プレスリリース
札幌市60代主婦が生きがいを求めて福島県12市町村で起業したわけ ー レガーレが開業支援の記録を公開
支援金申請から調理研修まで一貫サポートし、本格石窯ピザキッチンカー「Salute」がオープン。レガーレ、卒業生50名超の開業支援実績。
本格石窯ピザでのキッチンカー開業を支援する株式会社レガーレ(本社:栃木県宇都宮市、代表取締役:薄井伸吾、以下当社)は、当社の伴走支援のもと、飲食業未経験の60代女性・川又氏が福島県富岡町へ単身移住し、2026年4月に本格石窯ピザのキッチンカー「Salute(サルーテ)」を開業したことをお知らせいたします。
定年を前に「自分の力で生きていく」と一念発起し始まった約2年間の開業準備。当社は、資金調達(福島県12市町村起業支援金の申請)の支援から車両製作、調理技術研修まで一貫してサポートし、飲食未経験からのセカンドライフの挑戦を形にいたしました。
背景:「低資金で誰でも始められる」は本当か?
近年、キッチンカー開業への関心が高まる一方で、キッチンカー製作会社が打ち出す「低資金で始められる」「未経験でも参入しやすい」という広告と、開業希望者が直面する現実のギャップは大きく残っています。
それは、目的が「開業すること」なのか、「10年後も安定して事業を継続すること」なのか、ゴールをどこに設定するかによって乗り越えるべきハードルが大きく変わってくるためです。開業後、事業として継続していくためには、知識・資金・商品力・調理技術などの多くの障壁を乗り越える必要があります。
株式会社レガーレは、こうした障壁を「サポート」ではなく「伴走」という形で一緒に解決することにこだわり、キッチンカー開業によるセカンドライフやキャリアアップの支援を行なっています。「やりたい」という気持ちがある方に少しでも挑戦する機会が提供したいという想いで、開業できる事が確約するまでの相談費用やコンサルティング費用はいただいておりません。開業資金の融資コンサルティングから車両製作、調理技術研修・レシピ提供まで、ゼロから開業まで一貫支援。現在までに約50名の卒業生を輩出しており、その多くが飲食業未経験の方々です。
川又氏は、そんなレガーレの卒業生のひとりです。定年を前に「自分のやり方で働きたい」と一念発起し、好きな料理に携わる仕事がしたいとキッチンカー開業を志したのが約2年前。「福島県12市町村起業支援金」の活用を決断し、PCすら持っていない状態から支援金申請の準備をスタート。何度も北海道から栃木県のレガーレへ通って調理研修を重ね、車両納車直後に白内障を患うアクシデントにも前向きに対処しながら、2026年4月についに富岡町での開業を果たしました。
川又氏の開業ストーリー
川又氏は、北海道在住の60代の主婦。子育てを終え、離婚を経て、自分のための時間を使えるようになったこともセカンドライフへの想いが強くなっていきました。パートとして給食センターや飲食店での飲食業の経験はあるものの、事業経営は未経験。PCにも触れたことがない状態からのスタートでした。
「キッチンカーで食べていく」ー 定年前に決めたセカンドライフの目標

給食センターや飲食店で働いていた川又氏は、定年を前に「このまま雇われるのではなく、自分のやり方で働きたい」と開業を志しました。子育てが一段落し、そして離婚。自分のために時間が使えるようになったことも、セカンドライフへの意欲を後押ししました。
何をしたいのかを考えたとき、大好きな料理に関わる事がしたいという気持ちに至りました。固定店舗も検討しましたが、自由に場所を選べるキッチンカーの魅力に惹かれ、「キッチンカーで食べていく」事が目標になりました。キッチンカー開業に関する情報を収集している中でレガーレを見つけ、まずは話を聞いてみようと、北海道から栃木県のレガーレに問合せをしたのが今から約2年前のことです。
福島県12市町村への単身移住 ー 制度活用と即断
川又氏が福島県富岡町での開業を選んだ理由は、「福島県12市町村起業支援金」を活用するためでした。指定の12市町村に移住し起業する事で助成金を受け取る事ができる制度で、レガーレでは川又氏も含め2名の卒業生がこの制度を活用して開業しています。
支援金の情報を知り、すぐに移住体験に参加、その後即決で富岡町を選んだ川又氏。転勤族だった経験から「知らない土地でも知り合いはできる」という自信があり、移住へのハードルは低かったと言います。
支援金の活用を決断するも、大きな壁にぶつかります。それは支援金を取得するための書類審査とプレゼンテーション。これまでPCに触れる機会がなくまずPCを購入するところからスタートし、レガーレと二人三脚で申請準備を進めました。慣れない手続きに「何度も諦めようと思った」と川又氏は話します。選考通過の報告を受けたときは、レガーレ側にとっても大きな安堵の瞬間でした。
北海道から栃木県へ ー 現場に通い続けた研修期間

開業が決まると、本格的な調理研修がスタートしました。生地作りから食材の仕込み、石窯でのピザ焼き、接客まで、川又氏は当時北海道に住んでいましたが、未経験でもプロとして本格的なピザを提供するために、何度も栃木県まで足を運びました。
レガーレの研修カリキュラムは固定ではなく、個々のペースに合わせて実施しています。川又氏は2年間という比較的長い準備期間の中、納得が行くまで何度も研修を実施しました。特に現場研修を重視し何度もレガーレの出店場所へ。「実際の営業を間近で見て体感することで、自分が開業したときのイメージが湧きモチベーションに繋がった」と話します。
研修期間には並行して車両の製作も進めていましたが、納車のタイミングで白内障を患うというアクシデントも。そんな中でも常に前向きな姿勢で開業準備を進めました。
プレオープン当日 ー 知り合いゼロの土地で早くもファン獲得

2026年4月、富岡町で開催されたコミュニティイベントへの出店という形でプレオープンを迎えました。北海道から娘さんが駆け付け、我々レガーレも現地で立ち合いました。
川又氏が富岡町に来たときには当然知り合いはゼロでしたが、移住後の短期間で出会った地域の方々が当日は多数来店。さらに、近くを通りがかった方がピザを買いに戻ってくるひと幕もあり、はやくも注目の的となっていました。
「富岡町のピザ屋さんとして、地域の方々に愛される存在になりたい。まずは地域密着で営業を続け、ピザで町を笑顔にしていきたい」ー川又氏はそう語りました。
60代、単身で見知らぬ土地に移住し、新しい事業をひとりでスタート。そんな挑戦を成し遂げた川又さんがこれからもその持ち前の行動力や想いで、富岡町の方々を笑顔にするピザ屋さんになっていく事、とても楽しみです。
川又氏オープン当日の様子
レガーレの開業支援概要

卒業生は現在約50名。会社員・主婦など境遇は様々ですが、ほとんどが飲食業未経験、異業種からの開業です。
会社概要
会社名:株式会社レガーレ
代表者:代表取締役 薄井伸吾
所在地:栃木県宇都宮市下岡本町1995
事業内容:キッチンカー開業支援(セカンドライフ・キャリアアップ支援)、キッチンカーでの本格石窯ピザ販売