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報道関係者各位
プレスリリース

2015.12.04 14:00
マルハニチロ株式会社

マルハニチロ株式会社(http://www.maruha-nichiro.co.jp/)(所在地:東京都江東区豊洲3-2-20 代表取締役社長 伊藤 滋)は、2015年11月2日~11月6日の5日間で、年に1回以上旅行に行く20歳~59歳の男女に対し、「旅ごはんに関する調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効回答サンプルを集計しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

海外料理を食べたいとき
海外料理を食べたいとき

==旅行の楽しみと旅先の飲食店探し==
◆旅ごはんは旅行の醍醐味!旅行で楽しみにしていること「食事・グルメ」がトップ
◆旅行先での飲食店選び 友達同士なら「B級グルメ店」が人気
◆デート旅行では「旅先の食材・料理・雰囲気が味わえる飲食店」が人気 「隠れ家的なお店」も好印象
◆旅行先での飲食店探しで「クチコミサイトを活用」4割弱 頻繁に旅行に行く人ほどクチコミチェック

年に1回以上旅行に行く20歳~59歳の男女1,000名(全回答者1,000名)に、旅行に行ったとき、何を楽しみにしていることが多いかを聞いたところ、「食事・グルメ」が最も高く86.0%、次いで、「観光スポット」が78.4%、「自然・景観」が58.2%、「温泉・お風呂」が52.3%、「ショッピング」が45.4%で続きました。旅行において、“旅ごはん”(旅行先で食べるごはん)を楽しみにしている方が多いようです。

次に、旅行先で夕食をとる際、どのようなお店で食べたいと思うかを聞いたところ、<友だちとの旅行>では、「値ごろなお店」(46.5%)と「現地のB級グルメが味わえるお店」(45.6%)が4割半で上位に並びました。友だちと行く旅行では、値ごろ感のあるお店や、B級グルメの味わえるお店が人気のようです。以下、「現地ならではの食材を提供しているお店」(43.5%)や「現地の雰囲気が味わえるお店」(40.1%)が4割台で続き、“旅行先ならではのごはん”や“旅行先ならではの雰囲気”を味わえることを重視していることがわかりました。
また、<パートナー(恋人・配偶者)と二人きりでの旅行>についても聞いたところ、「現地ならではの食材を提供しているお店」(49.8%)や「伝統的な現地の料理が味わえるお店」(47.8%)、「現地の雰囲気が味わえるお店」(46.7%)が上位3項目となりました。“旅行先ならでは”は、パートナーと二人きりのデート旅行でも外せないポイントのようです。そのほか、「隠れ家的なお店」(31.4%)は<友だちとの旅行>よりも高くなりました。デート旅行では雰囲気の良い、“特別感”のあるお店選びも重要なのではないでしょうか。

それでは、旅行先で食事場所を探す際には、どのような情報源を参考にしているのでしょうか。全回答者(1,000名)に聞いたところ、「旅行情報・観光ガイドサイト(宿泊予約サイト除く)」が67.1%で最も高く、次いで、「観光雑誌」が43.4%、「旅行のクチコミサイト」が38.3%、「宿泊予約サイトの観光ガイドページ」が29.0%、「タウン情報誌」が23.0%で続きました。観光ガイドサイトやクチコミサイトなど、インターネット上の情報が活用されている一方で、雑誌や情報誌など、紙媒体の情報を参考にしている割合も上位となっています。
旅行頻度別にみると、旅行に行く頻度が高い(3ヶ月に1回以上)層では、「旅行のクチコミサイト」(48.6%)や「旅行先に関する記載がある個人ブログ」(20.6%)を参考にしている割合が旅行に行く頻度が低い層に比べて高くなりました。旅行慣れしている方は、クチコミ情報からガイドブックに載っていない隠れた名店を探し出すことも、旅行の楽しみにしているのかもしれません。


==思い出に残っている旅ごはんランキング==
◆思い出に残っている国内の旅ごはん 1位「沖縄そば」2位「ジンギスカン」「かに料理」
◆料理が思い出深い国内旅行先 1位「北海道」2位「沖縄県」3位「静岡県」4位「京都府」5位「三重県」
◆海外旅行で思い出に残っている旅ごはん 1位「アメリカのステーキ」

全回答者(1,000名)に、国内旅行をした際の食事で思い出に残っている料理について自由回答で聞いたところ、1位は「沖縄そば(沖縄県)」(28人)、2位は同数で「ジンギスカン(北海道)」と「かに料理(北海道)」(ともに27人)、4位は「海鮮丼(北海道)」(23人)、5位は「うに料理/うに丼(北海道)」(15人)となりました。トップは沖縄県民の“ソウルフード”とも称される沖縄そばとなりましたが、上位5位に北海道の海鮮料理が3つランクインしており、旅行先で食べる海鮮料理は人気が高いことがわかりました。
また、思い出に残っている料理を食べた旅行先を都道府県別に集計すると、1位はジンギスカンや海鮮料理などが上位となった「北海道」(169人)、2位は料理別の集計ではトップになった「沖縄県」(73人)、3位はうなぎ料理や金目鯛などの回答が多くみられた「静岡県」(54人)、4位は豆腐料理や湯葉料理、抹茶スイーツなどの回答が多くみられた「京都府」(51人)、5位は伊勢海老や松阪牛などの回答が多くみられた「三重県」(34人)となりました。

続いて、海外旅行の経験がある人(674名)に対し、海外旅行をした際の食事で思い出に残っている料理について自由回答で聞いたところ、1位は「ステーキ(アメリカ)」(64人)、2位は「ハンバーガー(アメリカ)」(19人)、3位は「スパゲッティ・パスタ(イタリア)」(18人)となりました。日本とは異なり、肉中心の食事が多いと言われるアメリカ文化圏でステーキやハンバーガーを食べた日本人海外旅行者は、その美味しさやボリュームなどが旅行の思い出として強く印象に残っているのではないでしょうか。


==海外旅行の食事でありがちな失敗==
◆海外旅行の食事で困ったこと「メニューが読めなかった」4割強 「チップの渡し方・相場」4人に1人
◆海外旅行の食事で「ボリュームが多すぎた」3割強、女性は4割弱

海外旅行の経験がある人(674名)に対し、海外旅行をした際の食事で、困ったことは何かを聞いたところ、「メニューが読めなかった」が41.4%で最も高く、次いで、「ボリュームが多すぎた」が32.5%、「言葉が通じず、なかなか注文できなかった」が30.0%、「チップの渡し方や相場がわからなかった」が24.9%となりました。言語や文化の違いで戸惑った経験が上位となりましたが、注文した料理のボリュームの多さで失敗してしまった経験がある方も多いことがわかりました。
男女別にみると、「ボリュームが多すぎた」は女性で38.4%と、男性(26.4%)よりも高くなり、特に女性は海外の料理のボリュームの多さに困惑する方が多いことがわかりました。


==海外料理のランキング==
◆海外料理を食べたいシーン 未婚女性の1位は「デート」
◆最近食べた海外料理 1位「カレー」2位「パスタ」3位「ピザ」
◆自宅で海外旅行気分を味わうために食べた料理 1位「ピザ」2位「パスタ」3位「パエリア」
◆男性が喜ぶ海外料理の朝食 1位「中華粥」 女性1位は「パンケーキ」

海外旅行の食事では困惑することも多いことがわかりましたが、海外料理のお店に赴いたり、レシピサイトなどを参考にして自分で料理することに挑戦したり、お惣菜や冷凍食品を利用したりすることで、国内でも海外料理を楽しむことができます。そこで、全回答者(1,000名)に対し、どのようなときに海外料理を食べたいと思うことがあるかを聞いたところ、「家族でお出かけしたとき」が最も高く41.1%、次いで、「デート」が35.1%、「パートナーとの記念日」が27.8%、「海外旅行気分を味わいたいとき」が26.9%となりました。お出かけのときや、デートや記念日など、特別なシーンで海外料理を食べたいと思うことがあるようです。
また、男女・未既婚別にみると、未婚女性では「デート」が50.0%で他の層よりも高くなり、未婚女性が最も海外料理を食べたいと思うシーンであることがわかりました。デートコースとして、海外料理のお店は人気が高いようです。

それでは、昨今はどのような海外料理が親しまれているのでしょうか。全回答者(1,000名)に対し、最近食べた海外料理(食べた場所は問わない)を自由回答で聞いたところ、最も多かったのは「カレー」で119人、次いで2位は「スパゲッティ・パスタ」(66人)、3位は「ピザ」(43人)、4位は「パエリア」(42人)、5位は「麻婆豆腐」(30人)となりました。カレーやスパゲッティ・パスタなどは、日本人向けの味付けにアレンジされ、今では“日本食の一つ”と称されることもありますが、やはり多くの人に食され、親しまれているようです。
次に、自宅で海外旅行気分を味わうために食べたことのある海外料理と、そのとき海外旅行気分を味わいたかった国について自由回答で聞いたところ、1位は「ピザ/イタリア旅行気分」(85人)、2位は「スパゲッティ・パスタ/イタリア旅行気分」(68人)、3位は「パエリア/スペイン旅行気分」(55人)、4位は「インドカレー/インド旅行気分」(46人)、5位は「タイカレー/タイ旅行気分」(27人)となりました。ヨーロッパの旅行気分を味わえる料理がトップ3となっており、4位・5位にはカレーが続いています。家庭的なカレーではなく、本格的なインドカレーやタイカレーを食べることで、海外旅行気分を味わった方が多かったのではないでしょうか。

さらに、朝ごはんでパートナー(恋人・配偶者)が作ってくれたら嬉しい海外料理について自由回答で聞いたところ、男性の選んだ1位は同数で「中華粥」と「フレンチトースト」(ともに27人)、3位は「スクランブルエッグ」(23人)でした。あっさり食べられる中華粥や軽食感覚で食べられるフレンチトーストやスクランブルエッグは、男性からの人気が高い朝食メニューのようです。
また、女性の選んだ1位はダントツで「パンケーキ」(67人)となりました。レストランやカフェ、ホテルの朝食メニューなどで目にする機会も多くなったパンケーキの人気の高さが窺えました。以下、2位は「中華粥」(36人)、3位は「エッグベネディクト」(34人)となりました。
総合順位では、1位は「パンケーキ」(84人)、2位は「中華粥」(63人)、3位は「フレンチトースト」(52人)、4位は「エッグベネディクト」(51人)、5位は「スクランブルエッグ」(31人)となっています。


==一緒に海外食べ歩き旅行に行きたい芸能人==
◆女性が一緒に海外食べ歩き旅行に行きたい芸能人 1位「イモトアヤコさん」2位「石塚英彦さん」
◆男性が一緒に海外食べ歩き旅行に行きたい女性芸能人は「新垣結衣さん」や「石原さとみさん」

最後に、各国で食べ歩く世界旅行をするとしたら、一緒に行きたいと思う芸能人は誰か聞いたところ、女性が選んだ一緒に行きたい芸能人の1位は、テレビ番組で多くの海外に赴いている「イモトアヤコさん」(23人)、2位は“まいう~”のリアクションでお馴染みの「石塚英彦さん」(17人)、3位は女性フードファイターとして知られる「ギャル曽根さん」(16人)となりました。
また、男性が選んだ一緒に行きたい芸能人の1位は、同数で「出川哲朗さん」と「石塚英彦さん」(ともに15人)となり、3位に女性芸能人の「新垣結衣さん」と「石原さとみさん」(ともに13人)が同数で続きました。
総合順位では、1位は「イモトアヤコさん」(35人)、2位は「石塚英彦さん」(32人)、3位は「ベッキーさん」(23人)となっています。

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