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報道関係者各位
プレスリリース

2016.03.02 09:30
一般社団法人全国心理業連合会

日本で唯一の心理カウンセラーの業界団体である一般社団法人全国心理業連合会(東京都渋谷区、代表理事:浮世 満理子、以下「全心連」)は、ストレスに強くなるプログラムの導入事例の紹介を通した、地域におけるメンタル支援のあり方について、また東日本大震災後の心のケア活動についてご報告するシンポジウム、「いま、心のチカラになること 2016 in 東北 ~ストレスに打ち克つメンタル支援~」を、2016年3月8日に宮城県仙台市で開催いたします。

全心連シンポジウム
「いま、心のチカラになること 2016 in 東北
~ストレスに打ち克つメンタル支援~」
http://www.mhea.or.jp/seminar/seminar_18.html


■シンポジウム開催の背景
2015年12月1日、全心連、一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会は、東京・大手町の日経カンファレンスルームにて、「いま、心のチカラになること 2015 ~ストレスに打ち克つメンタル支援~」をテーマに、シンポジウムを開催いたしました。50人以上の事業場にて義務化されたストレスチェック制度スタート日ということもあり、多くの方々がお越しくださいました。ご参加くださった方からは、ストレスをコントロールする手段を学びたい、心身とも健全かつ健康な良い組織をつくるためのヒントを得たい等、「心の健康」に対する関心の高さが伺えました。

全心連は2011年3月11日の東日本大震災後、現在にわたり、岩手・宮城・福島にて、地元の皆様とともに心のケアというテーマに取り組んでまいりました。2013年10月29日に仙台にて、同10月30日には釜石にて、「いま、心のチカラになること 全心連 心理カウンセリングシンポジウム in 東北」を開催し、現地での活動報告と、自分でできる心のケアや、周りの人にできるセルフケアのプログラムの提供を行いました。

東日本大震災から5年の節目の年、東北におけるメンタル支援、これからの心理カウンセリングやメンタルトレーニングを地元の皆様とともに考える機会を持たせていただくためにも、東北・仙台にてシンポジウムを開催することになりました。心理カウンセラーが地域に対してできること、心が健康に、元気になることをテーマに、参加者の皆様と一緒に考える機会を提供いたします。


■シンポジウム開催概要
主催   : 一般社団法人全国心理業連合会、
       一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会
後援   : 経済産業省(申請中)/日経Gooday/宮城県/
       仙台市/仙台商工会議所
開催日  : 2016年3月8日(火) 10:00-16:15終了予定(受付開始 9:30~)
会場   : 仙台国際センター 中会議室 白橿1
       (宮城県仙台市青葉区青葉山無番地)
       (詳細地図 http://www.aobayama.jp/access/ )
参加費  : 無料
定員   : 100名
お申し込み: http://www.mhea.or.jp/seminar/seminar_18.html


■スケジュールおよび詳細
10:00 <代表理事より挨拶>
10:15 <第一部 パネルディスカッション>
    東北における、ストレスに打ち克つメンタル支援
    東北学院大学 教養学部 地域構想学科 准教授 大澤 史伸氏
    株式会社ファミリア 代表取締役 島田 昌幸氏
11:45 <休憩>
13:00 <第二部 パネルディスカッション>
    教育やスポーツ、地域を元気にするメンタル支援プログラム
    北京五輪代表 女子走り幅跳び日本記録保持者/
    一般社団法人日本メンタルトレーナー協会 代表理事 井村 久美子氏
    ベガルタ仙台アンバサダー シドニー五輪サッカー日本代表 平瀬 智行氏
    元横浜F・マリノス アトランタ五輪サッカー日本代表 遠藤 彰弘氏
14:30 <休憩>
14:45 <第三部 東日本大震災後の心のケア活動報告>
    金沢医科大学 地域医療学・呼吸器内科 講師
    釜石市保健福祉部付地域医療担当部長、釜石のぞみ病院医師 高橋 昌克氏
    全心連公認地域災害カウンセラーの皆様
16:15 <終了予定>

【第一部】東北における、ストレスに打ち克つメンタル支援
全心連として岩手・宮城・福島にて心のケアというテーマに取り組む中で、震災のPTSDをはじめとする心のケアはもちろんのこと、自殺予防や企業の中におけるうつの防止など、その活動は多岐にわたっています。
メンタルヘルス問題が社会的にも注目される中で、東北におけるメンタル支援とはどのようなものか、地元の方々や有識者の方々をお招きしてメンタル支援を通じた東北の活性化について、参加者の方とともに考えます。

【第二部】教育やスポーツ、地域を元気にするメンタル支援プログラム
教育やスポーツの分野で、心を元気にし、パフォーマンスを高めるメンタルトレーニングプログラムが注目されています。
これらの分野で導入されているメンタルトレーニングプログラムは、地域を元気にするプログラムとしても役立てていただくことができるのではないかと思います。第二部では、アスリートの皆様をお招きし、スポーツ界や教育におけるメンタルトレーニングの取り組みについて語っていただきます。

【第三部】東日本大震災後の心のケア活動報告
2011年3月の東日本大震災後、全心連で立ち上がったボランティアプロジェクト、TeamJapan300のメンバーは、「被災地のみなさんがふたたび元気な生活を取り戻すまで支え続ける」ことをモットーに、4月には現地入りをし、活動をはじめました。
当初は物資支援や泥かき等の生活支援を中心に、避難所や仮設住宅をまわらせていただきました。その後、釜石市より心のケア活動の受託、岩手県立杜陵高等学校宮古分室よりスクールカウンセラー派遣、宮城県山元町での活動等、現在も活動を続けております。
第三部では、岩手県釜石市でTeamJapan300の活動を支えてくださっている医師の高橋 昌克氏をお招きし、被災地の現状や心のケアについてお話しいただきます。また、実際に現地で活動している全心連公認地域災害カウンセラーの皆様から、5年間の心のケア活動報告を行います。


■全心連について
一般社団法人全国心理業連合会は、心理業の健全な発展と誰もが安心して心のケアサービスを受けられる文化の創造をめざして2010年12月16日に発足した心理カウンセラーの業界団体です。
産業・災害対策・福祉等幅広い分野の第一線で活躍している心理カウンセラーや、心理カウンセリング、メンタルトレーニングサービスを提供する企業・団体によって運営され、心理カウンセラーの資質と技能の向上への取り組み、統一認定資格の制度構築、不適切な基準や表現を行っていると思われる企業への是正勧告等を行っています。
また、2011年からは、東日本大震災の震災ケアのために「TeamJapan300」というボランティアプロジェクトを立ち上げ、2016年2月現在でも、被災地において自治体への協力のもと、被災者に対する心のケアボランティア活動を継続して行っています。

<活動内容>
◇心理カウンセラーの資質向上のための活動
◇全国統一認定資格「プロフェッショナル心理カウンセラー上級・一般」の制度構築と運営
◇職業としての心理カウンセラーの認知と社会的地位の確立
◇心理カウンセラー養成スクールへの質の向上支援
◇不適切な基準や表現を行っている企業/団体への是正勧告
◇心理カウンセリングの手法/システムの紹介
◇被災地支援等ボランティアプロジェクト

団体名 : 一般社団法人全国心理業連合会
代表理事: 浮世 満理子
所在地 : 東京都渋谷区渋谷1丁目11番3号3階
URL   : http://www.mhea.or.jp/

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