報道関係者各位
    プレスリリース
    2016年9月16日 10:00
    本願寺眞無量院

    第二の人生をスタートさせた前都議会議員  得度後、初めての秋季彼岸会にて 僧侶人生の第一歩を踏み出す

    京都の本願寺眞無量院(所在地:京都府京都市、住職:大谷 飛鳥、執事長:大谷 浩文)が開講する宗旨・宗派を問わない一般向け仏教スクール『宗学堂』で学び、平成28年6月に得度した(仏門に入った)前東京都議会議員の土屋氏は、平成28年9月19日(月・祝)から25日(日)にかけて行われる秋季彼岸会にて、初めてのお勤めを行います。 <得度式当日の土屋氏のドキュメントムービー> https://www.youtube.com/watch?v=fZ14PvTuFIE ■仏教の学びが立ち直るきっかけとなった 前東京都議会議員であり、前拓殖大学客員教授である土屋 敬之氏は、仏教に出会い新たな人生を踏み出すことができたといいます。 土屋氏は大学卒業後、25歳で政治の道に足を踏み入れ、その後、都議会議員として活躍、40年近く政治の世界で人生を過ごしてきました。そのような仏教の世界とは遠い世界で生きてきた土屋氏が仏教を本格的に学ぶきっかけとなったのが妻との死別でした。 「とても仲の良い夫婦でした。それがいきなり余命わずかと言われ、目の前が真っ暗になってしまった。突然の別れが訪れたとき、心にぽっかりと穴が開いてしまったようでした。その時に救ってくれたのが仏教でした」 と土屋氏は語ります。 さらに平成28年6月に得度式を終えた土屋氏は、 「政治の世界は目の前で行われていることである一方、仏教の世界は目に見えない世界。はじめのうちはわからないことも多かったですが、徐々に理解できるようになってきました。さらに勉強し、私も浄土に行き、亡き妻とまたその世界で会うことが私の願いです。」 と、第二の人生の目標を語っています。 ■現代日本においてこそ必要な仏教の役割 現代日本は、経済発展の右肩上がりを経験し、精神面より物質面の豊かさが優先されるようになり、それと共に仏教というものの意味合いや役割も薄くなってきました。しかし、成長時代が終わり、これから先行きが不透明な時代になったからこそ、仏教が果たす役割は大きくなります。 内閣府によれば平成27年の自殺者数は2万4千人。健康を理由に自殺する人は大きく減少しているものの、家庭問題や学校問題、勤務問題といった精神的な苦痛からの自殺者数はおおむね横ばいの数字を維持しています。このような時代だからこそ、日本社会の「支え」となる仏教の役割は大きくなっていくものといえます。 先述した土屋氏は、まさにこのような環境において、仏教が人生にとっての「生きがい」となり、第二の人生を充実させることのできたまさにその一人でした。 ■得度後、初めての勤めとなる秋季彼岸会 平成28年9月19日(月・祝)から25日(日)、東山浄苑東本願寺で勤まる秋季彼岸会に、土屋氏を含め、平成28年6月に得度式を終え、一般人(在家)から僧侶(出家)となったばかりの宗学堂生が初めての彼岸会法要に参加し、お勤めいたします。宗学堂(宗旨・宗派を問わない日本唯一の一般向け仏教スクール)で仏教を学び、その学びを生きがいとする真剣な僧侶の姿をご覧いただけます。 【秋季彼岸会詳細】 日時:平成28年9月19日(月・祝)~25(日) 場所:東山浄苑東本願寺にて ※期間中の予定は下記を参照 http://honganjifoundation.org/jouen/wordpress/wp-content/uploads/2016/07/shikihou-h28-7.pdf ■宗学堂概要 教場   : <京都本寺>        京都府京都市下京区東塩小路町690-6        <東京学院>        東京都千代田区麹町2丁目2 オーセンティック半蔵門ビル 601号        <福岡学院>        福岡県福岡市博多区博多駅東2-5-1 アーバンネット博多ビル4F 履修コース: 初等科専修課程(得度コース)・初等科学習課程(聴講コース)        無料体験講座もあり 受講者数 : 初等科、中等科合計405名(※平成27年4月現在) サイトURL : http://www.shinmuryouin.jp/school/ ■法人概要 商号 : 宗教法人 本願寺眞無量院 代表者: 住職 大谷 飛鳥 所在地: 京都府京都市下京区木津屋橋通新町東入ル東塩小路町690-6 URL  : http://www.shinmuryouin.jp/ (「本願寺眞無量院」で検索)