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報道関係者各位
プレスリリース

2016.03.01 11:30
アメリカ大豆輸出協会

 アメリカ大豆輸出協会(本部:米国 ミズーリ州 U.S. Soybean Export Council)は、全国納豆協同組合連合会(所在地:東京都台東区、会長:野呂 剛弘)主催の、アメリカ大豆を使用した美味しい納豆を表彰する「第21回全国納豆鑑評会」アメリカ大豆部門賞(「Red River Valley U.S. Award賞」)』の受賞作品等が決定したことをお知らせいたします。

ねば~る君
ねば~る君

「第21回全国納豆鑑評会」
http://www.natto.or.jp/kanpyou/kan1602_01.html


【納豆の主原料・大豆の80%はアメリカ供給】
 日本の食文化の代名詞とも言える納豆の主原料・大豆の80%は、アメリカが供給しています。アメリカの食品大豆(遺伝子組み換えでない)の年間生産量は2位のカナダに大きく差をつけ、ダントツ世界1位の約600万トン以上です。その量は日本が1年間に消費する納豆の60年分の原料に相当します。
 アメリカの食品大豆(遺伝子組み換えでない)は、広大な土地で栽培されているため、一部に天候等による被害が出ても他の地域で補えるというリスク分散にも優れています。世界一の大豆生産と最新鋭の穀物輸送インフラをもつアメリカだから実現できる安定供給なのです。
 そうしたアメリカ大豆を原料として、多くの納豆が日本で商品化されており、毎年その鑑評会には、アメリカ大豆部門賞(「Red River Valley U.S. Award賞」)が授与されています。


【「全国納豆鑑評会」について】
 納豆の製造技術と品質の向上を目的として行われる審査会です。日本が世界に誇る高機能食品「納豆」の日本一を決めるコンクールとして、全国納豆連合会が毎年開催しています。


【「第21回全国納豆鑑評会」と受賞作品】
 2016年2月19日(金)に宮城県気仙沼市にて開催され、194点が出品されました。受賞作品は以下の通りです。入賞した商品は、5年間にわたり、パッケージに受賞した賞を明記する栄誉が与えられます。
 今回で6年目のアメリカ大豆部門「Red River Valley U.S. Award賞」は、全国納豆協同組合連合会、北米の遺伝子組み換えでない(Non-GMO)大豆やオーガニックの食品大豆生産及び加工業者グループNFGSAとのコラボによって2011年に創設された賞です。

■最優秀賞 農林水産大臣賞
『心和(こころなごみ)』山下食品(株)

■アメリカ大豆部門「Red River Valley U.S. Award賞」
『天狗の小粒』
(株) 水戸天狗納豆 笹沼五郎商店(Mito Tengu Natto Sasanuma Gorou Shouten)

■その他受賞作品一覧
http://www.natto.or.jp/kanpyou/kan1602_03.html


* 特別賞 アメリカ大豆部門 受賞作品
https://www.atpress.ne.jp/releases/92602/img_92602_3.jpg


【サステナブルだからこそ、高品質で安心・安全な商品を提供可能】
 アメリカ農務省はおよそ80年前から自然環境や生産者の健康・福祉にも配慮した農業の継続的な改善計画を定めて実施してきました。長い年月をかけて整備されてきた環境のもと、アメリカの大豆生産者は、連邦政府によって定められた「サステナブルな営農を行うための法律」を守ることで、より高品質で安心・安全な大豆の安定供給を実現しています。
 アメリカ大豆輸出協会は、このような環境への負担が少なく、サステナブルな手法で生産・管理された大豆に対し証明書を発行し、環境・社会・経済面で設定された基準を満たしたプロセスを保証しています。持続可能な大豆の継続的な供給をお客様に約束し、日本の大豆業界のさらなる発展のバックアップを試みています。アメリカは今までもこれからもずっと変わらず日本の食卓をしっかりと支えるために、様々な活動を通じて日本の納豆業界を支援し続けていく最大のパートナーなのです。
URL: http://ussoybean.jp/whats-us-soy/


【アメリカの取り組み】
 本年は米国大使館のJess Paulson農務官、アメリカ大豆輸出協会2名が、日本の納豆の更なる発展を応援するために、気仙沼の鑑評会に参加しました。
 アメリカ大豆輸出協会は、日本の消費者にもっと親しみを持っていただき、国産同様、納豆メーカーに安心してご利用いたただけるよう、今後とも「Red River Valley U.S. Award」賞の支援を続けてまいります。

* U.S. Soyチームとねば~る君
https://www.atpress.ne.jp/releases/92602/img_92602_2.jpg


【参考】
Red River Valley:
 Red River Valley(レッドリバーバリー)とは、ミネラル豊富な土壌に恵まれるアメリカ大陸北部の農業地帯のことです。Red River Valleyは気候にも優れ、さまざまな作物の栽培に適しているため、「世界でもっとも肥沃な大地」と呼ばれています。大豆・小麦・ライ麦・ひよこ豆・有機穀物等、多種多様な農産物が生産され、国内外へと広く流通されています。

NFGSA:
 NFGSA(Northern Food Grade Soybean Association 北米食品大豆協会)は、オーガニックや遺伝子組み換えでない(Non-GMO)大豆に特化した製造加工業者と生産者の団体です。NFGSAの多くのメンバ―が、100年以上に渡る研究、育種、生産、プロモーション、マーケティング等の経験を持ち、サプライチェーン全体における品質向上に取り組みながらNon-GMO大豆作りに励んでいます。

USSEC:
 USSEC(U.S. Soybean Export Council アメリカ大豆輸出協会)はアメリカの大豆生産者、輸出業者、政府機関、関連団体等ステークホルダーとのパートナーシップ及び海外オフィスとのグローバルなネットワークを通じ、世界80ヶ国以上で大豆と大豆製品の市場拡大を目的とする活動を行うマーケティング機関です。


【関連リンク】
・アメリカ大豆輸出協会 公式サイト(U.S. IP Soy Website)
http://ussoybean.jp/

・アメリカ大豆輸出協会(U.S. Soybean Export Council)
http://ussoy.org/

・全国納豆協同組合連合会(Japan Natto Cooperative Society Federation)
http://www.710.or.jp/index.html

・北米食品大豆協会(Northern Food Grade Soybean Association)
http://www.nfgsa.org/

・(株) 水戸天狗納豆 笹沼五郎商店
http://www.tengunatto.jp/


【動画】
・大豆のおはなし
https://www.youtube.com/watch?v=XUCUoq-4sEE
・This is Harvest
https://vimeo.com/117179891

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