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報道関係者各位
プレスリリース

2016.02.05 11:00
株式会社 共立メンテナンス

全国に約300棟の学生寮を運営する株式会社共立メンテナンス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤 充孝)は、駒沢女子大学(所在地:東京都稲城市、学長:光田 督良)と、相互分野の向上と社会の発展に寄与する人材の育成を目的として「産学連携協力に関する覚書」について2016年2月9日に調印式を行い、株式会社共立メンテナンスが管理運営する学生寮「ドーミー高尾」内の共用施設リノベーションを学生が主体となって行うプロジェクトをスタートします。

ドーミー高尾 外観
ドーミー高尾 外観

コマジョリノベ(※)第4弾となる今回は、500名以上の学生が住まう大型学生会館「ドーミー高尾」が舞台。入居学生の交流スペースである「共同キッチンスペースのリノベーション」に駒沢女子大学の学生が取り組みます。今後のスケジュールに関しては、4月より講義がスタート、6月に学生よりプレゼンテーションを経て優秀案を採択、9月頃の完成を目指します。

※「コマジョリノベ」とは
駒沢女子大学が産学連携の一環として各企業と連携し、人文学部 住空間デザイン学科の授業の中で、学生が様々なリノベーション案を企画・提案し、企業が実行に移すプロジェクトです。産学連携プロジェクト「コマジョリノベ」は、好評につきこれで第4回目となります。
※詳細はPDF版のプレスリリースをご覧ください。


■産学連携協力に関する調印式
日時 :2016年2月9日(火) 11:00より
場所 :駒沢女子大学 学長室
出席者:
駒沢女子大学 学長 光田 督良 様

<住空間デザイン学科>
学科主任 太田 清一 様
教授   橘田 洋子 様
准教授  佐藤 勉 様
講師   茂木 弥生子 様

<株式会社共立メンテナンス>
常務取締役 寮事業首都圏本部・寮事業企画本部担当 井上 英介
寮事業首都圏本部 学生第3営業部長 秋元 伸介
学生第3営業部 米谷 俊平
        遠藤 雅之 他2名


■産学連携協力の経緯
株式会社共立メンテナンスは、学生寮・社員寮事業とビジネスホテル「ドーミーイン」・リゾートホテル事業を主軸に、高齢者向け賃貸住宅事業など「食と住のサービス」を幅広い領域で事業展開しています。
駒沢女子大学と当社は、2009年4月業務提携を行い、当社が管理運営する学生寮「ドミトリー百合ヶ丘」に同大学学生が優先的に入寮できるなど、住居サポートの充実を図ってきました。2015年4月からは、同提携を発展させ、同寮を駒沢女子大専用寮「ラポール百合ケ丘」(「ドミトリー百合ヶ丘」から名称変更)としてリニューアルオープンし、これにより学生に特化したサポートを実現、寮に住みながら寮生の日々の生活を支援する学生リーダー(RA:レジデント・アシスタント)を置くなど、寮生が安心して快適な寮生活を送ることができるよう協働して取り組んでいます。
今般当社からのリクエストにお応えいただき、建築とインテリアデザインを中心に、これからの社会が求める「くらしの環境」をトータルに考え、デザインできる人材を育成する人文学部 住空間デザイン学科を擁する同大学と、人の心を想い人の暮らしを豊かにする“ヒューマンメンテナンス”を企業理念に掲げ、事業展開する当社が「産学連携協力に関する覚書」を締結し連携、協働することにより、同大学学生に社会が求める実践力を身につけさせるとともに、当社のお客様の想いに応え、その豊かな暮らしに寄与することが期待されます。


■課題
「コマジョリノベ ― 学生寮キッチンルーム計画 ―」(仮題)

【リノベーション対象物件概要】
施設名  :ドーミー高尾(旧会館名:ドミール高尾)
所在地  :東京都八王子市初沢町1231-1
構造・規模:鉄骨造14階建
定員   :521名(首都圏最大規模)

【対象授業紹介】
科目名:「インテリアデザインスタジオI」「建築デザインスタジオI」
担当 :太田 清一(教授)、磯谷 慶子(教授)、榎本 文夫(教授)、
    神村 真由美(教授)、橘田 洋子(教授)、佐藤 勉(准教授)、
    三戸 美代子(教授)、茂木 弥生子(講師)
開講 :毎週木曜日、午前9:00~10:30

【対象学生】
住空間デザイン学科3年生(約42名)

【課題概要】
・14階建て学生寮の各階に位置する、共同キッチンスペースのリノベーションを行います。居住する学生がいつでも気軽に訪れ、居住者同士の交流を促進させる為に相応しいデザインを提案します。
・利用者は同学生寮の居住者を想定し、複数の居住者が同時に利用できるような空間をデザインします。また電子レンジ等の設備機器、椅子、ソファ、テーブル、棚等の必要な家具を配置します。
・優秀案として選出された2作品は協議の上、実際に施工される予定です。

【学生への教育効果】
通常の授業では難しい、学生の設計した空間作品が実際に施工され使用されるというプロセスを経た学びにより、建築・インテリアデザインを始めとする、これからの社会が求める実践力を身につけます。また物件の現状把握や作品プレゼンテーション、施工に向けてのデザイン監修等における意思疎通やコミュニケーションを通して、社会人にふさわしい豊かな人間力を養います。

【スケジュール概要(予定)】
2016年4月7日(木)       :課題説明
2016年4月11日の週の内、2日程度:学生現地見学会
2016年6月2日(木)       :プレゼンテーション講評会
                (駒沢女子大学にて開催)
2016年6月中旬頃        :採択案の検討・協議・発表
2016年6月後半~        :採択案についての詳細協議等
2016年9月26日の週の内、2日程度:完成した部屋の学生現地見学会

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