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    プレスリリース
    2012年9月18日 13:00
    TENGAI GALLERY

    TENGAI GALLERY天明屋尚プロデュース個展第三弾  縣ケンジ展「blasplosion」のお知らせ

    TENGAI GALLERY天明屋尚プロデュース個展第三弾!縣ケンジ(アガタケンジ)展「blasplosion」を10月13日(土)より開催致します。 ■縣ケンジ展「blasplosion」 2012年10月13日(土)~11月10日(土) オープニング・レセプション:10月13日(土) 18:00~20:00 今展は現在、東京藝術大学在学3年生の新鋭・縣ケンジによる初個展となります。縣の作品は、鳥や蛇、落雷などのイメージが巧みに組合わされ、具象形態を保ちながらも、一方でその拡散と崩壊を志向する抽象的タッチが鮮やかに画面に炸裂しています。 その細部まで精緻に描き込まれた筆致の魅力に加え、画面にほとばしる華美な配色や、具象と抽象のハイブリッド、歌川国芳の奇想にもつながる形態のメタモルフォーゼなどは、天明屋尚が提唱するBASARA美学にも通じるところです。 BASARAとは、侘び・寂び・禅の対極にあり、オタク文化とも相容れない華美(過美)で反骨精神溢れる覇格(破格)の美の系譜であり、日本社会のフラットな枠組みからは逸脱した戦国時代のかぶき者や幕末の絵師たちの伝統に連なる系譜です。 具象形態を型どりながらも、抽象的な閃光や液体の破裂で構成された縣の絵画は、誕生と同時に消滅する二方向に引き裂かれた存在とも言え、その華美な勇猛さや猛々しさと同時にそれとは真逆の儚さや無常感をも感じさせます。そうしたある種の矛盾や混沌、葛藤こそ、混迷の時代における、縣の現代の絵師としての矜持の表れなのかもしれません。若き新鋭の初個展となる今展はアクリル絵画約10点で構成。この機会にぜひともご高覧ください。 ■縣ケンジ(アガタケンジ)略歴 1991年 神奈川生まれ 2010年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻入学 現在  東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻在籍 縣ケンジ「prototype」 http://www.atpress.ne.jp/releases/30011/1_1.jpg 350mm × 350mm 紙、アクリル絵具 KENJI AGATA, Courtesy of TENGAI GALLERY ■INFORMATION 会場:TENGAI GALLERY 〒153-0042 東京都目黒区青葉台1丁目14番18号1階 東急東横線 中目黒駅正面出口より徒歩8分 TEL: 03-3462-0682 URL: http://tengaigallery.com/