報道関係者各位
    プレスリリース
    2017年3月28日 14:30
    株式会社HOOP

    車いす利用者・外国人旅行者等、日本の観光地を “誰もが楽しめる都市”にする建築・デザイン 「バリアレスシティ アワード&コンペティション2016」 表彰式+シンポジュウム開催報告

    ~誰でも旅行しやすい社会・まちづくりを目指す活動~

    建築学生向けデザインコンペティションやプロ向けアワードを企画する株式会社HOOP(本社:東京都中央区、代表取締役:本多 健)は、2017年3月18日(土)ITOKIショールーム SYNQA(東京都中央区)にて「バリアレスシティ アワード&コンペティション2016」の表彰式及びシンポジウムを開催しました。 ▼バリアレスシティ アワード&コンペティション2016 URL: http://www.hoop2015.com/ 当アワード&デザインコンペは、車いすテニスプレーヤー 本間 正広と建築家 本多 健によってはじめられ、バリアレスシティアワード実行委員会と当社が共同企画しており、昨年に続き2回目の開催となります。 インバウンド4,000万人(データ出典:日本政府観光局)時代に向け、外国人旅行者の増加と、2020年を契機に、障害を持つ旅行者も増加します。 そこで「旅行者にやさしいデザイン」をテーマに、デザインのプロ向けの「実作部門」と主に学生向けの「提案部門」を広く募集しました。 バリアレスシティ(Barrierless City)とは、「誰もが自由に訪れ、楽しめる都市」です。 旅行者(高齢者/障がい者/健常者・外国人/日本人)が快適に都市を楽しむ為に、「飲食」「宿泊」「観光」における、物理的障壁、及び心理的障壁を無くすことを目的としています。 ■「移動できる」から「楽しめる」へ 新しいバリアフリーを提言 「移動できる」というバリアフリーではなく、さらに、「楽しめる」要素が、これからの都市には必要と感じています。また、都市を語るうえで、「建築」だけでなく、「インテリアデザイン」「プロダクトデザイン」「グラフィックデザイン」など、多くの分野を横断して考える時代になってきています。 そこで当アワード&デザインコンペ審査員には、日本建築士会連合会 三井所 清典会長をはじめ、インテリア、グラフィックのデザイナーが並びました。また、日本パラリンピアンズ協会の副会長 大日方 邦子さん等、当事者の目線も入れ、実作部門2案、提案部門13案を選びました。 表彰式では、それぞれの分野を超えて交流を図ることにより、日本を「旅行者にやさしい国」バリアレスシティに変えるさらなるアイデアが生まれました。 ■「バリアレスシティ アワード&コンペ」実施概要 応募期間:2016年10月10日~2017年1月16日 参加者 :実作部門、提案部門 54案 審査員 : 三井所 清典(日本建築士会連合会会長/芝浦工業大学名誉教授/建築家) 宮崎 桂(日本サインデザイン協会副会長/KMD/前橋工科大学客員教授) 大日方 邦子(日本パラリンピアンズ協会副会長/チェアスキー 金メダル) 齋田 悟司(車いすテニス選手/アテネ パラリンピック 男子ダブルス金メダル /リオジャネイロ パラリンピック 男子ダブルス銅メダル/シグマクシス所属) Dick Olango(建築家/AOAD) 劔持 良美(インテリアデザイナー/SOL style) 本間 正広(車いすテニス選手/一級建築士) 本多 健(建築家/本多健建築設計室) ※敬称略 入賞者一覧: https://www.hoop2015.com/news/ 主催:バリアレスシティ実行委員会(本間 正広選手・本多 健) 後援:国土交通省、東京都、日本建築士会連合会、東京建築士会 協力:イトーキ 企画:HOOP ■「表彰式+シンポジュウム」実施概要 日時 :3月18日(火)13:00~16:00     ※16:00~18:00懇親会 場所 :ITOKIショールーム SYNQA     〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-1 第一部: <入賞者プレゼンテーション> ・「Are You Lost in Tokyo?」高木 潤(TAKAGICAPERAN) ・「cafe nt」傳田 剛史(傳田アーキテクツ一級建築士事務所) ・「Barrierless Villa for Sight Seeing」 ・畑山 慶(一級建築士事務所アンドロッジ)+寺村 聡(事業主) 第二部: <プレゼン 1> 「特化型ホテルリノベーションからみる UD(ユニバーサルデザイン)ルーム」 小島 直子(アンデコール) 吉田 紗栄子(アトリエユニ) 高橋 秀子(バリアフリーコンサルタント) 植田 瑞昌(一級建築士) 桑波田 謙(クワハタデザインオフィス) 本多 健(本多健建築設計室) <プレゼン2> 「旅行者にやさしいデザイン」 本多 健(本多健建築設計室)