報道関係者各位
    プレスリリース
    2016年7月27日 12:30
    アルケア株式会社

    リオ2016パラリンピック競技大会出場決定! アルケア社員 北薗新光(柔道)、 山田敦子(トライアスロン)の2名が選出

    医療・福祉・健康分野の機器・材料を開発・製造・販売するアルケア株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:鈴木 輝重、以下 アルケア)は、2016年9月7日(水)から開催されるリオ2016パラリンピック競技大会の日本代表選手にアルケア社員2名が選出されたことをお知らせいたします。

    北薗 新光(きたぞの あらみつ)

    アルケア株式会社: http://www.alcare.co.jp


    ■選手紹介
    ・北薗 新光(きたぞの あらみつ)
    1991年2月17日 兵庫県神戸市生まれ。
    谷 亮子選手の活躍を見て憧れを抱いたのがきっかけで、幼少期から柔道を始める。柔道強豪の育英高校(神戸市)で鍛錬を積むが、京都産業大学進学時の検査で網膜色素変性症と判明。以降は視覚障害者柔道に転向。
    2012年 ロンドンパラリンピックには100kg級で出場、7位に終わる。体格で勝る諸外国選手と戦うため減量を決意。
    2014年 アジアパラ競技大会 90kg級で銀メダル
    2015年 全日本視覚障害者柔道大会では81kg級で金メダル(3連覇)
    2016年 リオ2016パラリンピック競技大会日本代表候補選考大会では73kg級で優勝、パラリンピックへの切符を獲得する。

    2015年よりアルケアに所属し世界を目指す。


    ・山田 敦子(やまだ あつこ)
    1974年4月10日 広島県海田町生まれ。
    生後まもなく左眼が「先天性白内障」と診断され、3度手術を受けるも失明。自身の障害経験をもとに、「治らない病気を抱えた子どもたちを治療したい」と医学の道を志す。大学院で脳病理を研究するが、視力低下が進み研究活動を断念。2011年には右眼視力も低下し視覚障害者1級となる。
    2012年よりトライアスロンを始める。
    2012年 世界トライアスロン横浜大会 TRI6女子の部 1位
    2013年 世界トライアスロン横浜大会 TRI6女子の部 1位
    2015年 世界トライアスロン横浜大会 PT5女子の部 2位
    2016年 世界トライアスロンペンリス大会 PT5女子の部 2位


    ■リオ2016パラリンピック競技大会 競技日程
    視覚障害者柔道 男子73kg級(北薗 新光選手 出場) 現地時間9月9日(金)
    パラトライアスロン 女子の部 (山田 敦子選手 出場) 現地時間9月11日(日)


    ■パラリンピック 柔道競技の特徴
    <組み合ってから試合開始 技の掛け合いが見られます>
    柔道場の広さや試合時間などの基本ルールは健常者と同じです。
    パラ柔道は、両者が互いに組み合った状態から始めるため、組まずに時間稼ぎをするということができません。そのため技の掛け合いを堪能できます。

    <メダルの期待>
    パラ柔道は、ソウル大会(1998年)からロンドン大会(2012年)まで毎回メダル獲得をしており、今回の大会も大いに期待されています。男子は体重別に5階級に分かれており、北薗選手は73kg級に出場します。


    ■パラリンピック トライアスロン競技の特徴
    <2016年よりパラリンピック正式種目となる>
    トライアスロン(2000年シドニーオリンピックから正式種目)に続き、パラトライアスロンは今回のリオ2016パラリンピック競技大会から正式種目となりました。健常者のトライアスロンと同様、スイム(水泳:750m)、バイク(自転車ロードレース:20km)、ラン(長距離走:5km)を連続して行います。障害別に、PT1(シッティング:競技用車いすの使用等)、PT2-4(スタンディング:義足の使用等)、PT5(ブラインド:視覚障害のある選手と同性のガイド1人が併走等)の5クラスに分かれています。

    <ガイドとのチームワーク(PT5)>
    PT5クラスでは、選手とガイドのチームワークも大切です。山田選手は、2016年トライアスロン横浜大会でもガイドをつとめた西山 優さん(グンゼスポーツ株式会社)と共に世界の舞台で戦います。


    ■アルケア株式会社の概要
    アルケアは、医療機器や医療用材料のメーカーです。アルケアの企業理念である、「健康で豊かな医療福祉社会の実現」に向けた施策の一つとして障害者アスリートの競技支援を行っており、現在は北薗 新光選手と山田 敦子選手の2名が社員として在籍しています。
    北薗選手・山田選手の支援を通じて、怪我や障害でつらい想いをされている方はもちろんのこと、広く社会に対して夢と希望を提供していきたいと考えています。障害に負けることなく世界と戦う両選手を、アルケアはこれからも応援し続けていきます。

    社名   : アルケア株式会社
    代表者  : 代表取締役社長 鈴木 輝重
    本社所在地: 〒130-0013 東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル19階
    URL    : http://www.alcare.co.jp/
    創業   : 1955年7月
    設立   : 1973年5月
    資本金  : 9,000万円(2016年6月末現在)
    売上高  : 144億円(2016年6月末現在)
    従業員数 : 530名(2016年6月末現在)
    事業内容 : 医療機器・医療用消耗材料の研究開発、製造、販売業
    事業所  : 本社、医工学研究所(以上、東京都墨田区)、
           工場(千葉県千葉市)、物流センター(東京都江戸川区)
           営業所(札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、吹田市、広島市、
              福岡市)
    関連会社 : 株式会社ザイタック