プレスリリース
在宅酸素療法患者向け 疾病管理プログラムサポート事業 『Dマネージメント・プログラム・ライト』の提供開始
Dマネジメント株式会社(本社住所:大阪府高槻市、代表取締役:硲 公宏、以下:Dマネジメント)では、住みなれた自宅で行える在宅医療をより効果的におこなうことで、より安心した生活を送っていただけるよう、患者さんご自身による疾病管理をお手伝いするサポートサービス『Dマネージメント・プログラム・ライト』の提供を開始いたしました。
【サービス提供の背景】
現在、日本には、世界の死亡原因で第4位にランクされるCOPD(慢性閉塞性肺疾患:たばこ病)などの罹患による慢性呼吸不全の悪化から、在宅酸素療法を受けられている患者様が全国に約13万人もいるといわれております。
また、COPDの潜在患者は、疫学調査によると全国で530万人にのぼるともいわれており、在宅酸素療法の適用患者数は今後ますます増加の一途を辿ることが予想されています。
しかし、現在の保険点数の低下に伴う市場競争の激化により、業者と医療機関の間での機器レンタル契約価格が低下し、それに伴い、患者サポートにかかっているコストが削減されるという問題が起こっています。
結果として、酸素療法をされている患者様は、医療サービスの低下を余儀なくされてしまいます。
この『Dマネージメント・プログラム・ライト』では、在宅医療の質の低下を懸念し、“本当に必要とされる在宅医療サービスとは何か”をテーマにプログラムの構築を行っております。
酸素療法をされている患者様が安心して在宅療養生活を送っていただくことを目指しております。
【『Dマネージメント・プログラム・ライト』概要】
『Dマネージメント・プログラム・ライト』は、広島大学大学院看護学 森山教授を中心に行った臨床研究(※)の中で実際に使用した疾病管理プログラムの中から、より多くの酸素療法患者が学んでいただけるよう、在宅酸素療法患者に特に必要と考えられる基本的な事項に焦点を絞ったプログラムです。
※“在宅酸素療法実施中の慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者を対象とした疾病管理プログラムを用いた介入効果を検証する研究”
サービス内容は、酸素療法を始めてからの不安や不満が多かった「停電や災害時の不安」、「外出時の不安」、「携帯用酸素ボンベの交換やトラブル」(※)などを対象とするものに特化。サポートスタッフが月1回の訪問を行い、患者様と一緒にデモンストレーション(訓練)を繰り返し実践していくことで、在宅療養生活での不安を取り除きます。それらを通して、QOL(クオリティ・オブ・ライフ、生活の質)の向上を目指し、よりよい生活を送っていただける様にサポートを行います。
※在宅呼吸ケア白書(患者アンケート調査結果)にも表れています。
≪サービス内容例≫
・専門スタッフがプログラムキットの使い方を指導
・専門スタッフによる月1回の訪問
・患者様と一緒にデモンストレーション(訓練)
・外出ガイダンスおよびサポート など
【「Dマネージメント・プログラム」概要】
Dマネジメントは、在宅医療における疾病管理プログラムの臨床研究をサポート。患者様ご自身がセルフマネジメント形式で実践できるプログラムと訪問サポートを合わせて行う「Dマネージメント・プログラム」の開発を通して、少しでも多くの在宅療養患者様のQOLの向上に繋がるよう、丁寧、そして徹底的に効果的なセルフマネジメントが行えるよう支援サポートを行います。
【会社概要】
名称 : Dマネジメント株式会社
本社住所: 大阪府高槻市城北町2-11-13-3F
設立 : 2007年5月
資本金 : 900万円
代表者 : 代表取締役 硲 公宏(ハザマ トモヒロ)
URL : http://www.d-mane.com
著書 : 「在宅酸素療法という選択 賢者の為のCOPDバイブル」