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報道関係者各位
プレスリリース

2016.04.04 10:00
公益財団法人笹川平和財団、笹川太平洋島嶼国基金事業室

先般、諸事情により延期となりました駐日フィジー共和国大使館主催「大規模サイクロン災害復興支援アピール」(後援:笹川平和財団)につきまして、4月12日(火)午後6時より、笹川平和財団ビルで開催されることが決定いたしましたので、あらためてご案内申し上げます。

災害発生翌日の沿岸部
災害発生翌日の沿岸部

2016年2月20日(土)~21日(日)、南半球史上最強のサイクロン・ウィンストンが、最大風速84.9m/秒、カテゴリー5の勢力を保ちながらフィジーを直撃し、各地に甚大な被害をもたらしました。フィジー政府は減災をめざし、住民に対する事前の情報伝達・避難の呼びかけなどを行いましたが、死者44名、推定人口90万人の約40%にあたる35万人が被災し、特に離島部および沿岸部では、豪雨、強風、そして津波のような高潮により多くの村落が壊滅的被害を受けました。

(写真はフィジー政府提供)
・災害発生翌日の沿岸部
https://www.atpress.ne.jp/releases/96742/img_96742_1.jpg
・災害発生翌日の内陸部
https://www.atpress.ne.jp/releases/96742/img_96742_2.jpg
・災害発生数日後の被災地 1
https://www.atpress.ne.jp/releases/96742/img_96742_3.jpg
・災害発生数日後の被災地 2
https://www.atpress.ne.jp/releases/96742/img_96742_4.jpg

フィジー政府は、国連機関、日本、豪州、ニュージーランド、米国、フランス、EU、イタリア、スウェーデン、インド、中国、韓国、サモア、ナウル、ソロモン、マーシャル、ツバル、国際赤十字・赤新月社などの国際社会と共に緊急支援に取り組んでおりますが、依然として食料、水、仮設住居、医薬品等、5億ドル規模の支援が必要であり、また今後、資金のみならず物資や技術などの中長期的支援が必要な状況にあります。

この「大規模サイクロン災害復興支援アピール」では、マタイトンガ特命全権大使および駐日フィジー共和国大使館職員が災害の実態、現状、必要な支援に関する説明を行います。またプログラム終了後には、皆様に大使をはじめ大使館職員と自由に会話していただく場を設ける予定です。

フィジーは1970年の独立以来、日本の親しい友人であり、東日本大震災以降、駐日フィジー共和国大使館は毎月のように被災地を訪問し、フィジー政府は被災地の学生を無償でフィジーに招くなど日本に対する支援を続けてきました。

本プログラムの趣旨をご理解いただき、皆様のご参加とご協力のほど、よろしくお願いいたします。


■開催概要
【日時】
2016年4月12日(火) 18:00~19:30(17:30受付開始)

【会場】
笹川平和財団ビル 11階 国際会議場
東京都港区虎ノ門1-15-16
(地図: https://www.spf.org/profile/access.html )
(東京メトロ虎ノ門駅4番出口から徒歩1分、霞が関駅、都営三田線内幸町駅から徒歩10分以内)
※ 駐車場がありませんので、お車でご来場の際には、近隣の有料駐車場をご利用ください。

【主催】
駐日フィジー共和国大使館
後援:笹川平和財団

【プログラム】
17:30~    受付開始
18:00~18:10 開会挨拶
18:10~19:00 「現状報告および復興支援アピール」
19:00~19:30 質疑応答

【使用言語】
英語(日本語同時通訳)

【その他備考】
参加費無料

【お申し込み】
4月11日(月) 正午までに下記ウェブサイトよりお申込みください。
https://www.spf.org/spinf/spinf_j/news/article_20945.html

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