報道関係者各位
    プレスリリース
    2016年9月14日 10:30
    ギャルリさわらび

    “角力国家ノ元気ヲ養フ”日本画と力士像 木村浩之展  相撲をテーマに、ギャルリさわらびにて開催

    ギャルリさわらび(所在地:東京都中央区)は、9月15日より「“角力国家ノ元気ヲ養フ”日本画と力士像 木村浩之展」を開催いたします。

    「深秋」日本画


    ■展覧会ご案内状より
    「相撲の所作には、自然への感謝や、国の繁栄を願う思いが込められている。日本の文化が凝縮されている」。
    そう語る画家が描く動機は、単なる私的趣味ではない。日本人としての源流を神事たる相撲に見ることで、自らが今ここに在る理由、その意味、それへの感謝、そして感激の中から自らの役割に気付き、遂行しているのである。根を知ることで今を生き、普遍の美をもとめ続けている。

    角界では昨年今年と、北の湖、千代の富士という大横綱が、早過ぎる帰幽をされた。この展覧会が、“たましずめ”、そして生者の魂を奮い立たせるという意の“たまふり”ともなりますように。

    「角力養國家之元氣」(「角力国家ノ元気ヲ養フ」)とは、角聖 常陸山の言葉である。常陸山の公の精神は、国技としての相撲を確かなものとした。常陸国の鹿島神宮に祀られる建御雷神(タケミカヅチノカミ)は、相撲の起源の神でもあるが、画家が本年この地を訪れ、インスピレーションを受け制作された作品も本展では展示される。

    画家の公の精神、その「元氣」に触れていただければと思います。ご高覧くださいますよう、ご案内申し上げます。(画廊主)


    ■作家の言葉
    はっけよい のこった

    稲穂が実る仲秋、土俵の周りに熱気があふれる
    立会で頭と頭で思いっ切り当たると、その衝撃で眼前が白くなり、朦朧としながらもがむしゃらに相撲をとる
    全身を燃やすように動いた時、魂が振れ、日本人であることを強烈に自覚する

    古事記にある建御雷神と建御名方神の相撲は、大和国の始まりの話である
    私は神代から現代まで繋がる大和心を相撲に見ている
    そして私達の国土に宿る神々の記憶をつぶさに表したい
    そのような思いから私は相撲を描いている

    万物は天地(あめつち)からの恩恵のもとにある


    ■展覧会日程
    場所    : ギャルリさわらび
            〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目9番8号 奥野ビル2階
    会期    : 2016年9月15日(木)~10月8日(土)
            日・月曜休廊 正午~午後6時(最終日は午後5時まで)
    ウェブサイト: http://www.gsawarabi.com

    入場無料 お気軽にご覧ください


    ■木村浩之 略歴
    1975年 東京生まれ
    2001年 第12回臥龍桜日本画大賞展入選
    2002年 第12回臥龍桜日本画大賞展入選
        平成14年度新生展入選
    2003年 多摩美術大学日本画専攻卒業
        個展(アートギャラリー環)
    2004年 山中湖の新しい風展(山中湖美術館)
        個展(アートギャラリー環)
    2005年 hope展(アートスペース羅針盤)
        ピエゾ博士の展覧会vol.3(アートスペース羅針盤)
        個展(アートスペース羅針盤)
        ピエゾグラフ版画展(T-BOX)
    2006年 Let's Paint Hana(ギャラリー汲美)
        Active Arts Exhibition I -Piezograph展-(アートスペース羅針盤)
    2007年 hope展(アートスペース羅針盤)
        個展 -発気揚々-(トキ・アートスペース)
    2008年 個展(ギャラリー人)
        スパイラルアート展(セッションハウス ガーデン)
    2009年 男の墨女の墨(柴田悦子画廊)
        男が描く男・女が描く女(柴田悦子画廊)
        個展(Galerie Hexagone / ドイツ・アーヘン)
        掛け軸の可能性(羽黒洞木村東介)
        個展 -心・技・体-(柴田悦子画廊)
    2010年 ART COLOGNE(ケルンアートフェアに出品[4/21-4/25])
        Unidentified Body「不定形身体」(トキ・アートスペース)
    2011年 木村浩之展 心・技・体(柴田悦子画廊)
        -羽黒部屋 - 木村浩之の相撲展 -(羽黒洞)
        男が描く男・女が描く女(柴田悦子画廊) 7/23~7/30
        「VARIA アートフェア名古屋」(松坂屋名古屋店) / 羽黒洞木村東介より出品 9/8-11
    2012年 個展(阿曾美術)
        個展(柴田悦子画廊)
        12/1より3週間かけてパークホテル東京(汐留)のアーティストルームを手がける。
        現在、制作した部屋に宿泊できる「アーティストインホテル」として展開中。
    2013年 個展(伊勢丹新宿店 5Fアートギャラリー)
        個展(銀座三越 8Fアートスペース)
        個展(ギャラリー古瀬戸 / 神保町)
    2014年 はっけよい(文錦堂 / 岐阜)
        個展(ギャラリー古瀬戸 / 神保町)
        個展(柴田悦子画廊)
        第38回人人展出品
    2015年 第39回人人展出品
        Dorothea Fleiss & East West Artist In Romania Ardud (Artist in Residence)
         https://www.youtube.com/watch?v=fWVrpvfb9uA
        Park Hotel Tokyo AIH 31Floor Exhibition(パークホテル東京 / 汐留)
    2016年 個展(高崎スズラン / 美術工芸サロン)


    ■画廊概要
    画廊名: ギャルリさわらび
    創業 : 2003年8月
    廊主 : 田中壽幸
    所在地: 〒104-0061 東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル2階
    URL  : http://www.gsawarabi.com