報道関係者各位
    プレスリリース
    2009年9月24日 09:30
    東京芸術大学 保健センター 教授 須甲 松信

    免疫やアレルギーについて楽しく気軽に学ぶ! 携帯学習ゲーム「インフルエンザウイルス 撃退バトルゲーム」をリリース

    社団法人日本アレルギー学会アレルギー専門医であり、東京芸術大学 保健センターにおいて教授を務める須甲 松信(すこう まつのぶ)は、免疫やアレルギーといった病気の原因をゲームを通じて学ぶことができる携帯サイト「遊んで学べる すこう先生の免疫・アレルギー学習ゲーム」において、「インフルエンザウイルス 撃退バトルゲーム」をリリースいたしましたので、下記の通りお知らせいたします。

    免疫・アレルギー学習ゲーム
    URL: http://k.nextframe.jp/geidai/


    ■開発の背景とコンセプト

    2009年4月にメキシコでの流行が認知された後、2009年6月に世界保健機関(WHO)が世界的流行病(パンデミック)であることを宣言し、警戒水準をフェーズ6に引き上げた新型インフルエンザですが、国内においても確認された集団発生の事例数は全国で1,734例に上り、感染確認事例数は累計1万人近くを記録しております。(2009年8月22日現在 厚生労働省発表)

    死者や重症者、それにインフルエンザ治療薬“タミフル”に耐性を持つウィルスが報告されるなど、まさに全世界的な社会問題となっている新型インフルエンザですが、その予防にはまずウイルスに対する正しい知識を持つことが最も重要といえます。

    そこで今回、インフルエンザウイルスに対する免疫が弱く、成人に比べて感染した場合の危険性が高い子供たちが、身近なツールである携帯電話を通じて、インフルエンザについての正しい知識を学ぶことができるゲームを開発いたしました。


    ■「インフルエンザウイルス 撃退バトルゲーム」について

    「インフルエンザウイルス 撃退バトルゲーム」は、一つのゲームの中に6種類のミニゲームが入っており、携帯で楽しく遊びながら免疫・アレルギー等の病気になる原因や体内の反応等が学べる学習ゲームです。

    サイト名 : 遊んで学べる すこう先生の免疫・アレルギー学習ゲーム
    ゲーム名 : インフルエンザウイルス 撃退バトルゲーム
    リリース日: 2009年9月
    URL    : http://k.nextframe.jp/geidai/


    ■今後の展望
    「遊んで学べる すこう先生の免疫・アレルギー学習ゲーム」では、子供たちが携帯で楽しく気軽に病気について学べるよう、今年度末までに「治療を組み合わせたゲーム」を、来年度中には「アレルギー、癌に関してのゲーム」を公開予定です。
    今後も、病気になる原因や体内の反応等を気軽に学べるツールを提供することで、病気と闘う患者さんにエールを送り、免疫・アレルギーについての啓蒙活動を積極的に行ってまいります。


    ■制作者プロフィール
    須甲 松信(すこう まつのぶ)
    1948年 岐阜県生まれ
    1973年 東京大学医学部卒業
    1997年より東京芸術大学 保健センターにおいて教授を務めると共に、同年より東京大学医学部の非常勤講師としても活動。
    東京芸術大学では学生の健康を保つ仕事を担うとともに、社団法人日本アレルギー学会広報委員長およびアレルギー専門医として、インターネットを活用した免疫アレルギーの啓発を行っている。

    啓発サイトURL(1): http://www.e-allergy.jp/
    啓発サイトURL(2): http://www.jaanet.org/