報道関係者各位
    プレスリリース
    2009年12月3日 11:00
    ジョインパートナーズ株式会社

    「声にならない声を聞く」久保田 弘信 海外取材プロジェクト ジャーナリスト・ワークショップ 参加者募集

    ジョインパートナーズ株式会社(所在地:東京都中央区、URL: http://www.joinpartners.jp/ )は、2010年1月より6回にわたり、「声にならない声を聞く」久保田 弘信 海外取材プロジェクト ジャーナリスト・ワークショップを開催し、参加者を募集します。これは、今夏の「見えにくいもの、伝えにくいものを伝える」知的障害者サッカー取材プロジェクトに続く取り組みとなります。 URL: http://www.joinpartners.jp/test/journalistworkshop/news/20091203.html 21世紀に入り情報の伝達手段は格段に進歩を遂げた。地球上の出来事が一瞬のうちに世界中に伝達できる時代だ。それ故、情報は現代に於いて世界を動かす武器となりうる。情報過多の時代に生きる我々は正しい情報を得ているのだろうか。 国際報道の分野に於いて、明らかに偏った情報がもたらされているように思える。日本人が持つ先入観や現場に赴かず、ネットや電話を駆使した取材がもたらす情報。決して間違いではないが、現場にいくつもある「声にならない声」を拾い上げていない。 現地に赴き、そこでしか得られない情報。現場の「声にならない声」をピックアップする作業がフリージャーナリストに出来る取材。アフガニスタン、イラクのふたつの戦争を取材してきた久保田が近代におけるジャーナリストの必要性、「声にならない声を聞く」取材の方法を伝授する。 このワークショップは一方通行の講義ではなく、各回参加の前に必ず事前課題があり、参加者の発表、ディスカッションを中心として進めていきます。現役で活躍中の久保田 弘信氏の方法を伝授した後、実際に海外取材を行って個人でまとめ、それぞれの取材結果に対して直接講評を行うことが、ジャーナリストを目指す、あるいは現在活躍中の参加者の皆様にとって、本当に役に立つことだと考えています。 参加資格などは特にありませんが、将来の自分のテーマを真剣に考え、取材・発表の方法論を模索し、自ら何かをつかみとろうとする参加者を募集します。 ■日時と内容 講師:久保田 弘信(フォトジャーナリスト) ファシリテータ:ヤハギ クニヒコ(アルスコンビネーター) ◇第1回 声にならない声とは何か 日時:2010年1月11日(祝) 11:30開場 12:00開始 17:00まで 目的:今までに伝えきれてなかった情報があることを知る。 ◇第2回 声にならない声をいかに取材するか 日時:1月17日(日) 11:30開場 12:00開始 17:00まで 目的:取材企画書に基づいて、具体的な取材方法について検討する。 ◇第3・4回 声にならない声の取材結果を振り返る 日時:3月6日(土)、7日(日) 11:30開場 12:00開始 17:00まで 目的:取材した結果に何が足らないのかを理解する。 ◇座談会 日時・場所:未定 目的   :取材、作品作成における悩みを共有する。 ◇第5・6回 声にならない声を伝えていくために 日時 :3月27日(土)、28日(日) 11:30開場 12:00開始 17:00まで ゲスト:メディア編集者(未公表) 目的 :それぞれの取材結果を発表するための方法を考える。 ■会場 第1回   東京都中野区  中野サンプラザ 第2回   神奈川県横浜市 相鉄岩崎学園ビル 第3・4回 神奈川県横浜市 相鉄岩崎学園ビル 第5・6回 東京都中野区  中野サンプラザ ■定員 20名前後 最終申込期限は2010年1月4日。但し、申込状況に応じて締め切ります。 ■参加費用 ¥120,000(6回通し料金) ※この金額は、ワークショップ参加費です。 旅費交通費、資料代、食事代、取材費、機材費等、その他発生する費用は全て各参加者の負担となります。 ※1回目のみ単回参加可能。その場合は¥25,000です。但し、参加申込が定員を超えた場合は6回通し参加者を優先します。 ※お支払方法は原則として事前一括払いですが、ご相談に応じます。下記フォームよりお問い合わせ下さい。 ■参加方法 ・申し込み エントリーフォーム: http://www.joinpartners.jp/entry/mail.cgi ・質問その他 お問い合わせフォーム: http://www.joinpartners.jp/contact/mail.cgi ■講師・ファシリテータ プロフィール ・講師 ◆久保田 弘信(くぼた ひろのぶ) フォトジャーナリスト フォトジャーナリスト 岐阜県出身 大学で物理学を学ぶが、スタジオでのアルバイトをきっかけにカメラマンの道へ。旅行雑誌の撮影で海外取材をこなすうちに、一人のパキスタン人と出会いパキスタンへ赴く。パキスタンでアフガニスタン難民を取材したことをきっかけに本格的にジャーナリストとしての仕事を始める。9・11事件の以前からアフガニスタンを取材、アメリカによる攻撃後、多くのジャーナリストが首都カブールに向かう中、タリバンの本拠地カンダハルを、またパキスタンに流出する難民を取材し、難民の子供たちの素顔を捉えた個展を多数開催。以来、アジア、中東を舞台に取材を続ける。 2003年3月のイラク戦争では攻撃されるバグダッドから戦火の様子を日本のテレビ局にレポートした。 【写真展】 キヤノンサロンにて全国展。 開催地:銀座、札幌、名古屋、福岡 【出演テレビ】 ・テレビ朝日「ワイドスクランブル」 イスラマバードから衛星生中継。アフガニスタンから帰国後、スタジオ生出演。 2001年、アフガニスタンの見えない難民を取材、支援したことで、テレビ朝日テレメンタリーに主人公として登場。ギャラクシー賞受賞。 【イラク関連ニュース】 TBS「ニュース23」「ベストタイム」「ニュースの森」「サタデーズバット」「ニュースバード」アフガニスタンカンダハルの誤爆、クラスター爆弾の被害を報告。 その他、アフガニスタンの現状、イラクの現状について各地で講演活動を展開。 【写真集】 『who? 報道されないアフガンの素顔』『空爆の下で ~ ぼくらの知らないイラク戦争』『僕が見たアフガニスタン ~ Afghan Blue』 【DVD】 『アフガニスタン ~ 伝えきれなかった真実』『イラク ~ 伝えきれなかった真実』 【オフィシャルWEB】 http://www7b.biglobe.ne.jp/~kubota-photo/ ・ファシリテータ ◆ヤハギ クニヒコ(矢萩 邦彦) アルスコンビネーター 方法をデザインして、関係をアートする「アルスコンビネーター」株式会社スタディオアフタモード代表取締役。神奈川県出身。 ナレッジデザイン研究所所長、鏡明塾塾長、ISIS編集学校師範代、日能研社会科講師、公園緑地財団プロジェクトワイルド・ファシリテータ。 活動ポリシーに「シュールパシフィズム」を掲げ、アート・ジャーナリズム・教育の相互企画デザインを中心に創作・研究・講義、ラジオやイベント・広告制作まであらゆるジャンルを手がける。 2008年より、松岡 正剛師より拝命した、日本で最初の【ArsCombinator】として活動を開始。フォトジャーナリスト安田 菜津紀、アートディレクター安藤 理智と共に「studioAFTERMODE」を設立、安田 菜津紀のプロデュースをはじめ、精力的に写真展やシンポジウムを展開している。 【ラジオ】 渋谷FM『SOUND BRANDING RADIO』に準レギュラーとして出演中。 【オフィシャルWEB】 http://www.yahagi.biz ■主催・運営: ジョインパートナーズ株式会社 ワークショップ事業部 ■協力:五十音順 株式会社Asia News 株式会社虹有社 株式会社スタディオアフタモード ◇ワークショップ参加のルール このワークショップは、答えを教えてもらうものではなく、皆が一緒になって考え、共有し、それぞれの方法を創り上げていきます。 そのため、指定された事前課題に参加者が各自で取り組んで自分の意見を持って参加し、講師やファシリテータ、他の参加者と意見交換をすることで、より高いレベルを目指します。