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報道関係者各位
プレスリリース

2015.07.22 09:30
株式会社きちみ製麺

 宮城県白石市で白石温麺(うーめん)を製造・販売する株式会社きちみ製麺(代表取締役社長:吉見光宣、所在地:宮城県白石市)では、真田幸村とその娘・阿梅(おうめ)、白石城主 片倉小十郎公を絵巻に巻いた「幸村の願い」を自社直営売店、インターネット通販、各種販売店で発売いたしました。

白石温麺~幸村の願い~ 商品画像1
白石温麺~幸村の願い~ 商品画像1

商品Webページ: http://tsurigane.com/item/4972806004208/


■宮城県白石市の名産品「白石温麺」とは
 400年ほど前、伊達政宗公領地仙台藩の南の要塞白石城下に鈴木味右衛門という人がおりました。その父が胃を病んで何日も絶食しなければならなかったときに、たまたま出会った旅の僧侶から油を使わない手延麺の製法を教わり、これを作って父に勧め食べさせたところ、胃病がたちまち治りました。白石城主の片倉小十郎公は、この孝行話の温かい思いやりの心をたたえ、その麺を「温麺(うーめん)」と名づけました。味右衛門は、その温麺の製法を白石城下の人々に広め、今も宮城・白石の名産麺として広く全国に知られております。
 油を使わず淡白な味わい、通常の素麺に比べ一回り太いゆえのコシの強さ、舌触りの良さ、そしてなんといっても9センチという短さで茹でやすく食べやすいのが特徴です。


■宮城県白石城と真田幸村との関係とは
 今から約400年前 大阪夏の陣では、河内道明寺で激戦を繰り広げた西(豊臣)軍・真田幸村と東(徳川)軍・伊達家家臣 片倉小十郎重長ですが、その戦いの裏側ではもう一つのストーリーがありました。大阪夏の陣、伊達家先陣をきった白石城主 片倉小十郎重長は真田幸村と激戦を繰り広げます。大阪城落城前夜、自らの死を覚悟した幸村は、敵将重長公を知勇の兼備の将と見込み、子女阿梅(おうめ)らの後事を託しました。阿梅は重長公の後妻となり、二男大八は片倉四郎平衛守信と名乗り、片倉家家臣から伊達藩士に取り立てられ、守信の息子、辰信の時に真田姓に復しています。


■片倉小十郎公ときちみ製麺の関係
 株式会社きちみ製麺の商標「つりがね印」は吉見家先祖が白石城主 片倉小十郎公の家臣を代々に渡って務めていた関わりから、片倉家の由緒ある旗印「黒つりがね」を使用することをお許しいただき、改めて商標用のデザインをして登記したものです。このつりがねには、名声が天下に鳴り響くようにとの願いが込められています。


■白石温麺「幸村の願い」商品情報
 400年の時を経て、片倉家と今日も深い関係にあるきちみ製麺では、その“幸村の願い”に焦点を当てた商品を開発いたしました。真田幸村と片倉小十郎のイラストを描いた白石温麺に、阿梅姫柄の“梅パウダー入り”温麺が入り3本1セットの商品です。一束ずつ召し上がるも良し、3食分一緒に茹でれば白とピンクの絶妙なコントラストが鮮やか。戦国が生んだ運命の縁を感じ取ることが出来るかもしれません。冷やしでも温めても美味しく召し上がることができる当商品。3,000袋の数量限定品です。

<白石温麺「幸村の願い」商品情報>
100g×3束 476円(税込)
http://tsurigane.com/item/4972806004208/


■今後の展開
 きちみ製麺では白石の伝統食品「白石温麺」の発展と併せて、白石市の文化を日本全国に発信すべく、様々な産業とのコラボレーションを企画しています。地元工芸品伝統こけしを巻紙に描いた「弥治郎こけし×白石温麺」をはじめ、復興の絆として商品開発した「石巻十三浜産わかめ温麺」や宮城県の名産品を使用した「牛タン&テールのあっさりスープ温麺」、「ずんだ温麺」など。今後も話題性のある様々な商品を開発していく予定です。その中の一つとして商品化が実現した白石温麺「幸村の願い」は3,000袋の数量限定品です。


■会社概要
商号 : 株式会社きちみ製麺
代表者: 代表取締役社長 吉見光宣(きちみ みつのり)
所在地: 宮城県白石市本町46
URL  : http://tsurigane.com/

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