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報道関係者各位
プレスリリース

2015.10.16 18:00
インベスター・ネットワークス株式会社

 インベスター・ネットワークス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:杉本 光生)は、個人株主のインターネットを通じた新しいコミュニケーションサービスである「プレミアム優待倶楽部」(特許:4978976号)を発表いたしました。

 「プレミアム優待倶楽部」とは、株主優待をポイント化して、株主自身が優待商品を選択する幅を広くし、より魅力的な自分好みの優待商品を得られるシステムです。株主には自身の持ち株数に応じた「株主優待ポイント」が付与され、株式を多く保有するほど多くのポイントが付与されます。また、株主優待のポイント化により、翌年にポイントを持ち越して、より高額な優待商品と交換することができます。

 なお、当社は2015年4月7日に発覚いたしました「株主ポイント倶楽部」システムに係る個人情報漏えい問題につき、真摯に反省いたしますとともに下記のとおり、再発防止のために以下の具体的な改善策を継続的に実施し、皆様からの信頼に足る企業となるよう最大限の努力を尽くして参ります。


1.教育・社内体制の改善
(1) 社内教育体制の整備
 お客様の個人情報を持ち出すことのないよう全従業員に対し、サイバーテロ、個人情報犯罪のセミナー・講習を定期的に実施し、新入社員に対しては速やかに実施いたします。

(2) 個人情報持ち出しに関する規定の整備等
 個人情報の持ち出しに関する規定の策定及び誓約書の提出を義務付けます。

(3) 個人情報の保管方法について
 秘密情報の暗号化管理は従前のとおり継続して行い、適切な秘密分散を行います。


2.システム面・施設管理面での対策強化
(1) 個人情報などを取り扱う業務に従事するオペレーション端末の
  シンクライアント化を実施
 外部メディアおよびインターネットを介したWebメール、ストレージサービス等と接続不可能な作業環境のみで取り扱い、データの管理(データの出入含む)・変更・処分等を監視するソフトウエアを導入します。

(2) 施設管理の強化等
 オフィスエリア・サーバーエリア等へ警備会社の監視カメラを敷設し、24時間体制での映像記録および一定期間の保管を行い、また全ての収納スペースへの施錠管理も強化いたします。

(3) 権限強化および権限の明文化

(4) セキュリティ向上としてのデータセンター移設


3.継続的定期的なセキュリティ監査の実施
 専門知識・個人情報の運用知識を豊富に有する企業の支援を受けながら、定期的なセキュリティ監査を実施して参ります。


 「株主ポイント倶楽部」に係る個人情報漏えい事故が発生したことは誠に遺憾であり、弊社は本件を厳粛に受け止め、再発防止策を完遂していくことで、信頼回復に努めて参ります。
 なお、サービスリリースにあたり、8月中を目途に第三者機関によるシステムに係る脆弱性調査およびシステム改修を完了する予定です。


◆インベスター・ネットワークス株式会社について
 インベスター・ネットワークス株式会社は企業と個人投資家、機関投資家を結び、各々がインタラクティブな情報交換を行うことで、理想的な“投資家ネットワーク”を形成したいという願いをこめ、2004年に設立しました。現在、国内上場企業230社以上にASPサービス『IR-navi』をはじめとするIR支援サービスを利用いただき、企業の戦略的IR活動と効率的な資金調達を支援しています。投資家に対しては、『IR-navi』『株なび』等のインターネット・サービス、個人投資家向けセミナー『株なびカンファレンス』の開催、フリーペーパー『株なび通信』の発行を通じ、成長力の高い企業を選別するための有効な投資情報をタイムリーに提供しています。また、企業からの個人株主への更なる情報配信、インタラクティブな交流の促進を目的に“プレミアム優待倶楽部(旧称:「株主ポイント倶楽部」)”事業を開始しました。
 事業に関する更に詳しい情報については、次のウェブサイトをご参照下さい。( http://www.inv-net.co.jp/ )

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