報道関係者各位
    プレスリリース
    2016年5月27日 10:00
    株式会社文藝春秋

    ジェイムズ・エルロイの新作、名作を一挙電子化! 無料ブックガイド『暗黒小説へようこそ』も同時配信

    文藝春秋電子書籍編集部では、5月28日(土)より、ジェイムズ・エルロイの《暗黒のLA四部作》の各作品と、新刊『背信の都』の電子書籍版を配信いたします。エルロイ作品の日本語版、初の電子書籍化になります。 ジェイムズ・エルロイは1948年ロサンジェルス生まれ。1981年に『レクイエム』で作家デビューを果たし、その緻密きわまりないプロットと「英語という言語に暴力をふるう」と評された文体を駆使して孤高のノワール作家としての地位を確立しました。 今回電子化される《暗黒のLA四部作》とは、『ブラック・ダリア』『ビッグ・ノーウェア』『LAコンフィデンシャル』『ホワイト・ジャズ』からなる一連の警察小説。ファン待望の電子化といえます。 新刊『背信の都』は、紙書籍版と電子書籍版の同時発売となります。本作は、エルロイが20年ぶりに警察小説にカムバックした記念すべき作品で、エルロイが新たに開始する警察小説四部作《新・暗黒のLA四部作》の第一作。ヘイトが吹き荒れる1941年のロサンジェルスを舞台に、三人の警察官たちが時に共闘、時に裏切り合いながら、真実を追い求めます。  電子書籍化にあわせて、電子書籍オリジナルブックガイド『暗黒小説へようこそ ミステリーのプロが解説する、ジェイムズ・エルロイの世界』を無料で配信。翻訳ミステリー担当の目利き編集者が、エルロイの唯一無二の小説世界へとご案内します。 ■『暗黒小説へようこそ』あとがきより ジェイムズ・エルロイは闇のなかで小説を紡ぐ。 充分な取材を終えると、ひとり部屋に入り、電灯を消し、暗闇のなかに横たわる。 すると物語が湧き上がるという。 それをアウトラインに書き起こす。それは綿密なものだ。それをまず書く。 アウトラインは長大なものとなる。長編であれば数百ページを超える。 これが線路のようなものになるとエルロイは言う。それはダイヤグラムだと言う。 そこにはあの独特の緻密なプロットが書き出されている。 ■書誌情報 書名:『ブラック・ダリア』『ビッグ・ノーウェア 上下』『LAコンフィデンシャル 上下』『ホワイト・ジャズ』『背信の都 上下』 著者:ジェイムズ・エルロイ 価格:※各電子書店で確認してください。 発売日:5月28日(土) 主要販売電子書店:Kindleストア、楽天Kobo、iBooks Store、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto他、電子書籍を販売している主要書店 ※『ビッグ・ノーウェア』『LAコンフィデンシャル』『背信の都』は合本版もあります。 書名:『暗黒小説へようこそ ミステリーのプロが解説する、ジェイムズ・エルロイの世界』 編者:文藝春秋 価格:無料 発売日:同上 主要販売電子書店:同上 ■関連URL 文藝春秋の電子書籍ニュースはこちらから https://www.atpress.ne.jp/news/company/6218/ 文藝春秋電子書籍編集部 公式SNS Facebook : https://www.facebook.com/bunshun.denshi Twitter : https://twitter.com/bun_den Instagram : https://www.instagram.com/bunshun_ebook/