報道関係者各位
    プレスリリース
    2017年3月16日 14:00
    岡崎ビジネスサポートセンターOKa-Biz

    愛知・岡崎ビジネス相談所OKa-Biz、 プレミアムフライデーに「起業相談会」を毎月実施

    ~パラキャリ女子社長・正能 茉優 氏を招いた起業セミナーも3月31日開催~

    岡崎ビジネスサポートセンターOKa-Biz(オカビズ/運営:岡崎市・岡崎商工会議所)は、月末金曜日・プレミアムフライデーに、普段できないことにチャレンジする時間として、「起業」を提案し、セミナーや夜間起業相談会を開始します。 3月末は、女子大生の時に起業をした正能氏と一緒に起業を考える起業セミナーを開催。また、4月以降の月末金曜日は、15時から20時半まで起業に特化した夜間相談会を実施します。ちょっと豊かな週末にするために、起業に挑戦することを全力で応援します。 ■プレミアムフライデー特別企画 1. 「夜間起業相談会」開始へ OKa-Bizでは、積極的に起業相談に応じるため、土曜日や祝日も営業をし、開設当初からサポートしてきた起業家数は、101名(2013年10月~2016年10月)にのぼります。(※1) 起業をより後押しするため、通常相談時間が10時から16時半なのに対し、毎月末金曜日は15時から20時半まで5組限定で、プレミアムフライデー特別企画「夜間起業相談会」を4月末金曜日より開始します。今まで会社に勤めていることで起業を諦めていた方が、起業に挑戦することを全力で応援します。 【夜間起業相談会 概要】 日時:毎月月末金曜日 15時~20時30分    ※2017年4月より開催    ※通常相談時間 10時~16時半 場所:岡崎ビジネスサポートセンターOKa-Biz    (岡崎市図書館交流プラザ・りぶら 2階) 費用:無料 対象:起業を検討されている方、起業して3年以内の方/5組限定 2. パラキャリ女子が語る起業セミナー開催 3月プレミアムフライデーの起業応援企画として、起業セミナーを開催します。本セミナーの講師・正能 茉優 氏は、女子大生の時に起業。現在は大企業の会社員として勤めながら、自ら立ち上げた会社の経営を行っています。複数の肩書を持つ「パラレルキャリア」と呼ばれる正能氏の働き方は、まさに働き方改革の一例として大きな注目を集めています。本セミナーでは、正能氏と「起業」する生き方について考えます。 【起業セミナー 開催概要】 日時:2017年3月31日(金) 18時30分~20時30分(開場18時) 場所:岡崎市図書館交流プラザ・りぶら 3階会議室 費用:無料 講師:正能 茉優 氏 【講師プロフィール】 株式会社ハピキラFACTORY 代表取締役 ソニー株式会社 新商品企画担当 1991年東京生まれ。慶應義塾大学在学中の2012年、地方の商材をかわいくプロデュースし発信する株式会社ハピキラFACTORYを起業。大学卒業後は、会社経営をしながら、広告代理店に就職。 現在は、ソニーで新規事業・新商品を開発しながら、自社の経営も行う「パラレルキャリア女子」。その働き方の経験を活かし、経済産業省「兼業・副業を通じた創業・新事業創出に関する研究会」の委員も務める。 同社の活動としては、2017年3月より、日本郵便とコラボした商品群が全国24,000局の郵便局で販売開始。 北海道天塩町「政策アドバイザー」も務める。 ■ちょっと豊かな週末にする「プレミアムフライデー」と、「働き方改革」 経済産業省と経団連や小売りなどの業界団体は個人消費を喚起するため、毎月末金曜日を「プレミアムフライデー」とし、早く退社する取り組みを始めました。夕方から買い物や飲食、旅行などを楽しんでもらうという消費喚起策。アメリカの「ブラックフライデー」にならい、デパートなどでセールを実施したり、特別な商品・サービスを提供したりすることを想定しており、2017年2月24日から実施しています。またこの取り組みを通じて、長時間労働の是正など働き方改革にもつなげる考えです。 詳細: https://premium-friday.go.jp 1. プレミアムフライデーの狙い(経済産業省) 個人が幸せや楽しさを感じられる体験(買物や家族との外食、観光等)や、そのための時間の創出を促すことで、以下の効果につなげていく取組です。 (1) 充実感・満足感を実感できる生活スタイルの変革への機会になる (2) 地域等のコミュニティ機能強化や一体感の醸成につながる (3) (単なる安売りではなく)デフレ的傾向を変えていくきっかけとなる 2. アベノミクス実現に向けた第4次産業革命/ベンチャー創出も強化策へ 経済再生の一つとして、安倍政権は、迅速かつ大胆な挑戦が可能なベンチャーは次の経済の中核となり得るとしています。また、2017年9月から「未来投資会議」を創設し、その中の一つに、第4次産業革命として、ベンチャー創出に向けた施策の具体化を図っています。 詳細: http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/index.html このような背景から、OKa-Bizでも、ちょっと豊かな週末の使い方としての起業を積極的にサポートしていくことにしました。 <参考>施設概要 (※1) 岡崎ビジネスサポートセンターOKa-Bizについて 岡崎市と岡崎商工会議所が2013年10月に開設した売上アップに特化した公的産業支援施設。富士市産業支援センターf-Biz(※2)をモデルにし、適性あるビジネスコーディネーターが個別支援を行っています。 受賞歴: 2015年内閣府男女共同参画局「女性のチャレンジ支援賞」、      2016年JNBニッポン新事業創出大賞支援部門特別賞 URL  : http://www.oka-biz.net/ ▼3年で101名の起業家を生み出す 開設から3年間で、101名の起業家を輩出し、継続したサポートを行っています。 ・1年目(2013年10月~2014年9月):34名(うち女性 12名 35.3%) ・2年目(2014年10月~2015年9月):34名(うち女性 11名 32.4%) ・3年目(2015年10月~2016年9月):33名(うち女性 11名 33.3%) ▼相談件数 開設時の年間目標相談件数600件に対し、3年目は2,206件にのぼりました。常に予約は満席状態で、最大で1ヶ月待ちの状況になることもあり、多くの事業者に支持されています。 また新規相談の79%は口コミ、寄せられる相談のうち88%はリピート利用をしています。 [相談件数] ・1年目 1,404件 ・2年目 1,959件 ・3年目 2,206件 ▼創業相談の50%以上が女性 OKa-Bizに寄せられる相談のうち、約36%が女性からの相談です。創業では50%を超えています。 公的産業支援機関では、中高年の男性相談員が多く、女性の立場に立った支援が十分に提供されていません。OKa-Bizでは副センター長をはじめとして相談員及び企画広報に女性を積極的に配置し、キッズスペースの設置や託児サービスとの連携をし、女性が来やすい環境整備をするなど、開設当初から創業や販路拡大・売上拡大などにチャレンジする女性を積極的に支援している結果といえます。 (※2) 【モデル施設】富士市産業支援センターf-Biz(エフビズ)とは 富士市産業支援センター「f-Biz」は、静岡県富士市が2008年8月に設立した、中小企業支援を目的とした公的機関です。「f-Biz」には、年間4,000件を超える相談があり、“行列のできる企業相談所”として定評があります。 これまで地方の市町村は、企業誘致などによる経済活性化策が大半を占めてきましたが、経済のグローバル化による産業の空洞化が進み、新たな企業支援策の必要性が叫ばれています。 こうした背景を受け、近年、「f-Biz」をモデルとした産業支援が脚光を浴びており、2013年に愛知県岡崎市に岡崎ビジネスサポートセンター「OKa-Biz」、2015年には熊本県天草市に天草市起業創業・中小企業支援センター「Ama-biZ」が立ち上がるなど、産業振興施策のあり方が変わりつつあります。また、「f-Biz」は2014年度に中小企業庁が中小企業支援策として全国に設置した「よろず支援拠点」のモデルとなっています。 URL: http://www.f-biz.jp/