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報道関係者各位
プレスリリース

2015.11.10 09:30
グローバルタスクフォース株式会社

常駐で上場企業の再編・グローバル成長支援を行うグローバルタスクフォース株式会社(所在地:東京都江東区、代表取締役:山中 英嗣、以下 GTF)は、国内外のM&Aニーズの高まりを受け、M&Aプロセスの内製化支援を開始します。

インハウスFA
インハウスFA

GTFはこれまで、本業である戦略常駐支援による出向チームを通し、長くラインマネジメント&M&Aを含む特命業務の執行を数多くの上場企業の再編・再生・成長支援案件で携わってきました。

そこで、以下のような課題が見られてきました。
●最初のきっかけは社長や社長室がリードするが、最初の窓口だけで実行リソースがない
●プロジェクト管理を行う経営企画部の稼働が中期経営計画策定や年次の予算統制など定型業務で100%を超えている
●会社の将来をかけた大きな投資決定の大部分を外部の投資銀行/独立系のアドバイザリー会社に依存・放置
●重要な意思決定の具体的な判断基準そのものや、判断材料となる情報を内部に持たず、結果として、会社内部のノウハウとして残らない
●社内部門間対立や、買収先企業の不祥事、統合後の組織の掌握の問題で、M&Aがペイできず、大きな減損を発生してしまう

一方、外部のプロマネを行う投資銀行や独立系のアドバイザリー会社は、成功報酬のため「成立する前提」で実行する、というモラルハザードが働きやすいことも事実です。

GTFは顧客からの要望を受け、外部FA(ファイナンシャル・アドバイザー)に依存せず、M&Aプロセスを内製化するため、社内FAチームの構築支援をメンバーの投入を含めて行います。

重要なポイントは以下の通り。
●「どの候補とコンタクトするか」よりも「どのシナジーでどの程度利益獲得を目指すべきか」というPost M&Aの統合(PMI)のビジョンとシナリオの検討を徹底すべき
●表面的な「財務ストラクチャー」よりも、自社の中期的な戦略見通しを通した中身の「事業戦略ストラクチャー」候補の再検討と絞り込みに時間を割くべき
●実現可能な手段の検討の前に、可能かどうかは別にした魅力的な手段の検討(実現可能性の検討は最後≒妥協の実施≒100%実現可能)の検討を行うべき

これらの論点について、効果的にプロセスを実行するためには「社内は窓口、主導は外部アドバイザー」という多くの企業での現状ではなく、「社内のラインマネージャを含めた社内FAチームが主導する」状況を作ることが重要になります。

GTFは戦略常駐支援の一環としてM&Aを含む多くの特命業務をラインマネジメント支援と並行して遂行してきた実績から、業界の見通しや、当該事業の分析に強いファイナンシャル・アドバイザーの代替としての社内FA構築支援を、経営陣および現場のマネジメント視点で遂行いたします。

2015年6月より、同様の依頼を受け、試験的に既に4社の支援を行って参りましたが、2016年には年間30社、2020年には年間80社の支援体制を構築予定です。また、通常のGTFのサービス同様、6か月後以降顧客と支援メンバー双方の合意により、採用(転籍)が可能です。


【企業概要】
社名  : グローバルタスクフォース株式会社
      (英文社名:Global Taskforce K.K.)
設立  : 2001年3月(創業:2000年1月 Global Workplace Ltd.日本支店)
代表者 : 代表取締役 山中 英嗣
主要事業: 上場企業の再編・成長支援事業、経営人材育成支援、
      経営書籍執筆
出版物 : 「ポーター教授『競争の戦略』入門」(総合法令出版)
      「通勤大学MBA」シリーズ(総合法令出版)
      「トップMBAの必読文献」(東洋経済新報社)
      「クリティカルシンキングの教科書」(PHP研究所)
      ハーバード・ビジネススクール“クリステンセン教授”の
      「イノベーションのジレンマ」入門(PHP研究所) ほか全50冊
URL   : http://www.global-taskforce.net

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