プレスリリース
新型車両「13000系」が相鉄線内に到着【相模鉄道】
2026年春から営業運転開始予定
プロモーション動画にて輸送の様子も公開
相鉄グループの相模鉄道㈱(本社・横浜市西区、社長・千原 広司)で2026年春から営業運転を開始予定の新型車両「13000系」(以下、同車両)が、11月12日(水)、かしわ台車両センター(相鉄本線 かしわ台駅構内)に到着しました。
同車両は、「安全×安心×エレガント×未来」をデザインコンセプトとし、車両前面の「水を切り拓いて進む海の生き物のような流麗な造形」や、前照灯の「未来を見つめる目」などが特徴的なデザインの車両で、約1年の期間をかけて㈱総合車両製作所(横浜市金沢区)(以下、同製作所)で製造されました。
11月11日(火)未明、運転台に相模鉄道キャラクター「そうにゃん」のぬいぐるみを乗せ、前面をシートで覆った同車両は、蓄電池式牽引車にけん引されて同製作所を出発しました。日本貨物鉄道㈱(東京都港区)(以下、JR貨物)に引き渡された後は、JR逗子駅にてJR貨物の「DD200形式電気式ディーゼル機関車」にけん引されてJR横須賀線を通り、JR大船駅に到着。その後、横浜臨海部を経て、JR貨物 新鶴見機関区(神奈川県川崎市)へ回送、半世紀以上にわたって活躍したJR貨物「EF65形式電気機関車」にけん引が引き継がれ相鉄線 厚木操車場(神奈川県海老名市)へ輸送、その後相鉄線の事業用車両「モヤ700系」によりかしわ台車両センターへ輸送されました。


今後は、車両の整備や各種試験、乗務員の訓練等を行い2026年春の営業運転開始に向けて準備を進めてまいります。
なお、5月29日(金)から相鉄グループ公式ウェブサイトや相模鉄道公式YouTubeチャンネルにて、「13000系プロモーション」として同車両の製造工程を公開中。輸送の様子も、「DD200形式電気式ディーゼル機関車」の運転台に設置したカメラによる映像やドローンなどによって撮影した映像を公開します。普段は見ることのできない景色の中を輸送される同車両の様子をぜひご覧ください。






新型車両「13000系」の概要
1.車両名
13000系
2.運転開始日
2026年春
3.導入編成数・両数
1編成(8両)
4.車両概要
【主な特徴】
(1)快適性の向上
- 先頭車の座席数を6席、1編成あたり12席を増加
- 紫外線カット熱線吸収合わせガラスを採用
- 「ユニバーサルデザインシート※1」を採用し、先頭車以外の優先席・一般席に導入
※1 沿線にお住いの方の意見を取り入れ、立ち座りを容易にするため座席の高さを上げ、座り心地を損ねない範囲で座面を小さくしたシート。 - ベビーカー、車椅子用のフリースペースを全車両に設置
- 「ナノイーX※2※3」搭載の空気清浄機を導入
※2 従来のナノイーに比べ、除菌効果のあるOHラジカルの発生量が10倍となり、空気清浄効果や脱臭効果が向上。
※3 「ナノイーX」はパナソニック㈱の登録商標です。 - 「個別ドアスイッチ」を全てのドアに導入
空調効果を高めるために始発駅などで、お客さまの操作によりドアを開閉することができます。 - 座席端部の仕切り板の大型化
座席端部に荷棚まで届く強化ガラス製の仕切り板を採用することで、ドア付近にお立ちのお客さまの荷物などによる着席しているお客さまへの干渉を緩和します。 - 相鉄線の特徴でもある「車内の鏡」を設置
- 時間帯で変化する調色調光式のLED照明を採用
- 2016年度グッドデザイン賞を受賞した「つり革」を採用
- 座席は座り心地を改良し、ランダムパターンを施した汚れが目立たない生地を採用
(2)車内への情報提供の強化
- ドア上に液晶式案内表示器(17インチ)を設置
(3)環境への配慮
- 12000系と同型のIGBTタイプのVVVFインバータ制御装置※4の採用や、室内灯・各種灯火類のLED化により消費電力を抑制
※4 VVVFインバータ制御装置は、架線から集電した直流電源を高い効率で交流電源に変換し、電車のモーターに伝えて加速や減速を滑らかに行う装置です。これにより、エネルギー効率が向上し、運行コストの削減や快適性が向上します。また、ブレーキ時には回生エネルギーを活用することも可能で、環境負荷の低減にも寄与しています。 - 当社既存車両と比較して、1両当たりの走行にかかる電力使用量を最大39%抑制し、およそ年間33.3トンのCO2排出を削減
(4)安全・安心のさらなる対応
- 車内防犯カメラの解像度およびフレームレートを向上
- ホームドア設置駅で自動停車可能なTASC(タスク・定位置停止装置)に対応
(5)その他、車両の特徴
【前照灯】
- 入線時にホームから車両の横顔が美しく見える新設計を実施
- 前照灯の両端部には、「13000系」の「Concept Emblem」を採用
- 前照灯の内部には、線路の色であるさび色をイメージした配色を実施
【車体色】
- 横浜をイメージした濃紺色「YOKOHAMA NAVYBLUE」で塗装
- 車両前面中央部(センターパネル)に「YOKOHAMA NAVYBLUE」のマット色を新たに導入
5.車両製造会社
㈱総合車両製作所
6.その他
相鉄グループでは、2030年にCO2排出量を、「鉄道業で使用する電力によるものを46%削減(2013年度対比)」することを目指しており、同車両の導入により既存車両と比べて、CO2排出量をおよそ年間33.3トン削減し、環境負荷を低減します。

「13000系プロモーション」の概要
1.内容
13000系の製造から導入までを1分程度の動画にまとめて、以下のウェブサイトで公開しています。


2.13000系オリジナルグッズの販売
詳細は「SOTETSU GOODS STORE」二俣川にてご確認ください。
**「デザインブランドアッププロジェクト」の概要**
1.名称
デザインブランドアッププロジェクト
2.目的
2014年から開始。お客さまとのタッチポイントである駅舎や車両、制服など統一したコンセプトでデザイン・リニューアルすることで、相鉄グループや相鉄線、相鉄線沿線のブランディングや認知度、イメージ向上を目的に実施。
3.コンセプト
これまでの100年を礎に、これからの100年を創る。
Thinking of the next century.
4.デザインコンセプト
「安全×安心×エレガント×未来」
~目先のトレンドに左右されない「醸成するデザイン」~