プレスリリース
広島ホームテレビ制作ドキュメンタリー映画「原爆資料館~語り継ぐものたち~」が広島国際映画祭でプレミア上映決定!
【広島国際映画祭2025】11月30日上映 テーマ曲はアカデミー賞受賞作曲家!
株式会社広島ホームテレビ(本社:広島市中区)では、ドキュメンタリー映画「原爆資料館~語り継ぐものたち~」を制作、「広島国際映画祭2025」においてプレミア上映します。

累計8,000万人が訪れた広島市の「原爆資料館」 壊滅した街で始まった "ガレキの展示室" は、どのようにして世界有数の "悲劇の記憶の博物館" となったのか
“核戦争の瀬戸際" と言われる今___世界へ静かに訴え続ける原爆資料館の歴史とそのメッセージを伝えるドキュメンタリー映画です。
ドキュメンタリー映画「原爆資料館 ~語り継ぐものたち~」

被爆翌日に広島に入った地質学者・長岡省吾が、原爆で溶けた瓦や石といった被爆資料(当時、家族らは「ガラクタ」と呼んだ)を集め、小さな公民館で展示したのが「原爆資料館」の始まり。その後、亡くなった被爆者の遺品も収集し資料館開館へと繋がる。
長岡は初代館長となった__
1人の男の思いから始まった資料館。その後、命を賭して自らの被爆体験を語り続けた歴代館長たち。3度の大規模リニューアル、世界のリーダーたちの訪問、さらにG7広島サミット。その歴史を追うことで、資料館がどのような経緯で現在(いま)の形となり、何を伝えてきたのかを探る。

国際情勢が揺らぎ、最悪の核危機にあるとも言われる今、悲劇の歴史と平和を静かに訴え続けてきた原爆資料館のメッセージとは___

【原爆資料館】



被爆10年後の1955年8月24日開館。2024年度は過去最多の226万人が来館。累計来館者は8,000万人を超えた。 原爆投下当時の写真、原爆で溶けた瓦や瓶、亡くなった被爆者の遺品などを展示。2019年のリニューアルで、実物中心の展示に置き換わり、暗めの館内で犠牲者の遺品と向き合い、核被害の大きさを感じさせる構成となっている。
【カメラがとらえた裏側】
遺族による遺品の寄贈は今も続いており、原爆資料館の地下にある収蔵庫には約2万点の被爆資料が保管されている。厳重な管理が行われている収蔵庫は毎年2月に3日間、全館閉館し、学芸員たちによって展示遺品の入れ替えが行われる。カメラは特別な許可を得て、その様子も撮影した。


【音楽】はアカデミー賞受賞アーティスト:石橋英子/EIKO ISHIBASHI
2021年、音楽を担当した広島ロケ映画「ドライブ・マイ・カー」がアメリカ アカデミー賞国際長編映画賞を受賞。2023年、濱口竜介監督と再びタッグを組み「悪は存在しない」の音楽を制作。2025年3月、7年ぶりの歌のアルバム「Antigone」をリリース。全国ツアー・海外ツアーを行う。広島との縁は深くほぼ毎年ライブを行っている。

広島国際映画祭2025 プレミア上映概要
| タイトル : 「原爆資料館 ~語り継ぐものたち~」
| 日 程 : 2025年11月30日㈰ 午後
| 会 場 : NTTクレドホール第一会場


【広島国際映画祭2025】
日程:2025年11/28㈮ ~ 11/30㈰
会場:NTTクレドホール第一会場・第二会場
紙屋町ホール・横川シネマ(28日のみ)
初開催から17年目を迎える国際映画祭「海外の映画人や作品を受け入れ、広島の街や市民と世界の映画人を繋ぐ架け橋となりたい」として始まる。生きる力を与えてくれる「ポジティブな力を持つ作品」を今年も世界中から集めて上映予定。詳細は今後随時発表
