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企業理念「働き方、パーソナライズ」を 実現するための会社移転に関するお知らせ

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この度、企業理念「働き方、パーソナライズ」を掲げている「株式会社ディー・マネージ(東京都渋谷区、代表取締役:萱沼徹、以下当社)」「キャップクラウド株式会社(東京都渋谷区、代表取締役CEO:萱沼徹、以下当社)」は、ニューノーマルな働き方を選択できる仕組みを社内に確立させるため、2021年9月22日に本社をNagatacho GRiD(https://grid.tokyo.jp/)に移転することをお知らせいたします。
◼当社にとっての「本社」という存在について
新型コロナウイルス感染拡大前の当社にとっての本社は純粋に「デスクワークなどの仕事をする中心地」でした。朝になれば多くの社員が集まり、外回りが必要な社員は本社で印刷した資料を持って出かけて、夕方になれば再び書類を整理するために本社に戻ることをスタンダートとしていたためです。当時もテレワークの仕組みを会社で用意していましたが、「顔を見て仕事をする方が安心」だと考える社員は大勢いましたし、「テレワーク=自宅での勤務、ということになると自宅の環境を整えきれない」という理由から本社に出社している人が大半だったのです。私達にとって本社は言わば「セーブポイント」でした。仕事の節目には必ず本社を経由することで情報を集約し、コミュニケーションを図っていたからです。これまでの働き方が一変したのはやはり新型コロナウイルス感染拡大の要素が大きくありました。渋谷に本社を構える当社において、感染対策は大きな課題となり、急速にニューノーマルな働き方を会社に用意する必要が出てきたのです。そこで、「働き方選択制度」という新しい制度を社内に設けることになりました。働き方選択制度とは、社員一人ひとりがイキイキ働くために業務都合と自己都合の両軸で働く場所と時間を選択できる制度です(詳細:https://capcloud.co.jp/workstyle/ourstyle/)。
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働き方選択制度を導入したことにより、自宅での勤務を希望する社員が会社の6割強を占めました。残りの3割弱は山梨県富士吉田市にある当社のコワーキングスペース(ドットワーク富士吉田:https://anyplace.work/)で働くことを選択し、残り1割は本社または自宅近くのコワーキングスペースを仕事場にするという結果になったのです。
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▲ドットワーク富士吉田
働く場所が多様化したことにより、多いときには30人ほどが一緒に働いていた本社には今は片手で数えられる人数が出勤することになり、仕事場の光景がガラリと変化しました。また、ITツールを積極的に活用し「どこでも仕事ができる」環境づくりに社員全員が取り組むことで、物理的であった「セーブポイント」からネット空間上に誰でもアクセスできる「セーブポイント」に変えることができました。
 現在、当社においての本社は「働く場所の一つの選択肢」でしかありません。他の仕事場にない機能としては、「本社の住所がある」という点だけになりました。「本社」の位置づけを変えて「本社でしかできない仕事」を極限までなくすことによって、社員が働き方選択制度を活用して自分らしい働き方を見つけることができたのではないかと考えています。
◼新しいオフィスに求める機能について
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▲当社が社員に許可している自宅以外のワークスペース数は9/15時点で299箇所あります
 詳細はanyplaceパスポート設置地点一覧をご覧ください(https://anyplace.jp/anyplace_location/)
働く場所の選択肢が増えたため、できる限り本社内のメンテナンスにコストをかけないようにシェアオフィスへの入居を決断しました。あらゆる仕事場を並列にして業務都合・自己都合で仕事場を選択できる環境こそ、当社が求める環境です。なぜなら、目まぐるしく変わる社会情勢や家庭環境に適応した仕事場を選択するためには、固定化されている場所ではなく複数の選択肢があることが必要だと考えていたからです。

約2年かけて仕組みを整えて、今では安定した仕組みの中で一人ひとりが働く環境を整えられるようになっています。次のステップとして考えているのは「コミュニケーションの拠点を設ける」ことです。働き方が多様化すると、働く場所・働く時間が誰一人として同じではなくなるため、どうしてもコミュニケーションロスが発生します。ロスをできる限り無くすために、オンラインツールの常時接続をして相手の表情を見ながら働く習慣づくりや、雑談用のチャットグループを作成して業務以外の会話をできるようにする試みに取り組みました。結論として分かったのは、「積極的に皆の前で声を出せる人はコミュニケーションが取れるが、そうでない人は輪に入りづらい」ということでした。これまで一箇所のオフィスに集まっていたからこそなんとなく生まれていた雑談が無くなることで、コミュニケーションが数ヶ月遮断されてしまった社員もいます。
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当社は「働き方、パーソナライズ」を掲げており、仕事の仕方・コミュニケーションのとり方も十人十色であると考えています。そのため、全社員で積極的にコミュニケーションを深め合うことは想定していないのですが、社員が自分の意思で選択できるように「コミュニケーションを図る場所や機会」は明確に持ちたいと考えました。その結果、「本社=コミュニケーション拠点」という考え方に至ったのです。「本社に行けば誰かと話せる」「お昼休みの時間に雑談が思いっきりできる」「プロジェクトのキックオフをあえて対面で行うことで温度感を高める」…など、「人と会い、人と過ごし、人と会話する」ことによって生まれるプラスの効果が実感できる場所になることを願っています。
◼これからの働き方について
これまでと同様に、企業理念「働き方、パーソナライズ」をまずは社内で体現できるように常に「働き方」に関してチャレンジ精神を持って取り組んでいきたいと考えています。また、オフィス移転に伴って新しく「コミュニケーション拠点」を設けることにより、社員がイキイキと働ける環境づくりに努めていく方針です。移転を機に、社員一同気持ちを新たに業務に精進する所存ですので、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
◼移転先詳細情報
・移転前:東京都渋谷区渋谷1-8-3 TOC第1ビル8F
・移転後:東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRiD 
     ※電話番号とFAX番号の変更はございません
<Nagatacho GRiDとは>
永田町駅徒歩3分にある新たな社会を構築する人がつながり活動をするコミュニティビル。講演会や記者会見等、多目的利用ができる250名規模のイベントスペースや、動画撮影・配信ができるスタジオ、大小様々な大きさのあるシェアオフィスやコワーキングスペースがある6階建て全8フロアの複合施設です
(Nagatacho GRiD プレスリリース引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000407.000003955.html)
(Nagatacho GRiD 公式Webサイト:https://grid.tokyo.jp/)
<お問い合わせ>
キャップクラウド株式会社(東京都渋谷区渋谷1-8-3 TOC第1ビル8F)
担当者:松永文音(まつなが あやね)(執行役員 兼 社長室室長)
E-Mail:PR_info@capcloud.co.jp
TEL:080-7707-7653(担当者直通/広報に関するお問い合わせはこちら)
   050-2018-7498(anyplaceパスポートの導入検討をされている方はこちら)
キャップクラウド株式会社

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