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報道関係者各位
プレスリリース

2014.07.18 18:45
海遊館

 大阪市港区の海遊館に隣接する商業施設・天保山マーケットプレース内「海遊館サテライトギャラリー minimini水族館」にて、平成26年7月19日(土)~8月31日(日)に「海の宝石 ウミウシ展」を開催いたします。ウミウシ展では、大阪湾などに生息するウミウシの仲間約10種を6つの水槽で展示します。観覧は無料です。

人気のアオウミウシ
人気のアオウミウシ

 ウミウシは、不思議でカラフルな姿がとてもかわいらしい巻き貝の仲間です。最近では写真集などで紹介される機会も増えましたが、飼育が難しいために多くの水族館では飼育しておらず、なかなかお目にかかれない生き物です。今回は、あまり知られていない素敵なウミウシの姿をご覧いただこうと、夏休み限定で生体展示を行うことになりました。
 ウミウシは2~3cmぐらいの小さい種が多く、動きもゆっくりしています。日本だけでも1000種以上いると言われています。今回は大阪湾のウミウシを中心に、人気のあるウミウシから珍しいウミウシまで、期間中、種類を入れ替えながら展示を行います。

 天保山マーケットプレースでは、「海の宝石」のようなウミウシの姿をご覧いただき、海の不思議への驚きや発見を楽しみながら、かわいい姿に癒されていただきたいと考えています。


(1)「海の宝石 ウミウシ展」開催概要
期間:平成26年7月19日(土)~8月31日(日)
時間:10:30~20:00
場所:天保山マーケットプレース3階 海遊館サテライトギャラリー minimini水族館
料金:無料
展示予定:アオウミウシ、マダラウミウシ、ヒメメリベ、クロコソデウミウシ、キヌハダウミウシなど 
※種を入れ替えながら展示を行いますので、時期により、展示していない場合がございます。
Facebookページ:https://www.facebook.com/umiushi.kaiyukansatellitegallery


(2)展示予定のウミウシ
【アオウミウシ】体長約3cm
青、赤、黄色の色彩が美しい、最も有名で、人気のあるウミウシ。
昆虫は触角でまわりのものに触りますが、ウミウシの触角は水中の化学物質を感知するものなので、においをかいでいると言えます。お尻のところにある花びら状の器官は二次えらといって、ここで呼吸をします。

【クリヤイロウミウシ】体長約2cm
紫色の水玉模様と、体の周囲は黄色い縁どりがあり、小さくてかわいいウミウシ。同時に展示するシラライロウミウシなどと並び、やや珍しいウミウシです。

【キヌハダウミウシ】体長約4cm
ウミウシしか食べないウミウシ。他のウミウシと一緒にすると食べてしまうので、単独で展示する予定。這い跡をたどって、ウミウシを追跡する能力があります。とてもやわらかい体です。

【コノハミドリガイ】体長約3cm
海藻の汁をエサにしており、食べた葉緑体を用い、光合成をして栄養を得ることができます。地球上の動物の中で、共生細菌などの力に頼らず自分で光合成をできるのはコノハミドリガイなど一部のウミウシ類だけと言われています。



◆海遊館
株式会社海遊館
TEL:06-6576-5501(海遊館インフォメーション)
http://www.kaiyukan.com/

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