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報道関係者各位
プレスリリース

2014.04.23 17:00
公益社団法人日本エアロビック連盟、国際エアロビック連盟、国際体操連盟

競技エアロビック世界一を競う「スズキワールドカップ2014 第25回世界エアロビック選手権大会」(主催:公益社団法人日本エアロビック連盟、国際エアロビック連盟、国際体操連盟)が、4月13日、大田区総合体育館(東京・大田区)で開催されました。

シニア男子シングル 1位 斉藤 瑞己
シニア男子シングル 1位 斉藤 瑞己

公式サイト: http://www.aerobic.or.jp


1990年に始まり今回で25回となる「スズキワールドカップ」は、世界20の国と地域の代表がエアロビック世界一の座を争う競技エアロビック世界大会の決勝です。
競技は「シニアの部(18歳~)」5部門(男子シングル、女子シングル、ミックスペア、トリオ、グループ)と、「ユースの部(AG1:12~14歳/AG2:15~17歳)」6部門(AG2男子シングル、AG2女子シングル、AG2トリオ、AG1男子シングル、AG1女子シングル、AG1トリオ)の計11部門で争われ、12日に行われた予選には、20の国と地域から225名の選手が参加、各部門の上位が13日の決勝に進出し、世界のハイレベルな演技に、観客からの大声援があがり、選手たちも日頃の厳しい練習の成果を発揮しました。


<ユースの部>
AG2女子シングル部門で、北爪 凛々(群馬県)が20.800点で後続を引き離し2連勝を決め、AG1の優勝含め通算4連勝。今年からAG2出場の古京 祐佳(熊本県)は、準優勝に輝いた。

AG2男子シングル部門では、山下 正紘(静岡県)が見事2位に入り、喜びを爆発させた。

AG2トリオ部門は、国内チームが熾烈なメダル争いを繰り広げ、なんと同点優勝となった。AG2女子シングル優勝の北爪 凛々、萩本 麻耶、小俣 悠里(群馬県/SKJ)トリオと、杉岡 雅、谷本 七海、寺岡 李恵(岡山県/OSKスポーツクラブ)が、いずれも19.700点。実施点、芸術点、難度点とも同点でのダブル優勝となった。

AG1女子シングル部門では、昨年本大会2位の増田 りさこ(群馬県)が見事優勝を勝ち取り、2位には守田 栞捺(岡山県)が入った。AG2女子に続き、こちらも日本人選手がワン・ツーフィニッシュ。

AG1男子シングル部門では、河合 翔選手(群馬県)が見事優勝。キレのある弾ける演技がひと際注目された。

AG1トリオ部門でも、メダルラッシュ!河合 翔、増田 りさこのいずれもシングル優勝選手に澁谷 美月(群馬県/エアロビックアスリートチームジムナ)のトリオが見事優勝。続いて守田 栞捺、安井 美有、安井 友里(岡山県/OSKスポーツクラブ)トリオが準優勝を飾った。


<シニアの部>
男子シングル部門では、見事!期待に応えたのは斉藤 瑞己(群馬県)、22.150点の今大会最高得点で、国内シニア男子としては、1996年以来となる優勝を決めた。高い跳躍と、キレのある技で強豪フランス勢を抑え、素晴らしい演技に会場を埋め尽くす観客からは大歓声が上がった。優勝を決めた瞬間、拍手に包まれ、18歳らしい爽やかな笑顔で、観衆に手を振り応えた。まだまだ目標は高く、22.5点を目指すと話した。是枝 亮選手(北海道)も20点台と健闘し8位に入賞した。

女子シングル部門は、ルーマニア勢が圧勝。コンスタンティン・オアナ・コリナ(ROU)が優勝、ベチェ・マリア・ビアンカ(ROU)が準優勝を決めた。今年からシニアで出場、AG2で優勝経験のある小玉 真菜(岡山県)は6位入賞。2011年本大会優勝の中澤 彩子(長野県)は7位と健闘した。

ミックスペア部門では、強豪揃いの中、金井 拓海、佐柄 夏葉(群馬県)ペアが7位入賞。

トリオ部門では、昨年2位の雪辱を晴らし中国が21点台で見事優勝。日本勢、木代 葉子、小玉 真菜、酒井 まゆ(岡山県)は、女性らしいキレのある、しなやかな舞で3位の活躍。池田 寛人、金井 拓海、斉藤 瑞己(群馬県)は7位と健闘。

グループ部門は、技とパワーで観客を魅了したルーマニア勢が優勝。2位は韓国、3位は僅差で中国となった。


今回も日本勢の活躍が際立ち、エアロビック競技の魅力が存分に楽しめる素晴らしい大会でした。

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