ&セルフケア>
    スポーツケア(テーピングブレース、C&G、バンテージ&テープ、スキンケア)、障害予防&ケア