印刷する

報道関係者各位
プレスリリース

2016.05.09 12:00
株式会社榮太樓總本鋪

 株式会社榮太樓總本鋪(本社:東京都中央区、代表取締役社長:細田 眞)は、全ての餅商品に使用しているもち米を、成田市おかげさま農場の特別栽培米「マンゲツモチ」に変えて全面リニューアルいたしました。なお、2016年3月から先行して、代表銘菓である「黒豆大福」に適用、その他の商品も順次対応しております。

田植え
田植え

【「マンゲツモチ」とは】
 一粒一粒しっかりとした弾力のある力強い食感と、もち米本来の旨味が強い品種です。粒の弾力が強いので、搗くのに手間がかかりますが、江戸っ子好みの歯切れが良くコシの強い餅が出来ます。また、天皇陛下が皇居内の水田にて作付けされたことのあるもち米でもあり、収穫されたお米は11月の新嘗(にいなめ)祭などの皇室の神事で、供物に使われるほどの歴史ある品種となります。

 当社は、和菓子の大切な原料であるもち米の美味しさと、安全性を追求し、自社販売している大福に最も合うもち米を捜し求めた結果、特別栽培米三ツ星の「マンゲツモチ」と出会いました。当社社員が田植えから刈り入れまでお手伝いして作られた「マンゲツモチ」による和菓子は、江戸の餡と特別栽培米「マンゲツモチ」を丁寧に杵でついた餅が織りなす“江戸菓子の味”をお楽しみいただけます。


【おかげさま農場とは】
昭和63年(1988年)に千葉県成田市で結成。「食は命」をテーマとした、会員農家25名で構成される「無化学農薬」「有機肥料栽培」にこだわる農家集団です。食の安心安全に対するおかげさま農場の考え方や各種作物の美味しさに共感し、当社が生菓子に使用する全てのもち米を委託契約栽培することにいたしました。

URL: http://www.okagesam.info/


【特別栽培米三ツ星とは】
 農林水産省ガイドラインの示す特別栽培農産物のうち、前作の収穫後から当該農産物の収穫・調整までの期間、化学合成農薬および化学肥料を使用しない農産物のことを指します。化学合成農薬、肥料を使用しませんので、一般の稲作に比べ手間がかかりますが、農業本来の姿である自然循環機能が維持され、自然環境への負荷が低減されます。


【当社社員のもち米作り】
 菓子作りの原点である原料作りに遡って、会社全体で取り組みます。1つの田んぼを借りて、5月の田植え、6月7月の除草、10月の刈り入れまで稲作全ての工程を、当社社員が行います。


【榮太樓總本鋪とは】
 江戸時代に、細田安兵衛三世(幼名:栄太郎)が井筒屋と称して日本橋のたもとで屋台店を使い金鍔を焼いて売っていましたが、ほどなくして日本橋西河岸に独立店舗を開いたのが日本橋本店の始まりです。その後、屋号を自己の幼名に因んで「榮太樓」と改め、甘納豆の元祖「甘名納糖」や有平糖「梅ぼ志飴」、「玉だれ」などを創製しました。


【会社概要】
商号  : 株式会社榮太樓總本鋪
代表者 : 代表取締役社長 細田 眞
本社  : 東京都中央区日本橋1-2-5 栄太楼ビル7F
事業内容: 和菓子製造販売
URL   : http://www.eitaro.com/

印刷する