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報道関係者各位
プレスリリース

2016.03.01 18:30
アジアのベストレストラン50

 サンペレグリノとアクアパンナがスポンサーを務める、「アジアのベストレストラン50」の2016年度版リストが日本時間の昨日午後11時35分に発表となり、日本からは初登場の3軒を含む計10軒のレストランがトップ50リスト入りを果たしました。今年が4回目の開催となる同授賞式は、バンコク(タイ)のWホテルで開催され、トップ50リストには、過去最多となる13か国からバラエティーに富んだレストランが名を連ねました。

サンペレグリノとアクアパンナがスポンサーを務める、「アジアのベストレストラン50」2016のトップ50入りを果たしたシェフたち
サンペレグリノとアクアパンナがスポンサーを務める、「アジアのベストレストラン50」2016のトップ50入りを果たしたシェフたち

 日本は、国別でシンガポールと並び、計10軒のレストランをトップ50に送り込み、活気溢れるアジアのダイニングシーンを牽引する市場にふさわしい結果を残しました。昨年2位だった東京・南青山の「NARISAWA」が今年も同順位をキープし、4年連続で「日本のベストレストラン」賞を受賞したほか、東京・六本木の「龍吟(5位)」、大阪・肥後橋の「ハジメ(11位)」、東京・西麻布の「レフェルヴェソンス(16位)」、東京・北品川「カンテサンス(20位)」の人気店5軒がリストのトップ20にランクインする好成績を収めました。

 また、福岡・西中洲にあるフレンチレストラン「ラメゾンドゥラナチュールゴウ(31位)」、東京・神保町の日本料理店「傳(37位)」、京都・嵐山に本店を構える老舗料亭「菊乃井本店(42位)」の3軒が初めてのトップ50リスト入りを果たしました。部門賞では、東京・神宮前の「フロリレージュ」が「注目のレストラン賞」を、東京・北品川の「カンテサンス」がリスト内で最大のランクアップを果たしたレストランに贈られる「ハイエスト・クライマー賞」を受賞しました。


 今年も首位の座を守った「ガガン(Gaggan)」は、2014年に「世界のベストレストラン50」の17位に初登場し、昨年は同リストの順位を一気に10位にまで上げると同時に、同リストのアジア版にて見事に首位の座を獲得しました。同レストランのシェフ、ガガン・アナンド氏は、彼の故郷であるコルカタのストリートフードから料理の発想を得て、伝統的なインド料理のレシピと現代の調理法を組み合わせることにより、創造性に富んだ独自の料理を提供しています。

 2016年度のトップ50リストの全容は、公式ウェブサイト( http://www.theworlds50best.com/asia/en/ )上でご確認いただけますが、国別の「ベストレストラン賞」を受賞したレストランは以下の通りです。

●シンガポール
 3位(昨年5位)「レストラン・アンドレ(Restaurant Andre)」シンガポール
●中国
 4位(昨年6位)「アンバー(Amber)」香港
●インド
 9位(昨年22位)「インディアン・アクセント(Indian Accent)」ニューデリー
●韓国
 15位(初登場)「ミングルズ(Mingles)」ソウル
●台湾
 30位(昨年26位)「ル・ムー(Le Mout)」台中
●スリランカ
 31位(昨年43位)「ミニストリーオブクラブ(Ministry of Crab)」コロンボ
●フィリピン
 39位(初登場)「ギャラリー・ヴァスク(Gallery Vask)」マニラ
●カンボジア
 43位(昨年50位)「キュイジーヌワットダムナック(Cuisine Wat Damnak)」シェム リアップ
●インドネシア
49位(初登場)「ロカヴォール(Locavore)」バリ島


 また、トップ50リストと同時発表した各部門賞の詳細は以下の通りです。日本からは2軒のレストランが受賞を果たしました。

●注目のレストラン賞(協賛:ペローニ・ナストロ・アズーロ)
 「フロリレージュ」/東京・神宮前
 部門賞の中で唯一、リスト外のレストランに贈られる「注目のレストラン賞」は、近い将来トップ50リストに入る可能性が最も高いと予想されるレストランに授与するものです。「フロリレージュ」は、まさにこの賞を受賞するに相応しいモダンフレンチ・レストランです。オーナーシェフの川手 寛康氏が作りだす料理からは、シェフの創作力の高さとフランス料理の神髄が伝わってきます。

●ハイエスト・クライマー賞
 「カンテサンス」/東京・北品川
 2006年のオープン以来、常に絶大な人気を誇る東京のフレンチレストラン「カンテサンス」が、昨年の49位から一気に29位も順位を上げ、今年は20位にランクインし、「ハイエスト・クライマー賞」を受賞しました。パリのミシュラン3つ星レストラン「ラストランス (L'Astrance)」でその腕を磨いたシェフの岸田 周三氏による、新鮮な素材を革新的な料理へと変貌させるモダン・フレンチの技法と、見た目にも美しいプレゼンテーションは、美味しい物を知り尽くしている美食家達の目さえくぎ付けにします。

●最上位の新規入賞レストラン賞(協賛:ジョン・ポール)
 「ミングルズ」/韓国・ソウル
 シェフ、ミングー・カン(Mingoo Kang)氏は、地元の素材を活用し、伝統的な韓国料理に西洋料理のエッセンスを盛り込んだフュージョン料理を提供します。創造性に富んだ独特なメニューが堪能できる、45席のこじんまりとした「ミングルズ」は、盛り上がりを見せる韓国のダイニングシーンを象徴するのに相応しいレストランです。

●アジアの最優秀パティシエ賞(協賛:カカオ・バリー)
 チェリル・コウ氏(Cheryl Koh)/シンガポール・シンガポール
 シンガポール生まれのコウ氏は、パリ、ドバイ、香港のミシュランの星付レストランでその技術を磨いた後、シンガポールの「レザミ(Les Amis)」でペーストリーシェフとして経験を積み、昨年の4月、シンガポール中心部にレザミグループ傘下となる小売専門店「タルト・バイ・チェリル・コウ(Tarte by Cheryl Koh)をオープンしました。コウ氏は、世界中を旅した経験からインスピレーションを得て、古典的なお菓子作りの技法にオリジナルの創造力を吹き込み、絶品のデザートを生み出します。

●シェフズ・チョイス賞
 ポール・ペレ氏(Paul Pairet)
 この賞は「アジアのベストレストラン50」のリストにランクインしたシェフ達の投票により決定されるもので、今年は彼が手がける上海の2軒のレストラン、「ミスター&ミセスバンド(Mr & Mrs Bund)」と「ウルトラヴァイオレット(Ultraviolet)」の成功が評価され、フランス出身のシェフ、ポール・ペレ氏が
受賞しました。挑戦的かつ革新的であり、クリエイティビティ溢れる「実験」とも捉えられる料理の数々は、世界中のシェフたちに影響を与え続けています。

●アジアの最優秀女性シェフ賞
 マルガリータ・フォレス氏(Margarita Fores)/フィリピン・マニラ

●ダイナースクラブ(R)ライフタイム・アチーブメント賞
 デビッド・トンプソン氏(David Thompson)/タイ・バンコクおよびシンガポール


 「今年で4年目の開催となる「アジアのベストレストラン50」は、アジアにおけるダイニングシーンの成長と多様性を反映しています。今年のリストには過去最大となる13ヶ国から、10軒の新しいレストランを含む個性に富んだ店がランクインしました。「アジアのベストレストラン50」は、食の創造性と素晴らしい料理、そして、リストにランクインしている全てのレストラン並びに、各賞を受賞したシェフの皆さまの努力と日々の鍛錬に報いるよう、今後もアワードの円滑な遂行に努めてまいります。」(「アジアのベストレストラン50」のグループ・エディター、ウィリアム・ドルーのコメント)


【ダイナースクラブインターナショナルについて】
 ダイナースクラブインターナショナルは、アメリカで広く知られている金融サービスブランドで、ダイレクトバンキング及び、支払いサービス会社のディスカバー・フィナンシャル・サービス(NYSE:DFS)の子会社です。1950年に設立されたダイナースクラブインターナショナルは、世界初の汎用クレジットカードを発行したことで、消費者から企業に支払われる商品やサービスの清算方法に画期的な変化をもたらしました。今日、ダイナースクラブは富裕層を中心とした消費者の支払いニーズに応えるブランドとして世界的に知られ、世界中の600ヵ所超の空港ラウンジにクラブを設置し、企業のオーナーに総合的な経費管理ソリューションを提供しています。185超の国と地域の数百万軒を超える商業施設、100万超の現金支払い所、ATMを利用できるダイナースクラブは、ディスカバー・グローバル・ネットワークの一員として、全世界のカード会員に高品質のサービスを提供しています。詳しくは http://www.dinersclub.com をご覧下さい。


【ウィリアム リード メディア グループについて】
 「アジアのベストレストラン50」は、「世界のベストレストラン50」やそのラテン・アメリカ版も手掛けるウィリアム リード メディア グループによって運営されています。「世界のベストレストラン50」は2002年から、「ラテン・アメリカのベストレストラン50」は2013年9月から毎年、作成・発表しています。ウィリアム リード メディア グループは、投票システム、リスト作成、授賞式の運営に関するすべての責任を担っています。


 各ソーシャル・メディアのアカウント詳細は以下の通りです。
●Twitter : アカウントは@Asias50Best、関連ハッシュタグは#Asias50Best
●Instagram: アカウント名は、TheWorlds50Best
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