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報道関係者各位
プレスリリース

2015.04.15 10:30
株式会社プラネット

 株式会社プラネット(所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上 正勝)は、消費財にまつわるトピックスをお届けする「Fromプラネット」の第10号として、メイク落としに関する意識調査の結果をご紹介します。

表1
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■すっぴんはNG! 日本の女性の8割以上が日常的にメイクをしている
 5月9日はメイクの日です。女性の身だしなみといえる化粧ですが、日本でおしゃれの一部としてされ始めたのは6世紀後半の飛鳥時代ともいわれており、化粧は長い歴史を持つ、奥の深い文化と言えます。
 そこで今回は、化粧にはなくてはならない“メイク落とし”について調査を行い、まずは、女性が日常的にメイクをしているかどうかについて聞きました。結果、85.8%と大多数の人がメイクをしていることがわかりました。さらに、年代別に見てみると、30代以上の85%以上が普段、メイクをしているという結果に。20代女性は約2割が「全くしない」と回答。他の年代よりも高い数値ですが、この年代には学生が含まれているということと、“メイクをしなくても美しい年代だから”というのが理由ではないかと推測されます。

表1:「あなたは普段、“メイク・お化粧”をしていますか」についての回答
http://www.atpress.ne.jp/releases/60309/img_60309_1.png


■約7割が市販の“メイク落とし”を使用している
 次に、化粧を落とす際、何を使っているかについて調査しました。「市販の“メイク落とし”を使っている」人が約7割の69.3%という回答が得られました。こちらは、次ページの「売れ筋ランキング」の結果を含めて考えると、オイルタイプのものやクリームタイプのもの以外に、拭くだけでメイクが落とせる「メイク落としシート」も含む結果ではないかと考えられます。次いで、「市販の“メイクも落とせる洗顔料”を使っている」人が23.5%、ほぼ同数で、「ふつうの洗顔料・石けんを使っている」人が21.3%という結果に。他に、アロマオイルや自作の石けん、今話題のココナッツオイルで落とすというこだわり派も少数ですが見受けられました。

表2:「あなたは、メイク・お化粧を落とす際に、何を使っていますか」についての回答
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■売れ筋は、メイク落としシートとクレンジング
 では、市販のメイク落としでどんな商品が売れ筋なのかを見てみましょう。1位は、クレンジングと洗顔が1度で済む「ビオレ メイクも落とせる洗顔料 うるうる密着泡」の詰替、次いで、2位、3位は拭くだけで化粧がさっと落とせる「メイク落としシート」がランクインしました。クレンジングシートは非常に人気で、トップ10内に3商品が入っています。
 同じく3商品ランクインしているのが、4位「ソフティモ スピーディ クレンジングオイル」の詰替、5位「ビオレ うるおいクレンジングリキッド」、9位「ビオレ メイク落としパーフェクトオイル」のクレンジング。マスカラなど落ちにくいアイメイクを落とすのに適しているので、特に20代~40代に支持されているようです。
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■メイク落としを選ぶ時、価格や効率より、効果と成分を重視
 さて、売れ筋の商品がわかったところで、女性たちが何をポイントとしてメイク落としを購入しているのかを聞いてみました。
 回答で最も多かったのは、「保湿力が高い・水分を奪わない」50.8%という回答。メイクなどの油分を落とすクレンジングは、肌の水分保持力を左右する、細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)、皮脂膜を流出させてしまいがちです。体感的にクレンジング後は乾燥しやすいと感じている人が多いことがうかがえるのではないでしょうか。
 次いで「刺激が少ない」49.0%、「洗浄力がある」48.3%、「簡単に落とせる」48.2%という回答が得られました。
 売れ筋ランキングの上位を見ると、メイクも落とせる洗顔料やメイク落としシートなど、「簡単に落とせる」がランキングの上位に来るかと思われました。しかし、効果と成分を最も重視するという結果に。これは、消費財を厳しい目で選ぶ女性ならではの回答と言えるのではないでしょうか。

表3:「メイク落とし・メイクも落とせる洗顔料について、「こだわりたい点」は何ですか」についての回答
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■メイク落としは素早く。半数以上が、1分未満で落としきっていた
 次に、女性たちがメイク落としにかける時間について調査しました。最も多い回答が「30秒~1分未満」の42.4%。次いで「1分~3分未満」が31.6%となりました。半数以上の58.8%が1分未満で、3分未満の人も含めると全体の90.4%の人が3分未満で手早くメイクを落としきっていることがわかりました。
 クレンジングによる摩擦は、肌荒れや肌の老化につながるとも言われているので、メイク落としは素早く終えることが理想です。しかし、ある調査によると、メイクをする時間の平均は約15分とも言われています。毎朝15分もかけて作りあげたものを、1分足らずで無かったことに……。身だしなみのため、キレイであるために毎日この行為を繰り返す女性たちの努力は、男性には想像がつかないことかもしれませんね。

表4:「メイクを落とすのにかける時間はどのくらいですか」についての回答
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■あれもこれも消えてしまえ!メイクと一緒に落ちたらうれしいもの
 次は、メイクと一緒に落とせたらいいと思うものは?という、ちょっと変わった質問をしてみました。
 1位はダントツで「しみ・ソバカス」66.2%。世代別に見ても、30代から70代の1位に堂々ランクインしています。次いで「毛穴」38.0%。これは、20代以下の1位、30代、40代の2位。皮脂分泌の多い、若い世代の肌悩みが顕著になった結果でした。
 その他、「しわ」や「目のクマ」などそれぞれの肌悩みが回答される中で、「贅肉・たるみ」というユニークな回答も。メイクを落としている間に、肌悩みだけでなく、肥満やエイジングの悩みもするんと落とす……。そんな夢のような商品が、遠い将来には開発されるでしょうか?

表5:「“メイクと一緒に落とせたらいいのになあ”と思うものはありますか」についての回答
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表6:「“メイクと一緒に落とせたらいいのになあ”と思うものはありますか」について、世代別の回答
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■失敗の数だけ女性は美しくなる!メイクに関する驚きの失敗談
 最後に、メイクに関する失敗談やエピソードについて聞きました。メイクのような細かい作業を毎日していると、あっと驚くミスをしてしまうことも。どんなに忙しくてもキレイになるためにメイクを頑張る、いじらしい女性たちの姿をご覧ください。

「メイク・お化粧に関する失敗談、エピソードを教えてください」についての回答
<眉>
●眉毛を書き忘れていて、マッチ棒の燃えカスの炭で描いた。

<マスカラ・アイメイク>
●家に帰って鏡を見たら、汗で滲んだアイライナーやアイシャドウが下まぶたについていてひどい顔だった。
●中学生の時、ビューラーを使っていて、まつげが全部抜けてしまった。
●寝ぼけてアイラインに口紅をひいてしまい、落とすのに一苦労したことがある。

<ファンデーション>
●ファンデーションのあとにお粉をはたいたが、点点とついた状態のまま会社に行っていた。
●顔の輪郭のシェーディング(わざと影色をのせて小顔に魅せるメイク法)の色が茶色過ぎておかしいと笑われた。
●ファンデーションがきれいにのびていなくて、「線になっている」と、指摘された。

<口紅>
●リキッドルージュをたっぷり塗ったら、唇からしたたり落ちて流血しているようだった。
●ばっちりメイクをしたのに口紅を塗るのを忘れ、顔色が怖かった事があった。口紅を塗らないと顔色が悪く見えると初めて知った。

<その他>
●暗いところで化粧をして明るいところへ出たら、すごく濃い化粧に。鏡を見て驚いた。
●メイクの途中で電話を受け、片目だけメイク済の状態で外出してしまった。
●友達の結婚式でつけまつげをつけてもらったら、なかなか本人とわかってもらえなかった。


 いかがでしょうか?ほとんどの人が外出した後に他人に失敗を指摘されて気づくようですが、その時の心情は「恥ずかしかった」人と「敢えてこういうメイクなんだと開き直った」人に分かれるというのも興味深い結果でした。メイクは上手くいく日も失敗する日もありますが、それを一気に無かったことにするのがメイク落とし。そして、女性にとって、外で闘うための戦闘服ともいうべき化粧を脱がせ、本来の自分に返してくれるものでもあります。健やかな肌を保つためにも、メイクを落とさず寝てしまうのはNG。毎日無理なく続けるためにも、自分の肌質やライフスタイルに合った商品をチョイスしたいものですね。


【株式会社プラネットとは】
 メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラとしてサポートしている企業です。
http://www.planet-van.co.jp/


【Fromプラネットとは】
 消費財流通における業務効率化を支えるEDI(電子データ交換)やデータベースサービスを提供する株式会社プラネット(東証JASDAQ上場、証券コード:2391)がご紹介する、旬の消費財にまつわるトピックスです。

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