報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年10月10日 15:35
    グローバルキッチン株式会社【まごの手キッチン】

    新商品『まごの手ソフト食』—業界最高水準クラスの栄養設計。おかずのみで1日あたりエネルギー740kcal・たんぱく質40.8g、11月11日(火)より全国販売開始

    “食べやすさ”と“栄養”の両立を実現。現場の声から生まれた新しいソフト食!

    まごの手ソフト食(朝食14種類、昼・夕食28種類)
    まごの手ソフト食(朝食14種類、昼・夕食28種類)

    高齢者施設向け冷凍食材を展開するグローバルキッチン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:亀井泰人)は、2025年11月11日(火)より、新商品『まごの手ソフト食』を全国の高齢者施設向けに販売開始します。「舌でつぶせる」やわらかさと、おかずのみで1日あたりエネルギー740kcal・たんぱく質40.8gという業界最高水準クラスの栄養設計を、手軽に冷蔵解凍だけで提供します。嚥下機能が低下し、食事の摂取量が少なくなった高齢者でも、少量で効率的に栄養を補給できる商品となっています。

    試食会情報

    2025年10月15日(水)〜17日(金)にインテックス大阪で開催される「CareTEX大阪'25」にて、新商品発売に先立ち、試食会および導入相談会を実施いたします。また、弊社ホームページからも無料試食のお申し込みが可能です。

    【無料試食お申込み】

    背景:高齢者施設における現状と課題

    日本の高齢化率が30%に迫る中、高齢者施設では利用者の健康維持・向上が一層重要視されています。特に嚥下機能の低下し食事量が少なくなった高齢者に対しては、「安全で食べやすい形状」と「十分な栄養価の確保」を両立した食事提供が求められます。また、介護業界全体で深刻化する人手不足により、調理工程の簡素化と栄養バランスの維持を同時に実現できる商品が必要とされています。

    商品概要:『まごの手ソフト食』の特徴

    『まごの手ソフト食』は、「舌でつぶせる」やわらかさ(日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021のコード3相当)に対応したソフト食です。朝・昼・夕の3食をセパレートタイプで提供し、あらゆる施設運営形態に対応します。

    主な商品仕様

    • メニュー構成:朝食14種類、昼・夕食28種類
    • 商品形態:トレー+ピロー包装による個食タイプ
    • 重量:朝食124g、昼夕食各148g(ソース込み、総重量420g)
    • 調理方法:冷蔵解凍のみ(温め提供も可能)

    「1日あたりエネルギー740kcal・たんぱく質40.8g」—業界最高水準の栄養設計

    冷蔵解凍後の『まごの手ソフト食』
    冷蔵解凍後の『まごの手ソフト食』

    『まごの手ソフト食』は、厚生労働省「日本人の 食事摂取基準(2025年度版)」に基づき、75歳以 上推奨量の男女平均を上回るエネルギー・たんぱく質の設計となっています。

    おかずのみで1日あたりエネルギー740kcal・たんぱく質40.8gを摂取でき、弊社の『たんぱく強化汁・具セット』を併用すると、全粥・おやつ・汁物・牛乳も含めて1日総摂取量は1,404kcal・たんぱく質64.6gに達します。これは、体重50kgの高齢者に必要なたんぱく質量(50〜60g/日)を十分に補える水準です。

    さらに、たんぱく質エネルギー比率(%PE)は約18.4%で、高齢者向けの理想範囲(15〜20%)を満たしており、日々の食事を通じてフレイルや低栄養の予防にもつながります。嚥下機能の低下により食事量が限られる方でも、少量で効率よく必要な栄養を摂取できる点が『まごの手ソフト食』の大きな特徴です。

    前日準備で翌日提供―業務効率を最大化する冷蔵解凍商品

    『まごの手ソフト食』は、冷蔵解凍のみでおいしく食べられるよう開発されており、前日の盛り付け後に冷蔵解凍するだけで提供できます。従来必要だった湯煎やスチームコンベクション加熱は不要で、温冷配膳車使用時には、65℃で2時間の保温も可能です。これにより、調理スタッフの作業負担を大幅に軽減し、限られた人員でも安定的に温かい食事を提供できます。

    女子栄養大学   栄養クリニック             蒲池 桂子 教授
    女子栄養大学   栄養クリニック             蒲池 桂子 教授

    女子栄養大学 栄養クリニック 蒲池桂子教授のコメント

    冷蔵解凍のみで提供可能な点は施設での食事提供の負担を減らすことにつながります。温めて食べることもでき、利用者様と提供者様の両方に大きなメリットとなるのではないでしょうか。

    ソースの風味もよく、食材本来の食感と味が活かされた味付けです。彩りもよく、見た目からも食欲を増進させる工夫がなされています。また、舌でつぶせる物性に調整されており、高齢者に必要なたんぱく質量を確保しながら、嚥下状態に配慮した適切なやわらかさを両立した設計となっています。

    食事提供オペレーションの効率化

    従来、ソフト食は煮込み・裏ごし・とろみ付けなど専門知識を持つスタッフによる複雑な工程が必要でした。しかし、『まごの手ソフト食』を導入すれば、これらの工程は不要となり、パートタイムスタッフでも解凍・盛り付けだけで安全かつ栄養価の高い食事を提供できます。

    特に夜勤帯や休日など調理スタッフが限られる時間帯でも、手間をかけずに安定した食事提供が行えます。さらに食べきりやすいボリュームと味付けにより、利用者の食事満足度向上も期待できます。

    関係者コメント

    人手不足が深刻化するなか、冷蔵解凍だけで食べられる仕様にすることで現場の負担軽減を図りました。また、直接施設様からいただいたご意見を開発に反映することで、より現場の要望に沿った商品となるよう心掛けました。

    何よりも喫食者様のことを第一に考え、安全に召し上がることのできる物性、健やかな生活のための高い栄養価、そして食材本来の風味を活かした味付けにこだわった商品となります。本商品が利用者様とそのご家族、施設で働く方々の笑顔につながれば幸いです。

    商品概要

    商品名:まごの手ソフト食
    発売日:2025年11月11日(火)
    内容:個包装ソフト食
    種類:朝食14種類、昼・夕食28種類
    たんぱく質量:1日あたり40.8g
    保存方法:冷凍(-18℃以下)
    調理方法:冷蔵解凍(温め提供も可)
    販売形態:法人向け(介護施設・高齢者施設・病院等)
    価格:お問い合わせください

    【サービス資料ダウンロード】

    今後の展開

    弊社では、新商品『まごの手ソフト食』を初めに、現場の多様なニーズに応じた食形態対応食の商品ラインを拡充予定です。施設運営や栄養管理に役立つ無料セミナーの開催など、食材提供にとどまらない包括的な支援体制を構築し、介護現場の食と栄養の課題解決に向けて取り組んでまいります。

    会社概要・お問い合わせ先

    法人名:グローバルキッチン株式会社
    代表:代表取締役社長 亀井泰人
    所在地:東京都港区東新橋二丁目12番1号 PMO東新橋8階
    電話:03-6459-0746
    事業内容:高齢者施設への調理済み冷凍食材の商品企画・開発・販売、個人向け通販事業(まごの手キッチン)、配食支援事業
    ホームページ:https://www.global-kitchen.jp/