報道関係者各位
    プレスリリース
    2017年2月23日 14:00
    公益財団法人 白鶴美術館

    神戸・白鶴美術館 2017年 春季展 3月7日(火)から開催  「作品は深く語る~中国・日本美術の地平~」(本館) 「絨毯を形づくるもの・絨毯に表されるもの」(新館)

     公益財団法人 白鶴美術館(神戸市、1934年開館)は、2017年春季展を3月7日(火)から開催します。当館は、日本有数の閑静な住宅地である神戸・住吉地域に位置し、数多くの日本・東洋美術の優品(国宝2件、重要文化財22件)を含む約1,450点以上の作品を所蔵しています。 今回、本館では、所蔵作品の中でも選りすぐりの優品を展示し、作品の奥深さについてみていきます(国宝2点、重要文化財19点)。また、新館では、絨毯やキリムなどに描かれる様々な画と、それを構成する糸の素材・技法の関係に着目して、およそ25点の作品を展示します。 公式ホームページ: http://hakutsuru-museum.org/ 【2017年 春季展の概要】 ■期間  :2017年3月7日(火)~6月4日(日) ■休館日 :毎週月曜日 ただし3月20日(祝・月)は開館、3月21日(火)を休館 ■開館時間:午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで) ■入館料 :大人:800円、65歳以上・大学生・高校生:500円、       中学生・小学生:250円 ■イベント情報 【講演会「中国美術と日本美術の特質 ―仏教美術を中心に―」】 日時:4月30日(日) 午後2時~3時30分 講師:増記 隆介氏(神戸大学大学院人文学研究科准教授) 【演奏会「ペルシアを旅しよう。―ペルシア絨毯に織り込まれた詩と音楽とダンスのひと時―」】 日時:5月5日(祝・金) 午後2時~3時 演奏:ラヤリ エル ウンス シルクロード 【新館レクチャー「絨毯に表された文字によむ」】 日時:5月21日(日) 午後1時~3時30分 「絨毯に織り込まれる文字」 講師:吉田 雄介 氏(神戸学院大学 非常勤講師) 「イマーム・アリーの金言」 講師:吉田 京子 氏(神田外語大学 専任講師) 【美術に親しむ会「作品は深く語る~ものつくり人の心に迫る~」】 日時:5月14日(日) 午後1時30分~3時30分 講師:当館学芸員3名 【アート・トーク 「白鶴美術館の名作は深く語る」】 ※当館学芸員によるスライド解説 日時:3月12日・26日、4月9日・23日、5月28日、6月4日の各日曜日 午後2時~3時 【特別ワークショップ「織ってみよう綴れ織り」】 日時:5月7日(日) 午後1時~4時 講師:新田 恭子 氏(大手前大学 非常勤講師) 【ワークショップ「クルッと反転!紙が要(かなめ)のミニ屏風」】 日時 :5月中の毎週日曜日 午後1時30分~4時 指導員:甲南大学在学生 ■白鶴美術館とは 「世界的価値のあるコレクションを私蔵するのではなく、ひとりでも多くの方の目に触れてほしい。」 白鶴美術館は、そんな願いを持った嘉納治兵衛(鶴翁・白鶴酒造7代)によって昭和9年(1934年)に開館されました。 古美術品500点で出発した当館は今、国宝2件(75点)、重要文化財22件(39点)を含む約1,450点以上の作品を所蔵。戦争と空襲、戦後の混乱、大震災など幾多の苦難を乗り越えながら、価値ある古美術品を現在に残しています。 ■施設所在地およびアクセス 〒658-0063 神戸市東灘区住吉山手6-1-1 ・阪神御影駅、JR住吉駅から市バス38系統渦森台行「白鶴美術館前」下車 ・阪急御影駅から北東約1km(徒歩約15分) ・無料駐車場あり(大型バスも可) ■本件に関するお問い合わせ先 公益財団法人 白鶴美術館 学芸課 担当  : 海原・田林・山中 Tel/Fax: 078-851-6001