報道関係者各位
    プレスリリース
    2009年10月28日 09:30
    株式会社京進

    学習塾の京進、日本初、家庭の「健康度」をチェックする、 「家庭力」診断テスト『家庭のチカラ』をスタート

    ~10月20日よりネットで受検( http://www.kateiryoku.com/ )~

    学習塾などを全国で展開する株式会社京進の教育研究機関である「京進これから研究所」(本社:京都府、代表取締役会長:立木 貞昭)は、141問の設問に答えていただくことで、「家庭力」(子育ての力や家庭秩序を保つ力)を客観的に診断できるウェブテスト『家庭のチカラ』を、10月20日(火)より開始いたしました。 詳細URL: http://www.kateiryoku.com/ ■5つの指標:「養育態度」「夫婦仲」「家族機能」「コミュニケーション」「ストレス」で診断 『家庭のチカラ』は、専門家の研究データに基づいた客観的な5つの指標(養育態度、夫婦仲、家族機能、コミュニケーション、ストレス)で家庭力を診断するウェブテストです。診断結果として、結果表とともに「家庭力向上支援ツール」や家庭力についての解説が各家庭に届けられ、その家庭の傾向に合わせたアドバイスを提供します。 ■年々増加する子育ての不安を解消する、いわば「家庭の健康診断」 家庭を取り巻く環境は以前に比べて大きく変化しています。核家族化や少子化が進み、育児について相談できる人が身近にいない、わが子を持つまでに乳幼児の世話をしたことがなく、経験や知識が乏しい、あふれかえる育児雑誌や他の家族と比べて、自分の子どもの成長に一喜一憂するなど、子育てへの不安は年々増加傾向にあります。 『家庭のチカラ』は、漠然と抱える不安が何によるものなのかを明らかにし、課題を見つけ、今よりさらに健全な家庭を築いてもらうことが目的です。 このテストにより、「自分の家庭が持つ課題が何であるのか」を考えるきっかけとしていただき、さらに家庭の力を向上させるための方向性をご提案することで、将来に対する不安を少しでも解消していただけると考えています。 『家庭のチカラ』は、いわば家庭の「健康診断」です。健康診断とは健康の維持や疾病の予防・早期発見に役立てるものです。このテストを定期的に受けていただくことで、家族全員が安心して過ごせる家庭づくりに役立てていただけます。 ●名称    : 家庭力診断テスト『家庭のチカラ』 ●制作・発売元: 株式会社京進 京進これから研究所 ●対象    : 0~9才の子どもをもつ家庭 ●監修    : 北村 俊則(きたむら としのり)          熊本大学医学部付属病院こころの診療科診療科長          臨床行動科学分野教授 ●販売価格  : 2,400円(消費税込み) ●ホームページ: http://www.kateiryoku.com/ ●お問合せ先 : ホームページまたは京進家庭支援事業部 ●TEL     : 075-342-5076 【開発の背景】 『家庭のチカラ』は、創業以来34年間、当社が学習塾を運営する中で痛感してきた「人間は総合力。子どもには学力向上だけでなく人間形成が重要」「その人間形成の根底は家庭全体で子どもを育む力、“家庭力”にある」という思いをかたちにするために開発しました。 そもそも、「家庭力」とは、何でしょうか?昨今、「親力」という言葉が世間で使われるようになってきました。「親力」は子育てをするための親の子育て力というような意味で使われることが多いのに対して、「家庭力」は家庭全体の健全度や子育ての力を表す言葉です。『家庭のチカラ』は、親子関係だけでなく、家族全員にスポットをあて、「家庭力」をご自身で客観的に見つめていただけるテストとしました。 子どもが健全に成長して欲しい・・・と、頑張っているお父さんお母さんは多いと思います。しかし、『子どものために・・・。』と思ってお父さんが我慢していたり、お母さんがストレスをためていたりすれば、家族全員にとって快適な家庭とはいえません。家族みんなが快適に過ごせる家庭が、家庭力の高い家庭といえます。このテストは、診断結果から家庭個々の課題をセルフアセスメント(自己診断)し、こうありたいと願う家庭の姿と現状とのギャップを埋めるための行動を促進するプログラムです。 笑顔あふれる家庭を日本中に増やしたい・・・それが当社の願いです。 【特徴】 ●専門家の研究やデータに基づいた「家庭」に関する日本初の診断テストです。 ●それぞれの家庭を客観的に詳しく分析した結果表が届きます。 ●各家庭の傾向にあわせたアドバイスを提示します。 ●家庭力についての解説や家庭力向上支援ツールを提供します。 【効果】 ●客観的な指標で、各家庭の傾向がわかります。 ●家庭の問題の早期発見ができます。 ●将来起こる悩みや家庭の問題を予防するためのヒントが得られます。 ●家族みんなが自分の家庭の現状や将来について考えるきっかけになります。 【監修者】 ■北村 俊則(きたむら としのり) 『家庭のチカラ』へのコメント: この家庭力診断テストは、その「家庭に応じたチャレンジ」を見つけ、実践することで、よりよい家庭を築くための、家庭の「健康診断」です。今の家庭の状態を「診断」し、自分の家庭の目標を立て、それに向かって家庭の持つ力を一層高めていく。そして子どもだけでなく、お父さん、お母さんもホッとできる場所を作り上げていただきたいと考えています。 ●現在、熊本大学医学部付属病院こころの診療科診療科長、熊本県「産後の母親の心のケア支援事業(2003~2006年)」を主導し、妊婦や母親のケアを行うなど、良好な親子関係を促すことに尽力。 【協力・推薦者】 ■立木 茂雄(たつき しげお) ●同志社大学社会学部教授、社会学博士、元総務省コミュニティ研究会委員  専門は家族研究、市民社会論、防災学、近年は長期的な生活復興過程の解明や災害時要援護者支援を研究 ■土倉 玲子(つちくら れいこ) ●人間関係アドバイザー、行動科学博士、北海道文教大学非常勤講師、パートナーズ研究所主宰  パートナーシップ研究の中でも夫婦関係研究が専門。夫婦関係研究のキャリア15年 【診断の流れ】 ■1.ログイン・ユーザー登録フォーム ●メールアドレスとパスワードを入力し、ユーザー登録を行う。 ●送られてきたURLへログイン ■2.質問表 ●141問/回答時間約30分 ●質問項目(例)  ・子どもにあたたかく優しい声で話しかけていますか?  ・パートナーは、自分に愛情表現をしてくれますか?  ・悩みを家族に相談することがありますか?  ・子どもが成功または失敗したとき、どのように接しますか?  ・あなたがここ1ヶ月のうちに体験した一番大変だったことは何ですか? ■3.テスト結果表 ●家庭力診断【総合結果】  ・家庭力のイメージ   診断コメントとともに、数値で家庭力度を評価します。  ・家庭力の内容   診断コメントとともに、5つの指標をレーダーチャートで評価します。  ・5つの指標診断   指標ごとに、最高10段階で評価します。 ●課題を発見し、克服するためのツールを送付します。 ※5つの指標診断 詳細 1.養育態度:「ケア(あたたかさ、冷たさ)」と「干渉(自律と過干渉)」「しつけの一貫性」の3つの視点から、あなたのお子さんに対する接し方を診断します。 2.夫婦仲:あなたとパートナーとの関係を「ケア(あたたかさ、冷たさ)」と「干渉(自由にさせてくれる、干渉してくる)」の2つの視点から診断します。 3.家族機能:「かじとりの柔軟性」「きずな」という2つの視点から家族の健全度を診断します。 4.コミュニケーション:お子さんの発言や行動に対して、あなたがどのように接しているかを診断します。 5.ストレス:ストレスの発生過程を踏まえて、現在のあなたのストレス状態を診断します。