報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年9月10日 15:00
    ターナー & タウンゼント株式会社

    AI・データセンター投資が世界の建設市場を牽引 「グローバル建設市場動向レポート2026」日本語版発表

    ターナー&タウンゼント株式会社(東京都港区) はこのたび、「グローバル建設市場動向レポート 2026」(GCMI 2026)日本語版を発表しました。最新レポートでは、世界の建設市場が「テクノロジー主導の成長分野」と「投資が鈍化する従来型分野」の二極化へと移行していることが明らかになりました。

    特に注目されるのは、データセンター分野です。クラウドサービス、AI活用の拡大、デジタルインフラ需要の急増を背景に、データセンターは世界で最も活発な建設セクターとなっています。東南アジアや中南米では新規投資が加速しており、建設需要の中心がAI時代を支えるインフラへと移行しています。また、産業・物流施設への投資も引き続き堅調です。サプライチェーン再編や生産拠点の国内回帰、ニアショアリング、EC市場の成長が、新たな建設需要を創出しています。さらに、各国政府によるインフラ投資やエネルギー転換政策を背景に、交通インフラや再生可能エネルギープロジェクトも安定した成長を続けています。一方で、住宅および商業不動産市場は高金利や投資家心理の慎重化によって成長が鈍化しています。市場全体が拡大しているわけではなく、需要が特定分野へ集中する「マルチスピード化」が世界共通の特徴となっています。建設市場の成長を支える一方で、人材不足や供給能力の制約、エネルギー価格の上昇、地政学的リスクといった課題も深刻化しています。2026年には中東情勢の影響により原油価格が1バレル当たり約60米ドルから90米ドル近くまで上昇し、建設資材や物流コストへの影響が懸念されています。
     ターナー&タウンゼントは、こうした不確実性の高い市場環境において、発注者、投資家、プロジェクト関係者が早期からリスクを可視化し、コストとサプライチェーンを戦略的に管理することが成功の鍵になると分析しています。AI、デジタル化、クリーンエネルギー、先端製造業、これらのメガトレンドが今後の建設市場を大きく変えていく中、GCMI 2026は世界の建設・不動産業界における重要な羅針盤として、企業の投資判断や事業戦略に貴重なインサイトを提供します。

    ターナー&タウンゼント株式会社について

    ターナー&タウンゼントは、世界64か国で23,000人以上の社員を擁するグローバル 建設プログラム・マネジメント企業です。不動産、インフラ、エネルギー、天然資源分野のクライアントと連携し、世界中の市場において、大規模プログラム、プロジェクト、コストおよびコマーシャルマネジメント、ネットゼロおよびデジタルソリューションを専門としています。ターナー&タウンゼントは、世界最大の商業用不動産サービス・投資会社であり、重要インフラサービスの主要プロバイダーであるCBREグループの過半数株主のもとに置かれており、パートナーが相当規模の非支配持分を保有しています