報道関係者各位
    プレスリリース
    2010年2月18日 15:30
    ABB株式会社

    ABB、アラブ首長国連邦で1億4百万米ドルの電力案件を受注

    ~新設の変電所により電力ネットワークの強化と信頼性の向上をはかります~

    (2010年2月9日チューリッヒ) - 電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーであるABBは、このたび、アラブ首長国連邦、連邦水力・電力庁(FEWA: Federal Authority of Electricity & Water)より、1億4百万米ドル相当で、連邦北部で増加している電力需要に応えるため、供給力を強化する変電所設備を受注しました。この受注は、2010年第1四半期に確定しています。

    ABBは、新規に5か所の132キロボルト(kV)の変電所の供給、納入、設置および試運転を手がけるほか、既設の変電所1か所の拡張を行います。ABBはガス絶縁スイッチギヤ(GIS)、空気絶縁スイッチギヤ、変圧器、キャパシタバンク、制御・保護装置を納入します。

    本プロジェクトは約15ヶ月後に完了する予定です。

    「これらの設備は、効率的で信頼性が高く、高品質の電力を供給するために電力ネットワークの容量を増加させ、同時に、電力ネットワークを集約して最小化します。」と、ABBのパワーシステム事業部責任者、ピーター・ロイプは述べています。

    これらの変電所は電力システムの中核を構成し、電圧を変圧し、効率の良い送配電を行います。変電設備には電力ネットワークの制御・保護装置も含まれます。

    ABBは、空気絶縁およびガス絶縁方式変電所の分野において、1,100kVに至るまでのさまざまな電圧階級の変電所を世界中で10,000件以上設置した実績があります。

    ABBは、世界のおよそ100カ国に120,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。

    ■ABBについて ( http://www.abb.com/ )
    ABBは、世界のおよそ100カ国に120,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。環境負荷を最低限に抑えながらお客さまの業務効率を最適化するソリューションの数々を、産業界と公益事業の皆さまに提供しています。

    ■ABB株式会社について ( http://www.abb.co.jp/ )
    ABBの日本法人であるABB株式会社は、国内において電力およびオートメーション事業を、製造、販売、サービス分野にわたって展開しています。
    また、ABBの日本国内における活動は、ABB株式会社と3つの合弁事業から構成されており、ABBジャパングループとして約700名の従業員、12都市にわたる販売/サービスネットワークを擁しています。