印刷する

報道関係者各位
プレスリリース

2015.03.03 11:00
デザイナーフーズ株式会社(デリカフーズ・グループ)

デリカフーズ株式会社(本社:東京都足立区、URL: http://www.delica.co.jp )のグループ会社である、デザイナーフーズ株式会社(代表取締役:小笠原 真清、本社:愛知県名古屋市)は農林水産省農林水産技術会議が公募した「農林水産業の革新的技術緊急展開事業(うち産学の英知を結集した革新的な技術体系の確立)」公募研究の採択を受けました。

デリカフーズは、野菜の流通加工を全国に展開し、消費者やマーケットの食に対する多様なニーズの把握に努めるとともに、健康志向ニーズに即した新商品の企画・開発を行ってきました。10年以上の野菜機能評価実績から生まれた国際的にも屈指の「野菜機能データベース」とその成果を活かし、需要創造型提案営業の推進や食品安全確保に対する取組によって多くの御客様から高い評価を頂いております。また、マーケットニーズに基づいた野菜品質評価指標「デリカスコア」を利活用し、多様化する消費者ニーズや付加価値を数値として「見える化」することでサプライチェーン/バリューチェーンを創造してきました。

本研究では、2015年度から開始が予定されている新たな食品の機能性表示に向けて、生鮮食品の機能性評価法開発と実証をおこないます。新たな機能性表示制度では、最終商品の効果効能においては臨床試験結果、また、特定成分に由来する効果効能についてはシステマティック・レビューおよび成分含有量の保証が求められる可能性があります。これらは、現行の食品表示制度と比較すると容易に感じられますが、実際には、臨床試験の実施期間や経費が膨大となり高い障壁になることが推測できます。以上を解決するために、生鮮食品の摂取前後における生体の抗酸化力評価の簡便法を開発し実証します。本法は、生鮮食品の品質評価の新機軸になり得ると考えられ食品市場の活性化の起爆剤となることを確信しています。


【農林水産業の革新的技術緊急展開事業
 (産学の英知を結集した革新的な技術体系の確立)について】
我が国においては、「農林水産業・地域の活力創造プラン」に基づき、農山漁村の有するポテンシャルを十分に引き出し、農林水産業の所得向上を目指すとともに、食料自給率・自給力の維持向上を図ることが最重要課題となっています。このため、農林水産業の活力創造を図るべく具体的な研究課題を特定し、実際の生産現場において、民間企業・大学・独法など我が国の英知を結集し、革新的な技術体系を導入した実証研究への取組を支援するための補助を行います。以上より、実証研究の実施を通じ、大幅なコスト低減、品質向上や国産の強みのある生産物等の生産拡大等による農林水産業経営の収益増大を目指す事業です。


【採択テーマ】
野菜摂取による生体内酸化ストレス抑制効果の極微量血液を用いた迅速簡便低コストな機能性評価システム開発と実証


【事業実施期間】
2015年2月24日~2016年3月31日


【研究代表機関】
デザイナーフーズ株式会社


【会社概要】
社名   :デリカフーズ株式会社
コード番号:3392(東証一部)
本社   :東京都足立区六町四丁目12番12号
代表   :代表取締役社長 小笠原 真清
設立   :2003年4月1日
資本金  :1,377,113千円
事業内容 :
デリカフーズは「業務用の八百屋」です。産地や市場から野菜を仕入れ、お客様のニーズにあわせて工場で野菜をカット。ファミリーレストランやファーストフード、コンビニエンスストアなどの外食産業、中食産業に新鮮な野菜をお届けしています。

印刷する