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フロスト&サリバン、調査レポートを発表: 「サイバー攻撃の脅威の増大により大幅な成長が見込まれる世界の脆弱性管理市場」

米国に本社を置くビジネスコンサルティング企業、フロスト・アンド・サリバン・ジャパン株式会社(所在地: 東京都港区、代表取締役:ロビン・ジョフィ)(以下、フロスト&サリバン ジャパン)は、「サイバー攻撃の脅威の増大により大幅な成長が見込まれる世界の脆弱性管理市場」について調査レポートを発表いたしました。
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フロスト&サリバンの、世界の脆弱性管理に関する最近の分析によると、企業は、デジタルトランスフォーメーションの取り組みにより、サイバー攻撃に対し今まで以上に脆弱になっています。これは、オープンネットワークや、データベースやアプリケーションにより簡単にアクセスできるようになったことによりタッチポイントが増加し、その結果、アタックサーフェスが拡大するためです。拡大したアタックサーフェスには、脆弱性管理(VM)ソリューションへのより大きな投資が必要となりました。その需要により、世界のVM市場は2025年までに25.1億ドル、年平均成長率16.3%に達すると予測されます。

地域で見ると、この市場予測期間、北米が継続してVM市場の最も高いシェアを占めるでしょう。最近出された行政命令により、米国のサイバーセキュリティは同地域で最も大きな需要促進要因になります。欧州、中東、アフリカ(EMEA)は、一般データ保護規制(GDPR)などの規制の結果、2番目に市場シェアが大きな地域になるでしょう。そしてアジア太平洋、中米およびラテンアメリカにおいて、エンドユーザーに対する増大するサイバーセキュリティの重要性、そして急速なデジタルトランスフォーメンション政策により、企業におけるVMが促進されるでしょう。

「新型コロナのパンデミックおよび在宅ワークの実施により組織のアタックサーフェスが拡大しました。企業が事業運営におけるニューノーマルに対応するなか、新たなプラとフォームやアプリケーションに対するVM能力への注目が高まるでしょう」、フロスト&サリバン、サイバーセキュリティ部門のシニアインダストリーアナリスト、スウェタ・R・クリシュナモールティは言います。「更に、ビジネスにおけるネットワーク攻撃を受けるエンドポイント、クラウドアプリケーション、ネットに接続するデバイスの増加により、拡大するアタックサーフェスに対する脆弱性管理の必要性は高まるでしょう」。

スウェタは更に言います、「組織の総合的かつ集中的なセキュリティ対策の動きにより、ベンダーは、上流、下流からの対策、そして代替アプリケーションの提供など、総合的な能力を求められるようになるでしょう。今後10年で、企業にエンド・ツー・エンドのリスク管理を提供する、「総合的なセキュリティ態勢評価ツール」が開発される可能性もあります」。

接続されるデバイス数の増加に伴う脅威の増大や、企業が定期的な脆弱性スキャンと修復を行うことを求める規制上の要件により、VMベンダーには以下のような成長が見込まれます:

•	統合されたプラットフォームにおけるエンド・ツー・エンドの脆弱性管理ワークフローに対応するために、広範な統合機能を備える。これにより、組織は、異なるツールからデータを取り込み、他のプラットフォームでワークフローを起動することができる。
•	新興国に注目し、現地の代理店および付加価値再販業者を特定し、新興国でのビジネス拡大を促進する。
•	収益源としてマネージドセキュリティサービスプロバイダー(MSSP)を活用する。これにより、MSSPおよび顧客の両者に利点をもたらす異なる価格モデルを開発することにより、顧客基盤を拡大する。
•	運用技術(OT)のセキュリティベンダーとの戦略的提携や無機的な取引を通じて、非従来型の環境にアセットタイプのカバレッジを拡大し、能力の獲得と成長の達成を加速させる。

世界の脆弱性管理市場、2025年までの予測は、フロスト&サリバンICT部門の最新の調査分析の一つで、Frost & Sullivan Leadership Councilを通して閲覧可能です。Frost & Sullivan Leadership Councilは、企業がこの不透明な未来で成功するための、継続した成長機会の流れを特定するためご支援します。

原文:
LINK :
https://www.frost.com/news/global-vm-market-sees-strong-growth-due-to-rise-in-cyber-threats-finds-frost-sullivan/
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フロスト・アンド・サリバンについて
フロスト&サリバンは独自のリサーチに基づいて企業のビジネスを成長に導くグローバルな知見を提供し、ビジネスの新たな成長機会の創出からイノベーションの実現までを支援する、リサーチとコンサルティング機能の両方を兼ね備えた企業のナレッジパートナー。世界40拠点以上のグローバルネットワークを軸に、世界80カ国ならびに300に及ぶ主要な全てのマーケットを網羅することで、メガトレンドや海外新興市場の台頭、テクノロジーの進化などのグローバルな変化に対応し、企業がグローバルなステージでビジネスを成功させるための360度の視点に基づいた知見を提供しています。
フロスト・アンド・サリバン・ジャパン株式会社
設立:2014年1月
沿革:2009年3月 日本支社「フロスト&サリバン インターナショナル」設立
2014年1月 日本法人「フロスト&サリバン ジャパン株式会社」設立
代表者:ロビン・ジョフィ(代表取締役)
所在地:〒107-6123 東京都港区赤坂5丁目2番20号 赤坂パークビル23階
URL: https://frost.co.jp/
本リリースに関するお問い合わせ
フロスト・アンド・サリバン株式会社PR事務局(SivanS株式会社内)
担当:Supriti・高谷
Email: press@sivans.jp
フロスト・アンド・サリバン・ジャパン 株式会社

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