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報道関係者各位
プレスリリース

2016.03.23 09:30
リンパ球バンク株式会社

がん免疫治療で先進的な取り組みをしている京都大学発のベンチャー企業、リンパ球バンク株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤井 真則)は、今、注目を集めているがん免疫治療について広く知っていただくため、読売新聞西部本社後援・市民公開講座「がん免疫細胞療法セミナー」を2016年4月6日(水)に福岡市中央区の読売新聞西部本社にて開催します。
先着80名様で参加希望者を募集中です。

がん免疫細胞治療の仕組み
がん免疫細胞治療の仕組み

<詳細・参加申し込み URL>
http://www.lymphocyte-bank.co.jp/seminar20160406.html


【がん免疫治療セミナーの概要】
4月6日(水)・福岡市中央区
日時  :2016年4月6日(水) 13:00~16:00
会場  :よみうりプラザ(読売新聞西部本社1階)
     福岡市中央区赤坂1-16-5
アクセス:地下鉄「赤坂駅」1番出口から右手へ出て徒歩2分
募集人数:先着80名(参加費無料)


【セミナーでわかること】
このセミナーでは、「がん免疫細胞療法」についてご説明します。
1) 標準治療の限界と免疫細胞療法の特徴(特に再発・転移に関して)
2) さまざまな免疫細胞等の違いを整理する
  (NK細胞、T細胞、樹状細胞、がんワクチンなど)
3) ANK免疫細胞療法の治療設計と症例説明
  (単独治療、分子標的薬との併用、他の標準治療との併用)
4) 症例報告(縮小手術後の再発・転移防止)
  実施医療機関:ひわきクリニック 院長 樋脇 一久先生
5) 質疑応答


【申し込み方法】
セミナー参加ご希望の方は、下記の電話・FAXまたは下記WEBでお申し込み下さい。また、問い合わせについても下記で対応いたします。

電話: 092-715-5847(平日のみ10:00~17:00)/読売新聞西部本社
FAX : 092-715-5829(24時間受付)/読売新聞西部本社
WEB : http://www.lymphocyte-bank.co.jp/seminar20160406.html
※定員になり次第、受付を終了させていただきます。


【お問合せ先】
セミナー内容などに関するお問い合わせは、主催者・リンパ球バンク株式会社までご連絡ください。

リンパ球バンク株式会社
電話: 0120-512-251(平日のみ9:30~16:30)
WEB : http://www.lymphocyte-bank.co.jp


【なぜ、がん免疫細胞療法が注目されるのか?】
私たちの体内には、がん細胞を強力に傷害する免疫細胞が存在すると考えられてきました。精力的な探索の結果、活性が高ければ、どのようながん細胞でも、出会ったその場で直ちに攻撃するリンパ球がみつかり、ナチュラルキラー(NK)細胞と名付けられました。がん細胞を認識する専用センサーを多種大量に備え、攻撃力も強く、体内の存在数も非常に多いという腫瘍免疫の主役が発見されたのです。がん患者の体内では、NK細胞の活性が低下しており、がん細胞の増殖を許してしまっていることが知られています。

米国国立衛生研究所(NIH)では、数十リットルという大量の血液からNK細胞を体外に採り出し、強く刺激してから患者体内に戻す免疫細胞療法の大規模臨床試験を実施、抗がん剤が奏効しないがん患者数百名全員に何らかの効果を示しました。ところが、非現実的なコストがかかり、実用化は無理でした。

その後、京都大学の研究者が、米国法の限界を超えて、NK細胞の活性化と増殖を同時に実現するANK自己リンパ球免疫療法(ANK免疫細胞療法)を開発し、一般診療を始めました。

標準治療では、がん細胞が飛び散ってしまうと一般に予後不良です。体内に分散するがん細胞を追いかけ、一つずつ仕留めるNK細胞をがん治療に活用することは、進行がんの治療において重要な鍵を握ると考えられています。


【リンパ球バンク株式会社の概要】
本社  :〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-32 紀尾井町WITHビル3F
代表者 :代表取締役会長 勅使河原 計介
     代表取締役社長 藤井 真則
資本金 :8,550万円
設立  :2001年1月 京都大学発ベンチャーとして設立
事業内容:ANK自己リンパ球免疫療法総合支援サービス
企業理念:
リンパ球バンク株式会社は、ANK免疫細胞療法を開発した医師と治療を受けた患者を中心に創業され、経営している企業です。
一人でも多くのがん患者にとって治療の選択肢が広がる状況を築いていきます。
科学的根拠に基づいたオーソドックスな考え方で治療システムを開発・提案します。
高度で複雑な生命システムを謙虚にみつめ、細胞加工技術や免疫制御技術を過信せず、細胞本来がもつ能力をありのまま引き出すことを工夫します。
がんの予防や治療における免疫の重要性への認知を広めることで、免疫細胞療法が社会システムに組み込まれ、より多くの患者が治療を受けられる機会を広げます。

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