報道関係者各位
    プレスリリース
    2016年11月9日 09:45
    阪神電気鉄道株式会社

    六甲ミーツ・アート 芸術散歩2016 来場者の投票で選出する「六甲ミーツ・アート大賞」 グランプリは古屋崇久氏の「爆発」に決定!

    阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市 社長:藤原崇起)と、そのグループ会社である六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:宮西幸治)は、2016年11月23日(水・祝)まで六甲山上の10会場において、現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2016」を開催しています。

    グランプリ受賞作品 古屋崇久「爆発」
    公式サイト https://www.rokkosan.com/art2016/

    「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」は、六甲山の土地柄や景観をいかした現代アート作品を通じ、六甲山の魅力を再発見してもらう事を大きなテーマにした展覧会です。
    六甲山上をピクニック気分で周遊し、自然や眺望、文化、歴史といった六甲山本来の魅力を五感で感じながら、アート作品をお楽しみ頂けます。今年は、総勢39組のアーティストが参加し、作品展示、パフォーマンス及びワークショップを展開しています。

    本展覧会では全展示作品(本年度は44作品)を対象に来場者の人気投票で選出する「六甲ミーツ・アート大賞」を設けており、投票を9月14日(水)から11月3日(木・祝)まで行いました。

    その結果、以下の通り「六甲ミーツ・アート大賞」3賞が決定しましたのでお知らせいたします。
    11月12日(土)には、グランプリ受賞作品、「爆発」(古屋崇久)の作品前で表彰式を行います。

    六甲ミーツ・アート 芸術散歩2016「六甲ミーツ・アート大賞」 受賞者

    グランプリ  古屋崇久「爆発」 賞金50万円
    準グランプリ 岡本光博「w#190 UFO - unidentified falling object (未確認墜落物体)」 賞金20万円
    第3位 PARANOID ANDERSONS「かくれんぼ」 賞金10万円(提供:一般社団法人 兵庫県宅地建物取引業協会)

    ■六甲ミーツ・アート 芸術散歩2016「六甲ミーツ・アート大賞」表彰式について
    グランプリ受賞作品「爆発」の前で表彰式を行います。
    【日程】11月12日(土)
    【時間】11:00~ 表彰式
    【時間】11:15~ 作品ガイドおよびアーティストインタビュー
    【時間】11:30~ 終了
    【場所】六甲オルゴールミュージアム 駐車場横の池

    ■六甲ミーツ・アート 芸術散歩2016「六甲ミーツ・アート大賞」受賞者について

    《グランプリ》アーティスト名:古屋崇久 / 受賞作品名:爆発
    本作品「爆発」が展示されている池は、かつて天然氷のスケートリンクとして賑わっていた場所です。池は20年以上放置され今回、この池が初めて展示会場となり、作者が島に上陸したとき、時間が止まったような感覚を覚えたといいます。こうした背景のもと、このインタラクティブな作品は生み出されました。
    作者は池の静けさを小宇宙ととらえ、島を惑星=作者自身、池を宇宙空間に見立てました。鑑賞者は池の畔=宇宙の果てから作品と関わることになります。宇宙の果てと惑星の交信手段として池にはロープが掛けられ、そこに吊り下げられたカードによって、鑑賞者は、惑星(島)にいる作者に意思を伝えます。作者は毎週末、惑星に滞在し、パフォーマンスを行います。
    作者のこれまでの作品にも見られるように内在する思いを他者に照射し、それを貫いて地球や自然の摂理にまで届けようとする、ナンセンスですが力強く熱のある作品です。
    多くの来場者から「悩みを吹き飛ばしてくれた」、「パフォーマンスがインパクト大でした」など評価されました。

    <経歴>
    1991年 山梨県生まれ、東京都在住
    2014年 明星大学造形芸術学部造形芸術学科造形デザインコース卒業
    2015年 「中之条ビエンナーレ2015」伊勢町民家(群馬)
    2014年 「木津川アート2014」西谷邸跡地(京都)


    《準グランプリ》アーティスト名:岡本光博 /
    受賞作品名:w#190 UFO - unidentified(ゆーふぉー) falling object (未確認墜落物体)

    「w#190 UFO - unidentified falling object (未確認墜落物体)」は、「六甲山カンツリーハウス」の釣り池に設置された、立体造形作品です。かねてから六甲山はUFOがよく飛来する“UFO銀座”との都市伝説がありますが、本作品はその文脈を借用して展示されました。岡本光博は日常の生活に内在している、誰もが共有できるイメージを独自のエスプリで再解釈して提示しています。知らず知らずのうちに刷り込まれたキャラクターやロゴマークなどの意味性について改めて考えさせられる作品です。

    <経歴>
    1968年 京都府生まれ、京都府在住
    1994年 滋賀大学大学院教育学修了
    2012年 KUNST ARZT運営
    2016年 個展「69」eitoeiko(東京)
    2015年 グループ展「ディズニ-美術」KUNST ARZT(京都)
    2010年 「ファッション綺譚」神戸ファッション美術館(神戸)
    2007年 「Thermocline of Art」ZKM(ドイツ)


    《第3位》アーティスト名:PARANOID(ぱらのいど) ANDERSONS(あんだーそんず) / 受賞作品名:かくれんぼ

    PARANOID ANDERSONSは同じ大学で造形を学んだ3名で、作品を共同で制作するのではなく三者三様の造形を同じ「場」に配置することで、ユニットとしての世界観を構築することに挑んでいます。
    本作品は人類の進化をテーマにしたシリーズ第2作目。人が混沌の中から生まれ進化してきた過程になぞらえて長期的視野で展開するシリーズです。

    <経歴>
    2014年 鹿毛倫太郎、中野寛之、溝垣高志により結成
    2015-12年 PARANOIDプロジェクト一章「海から」明石海岸(兵庫)
    2014-10年 グループ展「PARANOID ANDERSONS」GALLERY4 MARONIE(京都)


    <お客様のお問合せ先>
    六甲ミーツ・アート 芸術散歩2016 インフォメーション
    TEL:078-891-0048(10:00~17:00)

    六甲ミーツ・アート 芸術散歩2016 https://www.rokkosan.com/art2016/
    リリース http://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/4603.pdf

    発行元:阪急阪神ホールディングス
        大阪市北区芝田1-16-1