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報道関係者各位
プレスリリース

2015.10.05 10:30
大東建託株式会社

大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:熊切 直美)の創業40周年プロジェクトとして、2014年に発足した「賃貸住宅未来研究所」(以下、未来研)は、コンテンツ「家族のカタチラボ」内で賃貸住宅について意識調査を行ない、賃貸住宅の新しいカタチを考えました。
「家族のカタチラボ」は、未来の賃貸住宅を“家族”という視点で探り、家族がずっと住み続けられる賃貸住宅とはどのようなものかとことん考える未来研のコンテンツの1つです。

仕事・妊娠・出産など人生の転機に転居する
仕事・妊娠・出産など人生の転機に転居する

■意識調査結果
○リサーチ1 仕事・妊娠・出産など人生の転機に転居する
https://www.atpress.ne.jp/releases/76039/img_76039_1.jpg
賃貸住宅に住む25~39歳のカップル(夫婦)や家族を対象にした調査によると、現在の住居に引っ越したタイミングとして最も多いのは「結婚」でした。その他、仕事・妊娠・出産など人生の転機にライフステージに合わせて転居をする方が多いことがわかりました。
※自社調べ 賃貸住宅ユーザー意識調査(対象1,500名)

○リサーチ2 不自由と思われがちな賃貸住宅
https://www.atpress.ne.jp/releases/76039/img_76039_2.jpg
“賃貸住宅は自分の思うように内装や間取りが変えられない”という慣習と思い込みがあり、リフォームはもちろん、棚の設置といった内装変更の自由度が低く、そこが不満につながっているようです。
※自社調べ 賃貸住宅ユーザー意識調査(対象1,500名)

○リサーチ3 「より長く住む」人の増加
https://www.atpress.ne.jp/releases/76039/img_76039_3.jpg
公益財団法人日本賃貸住宅管理協会のアンケートで賃貸住宅に住む家族の動向を調べたところ、4年以上同じ部屋を借りている家族の割合は、2009年は約60%だったのに対し、2013年には75%以上となっています。賃貸住宅のメリットとして、自由に引越しできる手軽さや自由度が挙げられる一方で、「より長く住む」という意向が生まれてきているようです。
※ 日本賃貸住宅管理協会 調べ
※ データは日本賃貸住宅管理協会が実施している賃貸住宅市場景況感調査『日管協短観』より抜粋。2009年下期と2013年下期の情報を比較しています。

○リサーチ4 本当は同じ部屋に住み続けたい人が多い
ヒアリング調査では以下のような意見がありました。
・「人との縁もできあがっているので、転勤でもない限り移動することは考えられない。」(東京都 35歳)
・「子どもにも仲良しの友達がいて、できれば引っ越しなどでお別れをさせたくない。」(神奈川県 41歳)
※自社調べ 賃貸住宅ユーザー意識調査

住み慣れた場所、土地勘のできた場所でのつながりや地縁を大切にしたい、といった思いがあり、できることなら同じ部屋に長く住みたいと考えている方も多いようです。

○まとめ
これらの調査から、賃貸住宅の入居者は、結婚、出産、子育てといったライフステージの変化といった避けられない事情や趣味などのライフスタイルの変容に応じて引っ越しを頭に入れながら暮らしているようです。
しかし、本来は、気に入った街で、気の合う仲間や近所の方と触れ合いながら、住み慣れてきた場所に長く住みたいという気持ちがあり、これまでの、賃貸派=定住しない派、自由に引っ越したい派という図式は崩れ始めているのかもしれません。


■「動く壁」で自由な間取りを実現!家族の成長に応える賃貸住宅「BELLET」
家族のカタチラボでは、キーワードともいえる「定住」を実現するために、どんな部屋、どんなしくみが必要かを考えました。そして、長く住み続けられる賃貸住宅には、家族に合わせた間取りの変化が必要と結論づけました。

「家族のカタチラボ」から生まれた「BELLET(べレット)」は、“可動式の壁(パネル)=動く壁”を取り入れた賃貸住宅です。壁や間仕切りとしての機能を果たしつつ、その時々に壁を増やしたり伸ばしたりすることで思い通りの間取りを実現することができます。

○POINT 1 住む人のライフステージに合わせて間取りが変えられる!
○POINT 2 マグネットが使えるので飾りになる!
○POINT 3 軽いため、女性でも簡単に動かせる!

○「BELLET(べレット)」の詳細はこちら
http://www.kentaku.co.jp/estate/lineup/Bellet.html


■賃貸住宅未来研究所について http://mirai-ken.com
未来研は、当社中期経営スローガンである『賃貸住宅にできることを、もっと。』の「もっと」が「ほんと」になるというコンセプトのもと、賃貸住宅に暮らす人の声に耳を傾け、さまざまな視点から賃貸住宅の新しい価値を探求し、発信・提案・創造していく研究所です。

賃貸住宅未来研究所が始動してから約1年、当初、“未来”に向けて研究していたものが“今”へとつながり、実際に様々なカタチとなって誕生しています。今回紹介した「家族のカタチラボ」だけでなく、女性の視点で気配りされた賃貸住宅づくりを目指す「女子ゴコロ100%プロジェクト」や一人暮らしのさまざまなライフスタイルにフィットする部屋を提案する「ワガママ十色ラボ」なども展開しています。

人との共有を意味する“シェア”、人々のつながりそのものである“コミュニティ”、建物を大切に次世代につないでいく“リノベーション”。賃貸住宅に求められることは単に建物だけにとどまらず、住まいを基盤に営まれる豊かな“暮らし”、さらには“人と人とのつながり”へと広がってきています。
賃貸住宅未来研究所は今後も皆様からお寄せいただく「もっと」の声に耳を傾けて賃貸住宅の可能性を追求し、未来の賃貸住宅の新しい価値創造に取り組んでいきます。

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