(印刷用ページ)業績回復の裏に潜むホテル業界の人手不足　IT化が遅れている内…

報道関係者各位
プレスリリース

2022.07.13 10:00
オリーブ情報処理サービス株式会社

業績回復の裏に潜むホテル業界の人手不足　
IT化が遅れている内部のシステムの相談が急増

ホテル向けの購買システムを提供しているオリーブ情報処理サービス株式会社(所在地：北海道札幌市、代表取締役：堀田錦二)では、ホテルの業務効率化を目的とした購買システムの導入前、無料相談サービスを2022年7月1日(金)から開始しました。

【ホテル業界の業績回復の影響で人手不足が深刻に】

まん延防止等重点措置期間明け以降、ホテル業界の売り上げが徐々に回復を見せています。ホテル専門の米調査会社STRがまとめた5月の全国平均稼働率は59.9％と前月比3.9％上昇しました。50％を上回るのは3ヶ月連速で、最も高かったのは5月3日の88.1％でした。全国の客室単価も上がっており、前月と比べ1130円高い、1万2,311円に上昇しています。新型コロナウイルス禍前2019年と比べても客室単価が83％まで回復しています。

その結果、観光や外食業界で人手不足が深刻となっています。国内旅行が回復し始めた春頃から時給を上げて募集を再会するところが増えています。リクルートの調べによると、ホテルフロントは前年同月よりも54円高い1,190円、ホテルスタッフも18円高い1,091円と上昇しています。人手不足を解消するために業務効率化を目的としたIT化が今後のホテル業界の課題となりそうです。

【人手不足を解消するITサービスでホテル業界を牽引】

ホテルの業務効率化を目的としたサービスを提供するオリーブ情報処理サービス株式会社でも、コロナ禍以降、人手不足を解消するIT化の相談が増えています。2020年1件だった相談数が、2021年には2件、2022年は5件と2.5倍に増加。相談内容としては、後回しにしていた内部のIT化や業務効率化を目的とした内容がほとんどです。ホテル業界では未だに発注書作成や、FAX送信、商品毎に毎月仕入れや在庫管理を一つ一つ手作業で行っているため、コロナ禍以降人手不足により、問題が顕在化したことで相談件数が増加しました。

オリーブ情報処理サービス株式会社では、そんなホテルの悩みを解決するべく1985年から購買システムの提供を開始しました。ホテルの購買部はホテルの規模や特徴によって大きく異なるため、1社1社に合わせたカスタマイズ必要であり、オリーブ情報処理サービス株式会社が提供する購買システムではそれが可能となっています。購買部はレストランや宴会場などの連携も必要になりますが、紙を使ってやり取りしていたものを全て電子化することで、作業の漏れやミスを無くすことに繋がっています。他部署との情報共有もクラウド上で行われることで、作業効率が上がり、人手不足の解消になります。

ホテルの現状と「オリーブスイート」導入後

「オリーブスイート」の流れ

【内部のIT化が新たなホテルの可能性に繋がる】

導入した購買部様の声：オリーブ情報処理サービス株式会社様の購買システムを利用する前は、電話とFAXを使って発注を行い、納品時に商品と伝票を照らし合わせて検品を行っていました。月末には納品と請求書の照らし合わせる作業を全て手書き伝票で行っていた為、非常に時間が掛かり残業することも多かったです。「オリーブスイート」を導入してからは、手作業で行っていた確認作業が無くなったことで、残業も無くなりミスも減ったので、非常に助かっています。

他社から乗り換えたホテル様の声：もともと他社の同じようなサービスを利用していましたが、オリーブ情報処理サービス株式会社様のサービスが使いやすいと聞き、導入しました。導入した理由としては既存のシステムを提供するのではなく、柔軟にカスタマイズしていただけることにメリットを感じたからです。システム自体も非常にシンプルで、使いやすくわかりやすいため、継続して利用させていただいております。

継続して利用しているホテル様の声：当初からオリーブ情報処理サービス株式会社様の購買システムは利用させていただいております。特に助かっているのは、繁忙期に伝票が2～3倍になるので電話の聞き違いや伝票の読み間違いによるご発注で余計なコストが掛かっていましたが、「オリーブスイート」を導入したことで、伝票がデータとしてデジタル化され、クラウドで一括管理できるので、各部署の連携が以前よりもスムーズになり、業務効率化に繋がっています。現在は他のサービスも利用させていただいています。

代表メッセージ：ホテル向けの購買システムを提供することになったきっかけは、ホテルからの相談が始まりでした。当時はまだホテルのIT化が全く進んでおらず、多くのことが手作業で行われており、夜遅くまで作業をする購買部の人を目の当たりにしました。そんな大変な思いをしている購買部の人の手助けがしたいという思いから依頼を受けました。直接現場に足を運び、購買部の方の話を聞きながら、何度も改善を重ね今の形になっています。現在もホテルの売上に直接関係する業務のIT化は進んでいますが、内部のIT化はまだまだ後回しにされているのが現状です。そんな内部の業務改善を通して、ホテルで働く人たちの無駄な作業や時間を無くし、より働きやすい環境を提供できる、そんなホテルを裏側で支える企業でありたいと思っています。